BIC SIMキャンペーンでお得に乗り換え。使ってみてわかったメリットとデメリット

こんにちは、ライターの横田です。
長い間、スマホ代が安くなると評判のBIC SIMが気になっていたわたし。最近、ようやくBIC SIMに乗り換えました。
契約する前は、「料金が安くなる分、通信速度が遅かったり、通話が途切れたりと不便になるのでは......?」と不安があったんですが、実際にBIC SIMを使ってみて通信や通話で不便を感じることはなく、毎月のスマホ代はなんと半額以下になりました。

そこで今回の記事では、わたしがBIC SIMに乗り換えたときのことや、毎月のスマホ代がどれだけ変わったのか、実際に使ってみて良かった点や気になった点をお伝えしたいと思います。
格安SIMカウンターでの契約とお得なキャンペーン
わたしは、格安SIMの契約がはじめてだったこともあり、わからないことはその場で質問しながら契約したかったので、ビックカメラ内にある格安SIMカウンターでの契約を選びました。

BIC SIMキャンペーン
まず前提として、BIC SIMでは3つの基本プランがあります。
- ミニマムスタートプラン 3GB 1,600円~
- ライトスタートプラン 6GB 2,220円~
- ファミリーシェアプラン 12GB 3,260円~
わたしは前のキャリアで月々5GBまで使えるプランだったので、はじめはBIC SIMでは月々6GBまで利用できる「ライトスタートプラン」で検討していました。
契約の際に、現在のキャンペーン(2018年10月現在)を確認してみると、なんと新規・乗り換えで6ヵ月の間データ容量が2倍、月額料金が600円割引になるキャンペーンをやっていたんです!
一番安いミニマムスタートプランでも、キャンペーンのおかげで6ヵ月間6GB月額1,000円で利用できる!
BIC SIMがここまで安いとはまさに衝撃的......! お得なキャンペーンの詳細(2018年10月現在)について紹介します!
①使えるデータ容量が2倍に!

6ヵ月の間データ通信料が2倍に増量されるというもの。つまり、ミニマムスタートプランなら通常3GBのところを、6GB使えるようになります。
ちなみに一番データ容量の大きいファミリーシェアプランでは1ヵ月24GB使用でき、6ヵ月の合計を出すとなんと72GBも追加でデータが使えることになります!
②「音声通話機能付きSIM」月額料金割引600円割引き

音声通話機能付きSIMの料金が600円引きで利用できます!ミニマムスタートプランなら月額たったの1,000円です。
③初期費用1円

この特典は通常パッケージ代と初期手数料でかかる2,990円がたったの1円になり、ほぼ初期費用なしで契約できるようになります。
キャンペーンが終了した6か月後には、使えるデータ容量は3GBに戻りますが、使ってみて足りなければ6GBが使えるライトスタートプランに変更すればいいので心配はいりません。あとからでも自由にプランを変更できるのは嬉しいですね! というわけで、わたしはミニマムスタートプランで契約しました。
電話をよく使う人におすすめ!かけ放題オプションを追加
BIC SIMの基本プラン内での通話料は30秒あたり20円です。(みおふぉんダイアルアプリからかけると半額で30秒10円)つまり、1分で40円、10分で400円、1時間で2,400円の通話料金がかかります。
電話を使わずにLINEやMessengerなどの無料通話ができるアプリですませられる方は問題ないと思いますが、わたしはライターという仕事柄、スマホで電話を使うことも多いです。基本料金プランで利用していると通話料金がかさんでしまうので、かけ放題オプションの「通話が長い人向け」(月額830円)のオプションを付けました。
このオプションなら、誰とでも10分まで無料で通話できます。通話をきちんと10分以内に抑えるようにさえ気をつければ、通話料を抑えることができるのはありがたいです。
以前との金額比較
わたしは格安SIMカウンターで、ミニマムスタートプラン(月額1,600円※キャンペーンで6ヵ月間は1,000円。)+かけ放題オプション(月額830円)で契約しました。つまりわたしのスマホ代月額は以下のとおりです。
- 6ヵ月のキャンペーン期間中 1,830円(税別)
- キャンペーン終了後 2,430円(税別)
キャンペーン期間中はもちろん安くなりますが、終了後もかなり安いですよね。
カウンターでの申し込みの場合、その場ですぐSIMカードを発行してくれるので、その日から使うことができるのもありがたいです。
どれだけスマホ代が変わったのかわかりやすくお伝えするために、以前契約をしていたキャリアとの料金比較をしたいと思います。
以前に契約していたキャリアのスマホ代月額平均料金を計算したところ月々7,923円かかっていました。ただし、端末補償などのオプション料金や基本料金を超過してしまった通信費などもあるのでこのまま比較するのはフェアではないな......と思い、毎月必須でかかっていた金額を割り出すことにしました。
大手キャリアだと基本料金と5GB分のデータ定額通信料金、ウェブ使用量、これらの料金が最低限かかっていました。通話代を抜いた合計を計算すると、月額6,590円(税別)でした。
そこで、以前のキャリアのスマホ代とBIC SIMに変更してからの金額をシミュレーションしてみました。
1年間のスマホ代比較
ミニマムスタートプラン | 以前のキャリア(通話代含まず) | |
---|---|---|
1ヵ月目 | 2,430円 | 6,590円 |
2ヵ月目 | 1,830円 | 6,590円 |
3ヵ月目 | 1,830円 | 6,590円 |
4ヵ月目 | 1,830円 | 6,590円 |
5ヵ月目 | 1,830円 | 6,590円 |
6ヵ月目 | 1,830円 | 6,590円 |
7ヵ月目 | 1,830円 | 6,590円 |
8ヵ月目 | 2,430円 | 6,590円 |
9ヵ月目 | 2,430円 | 6,590円 |
10ヵ月目 | 2,430円 | 6,590円 |
11ヵ月目 | 2,430円 | 6,590円 |
12ヵ月目 | 2,430円 | 6,590円 |
累計スマホ代(年額) | 25,560円 | 79,080円 |
※2ヵ月目〜7ヵ月目は「BIC SIM キャンペーン」600円割引中の金額です。
年間を通して53,520円も安くなっています。こうして年単位で見ると、大きな金額の違いに驚かされますね。こんなことならもっと早く変えれば良かったです...!
デメリット
このように、年間のスマホ代がぐっと安くなるBIC SIMですが、実際にわたしが使ってみて注意すべき点がいくつかあったので紹介します。
キャリアメールが使えなくなる
BIC SIMだと大手キャリアのメールが使えなくなります。ただ最近はLINEやChatWork、Gmailなどのフリーメールなどで連絡を取り合えるので、キャリアメールを活用しなくても問題ないと思っていました。ただ、ネット銀行で振込や送金をする際にはキャリアメールのアドレスが必要な場合があります。不正送金防止の観点から、ネット銀行はフリーのメールアドレス利用を推奨しておらず、フリーのメールアドレスを使えないケースがあります。
わたしは、「ゆうちょダイレクト」を使うことがありますが、入金・送金手続きをする際にキャリアメールでの本人確認があります。わたしの場合は、銀行への直接訪問で対応可能でしたが、頻繁にネットで入金手続きをする方はこの点に気をつけたほうがいいでしょう。
みおふぉんダイアルアプリの使い方に戸惑う
通話は、「みおふぉんダイアル」というアプリをダウンロードして行います。
はじめはこのアプリの使い方に戸惑いました。
まず、以前使っていた連絡帳との同期を忘れていたので、毎回手打で番号を入力していました......。設定から連絡先をONにすれば、以前使っていた連絡帳と簡単に同期できます。
注意してほしいのがネットで調べたところへ電話をかけるケースです。例えば、会社へ問い合わせの電話をしたいとき、ネットで会社の電話番号を検索しますよね? そのまま電話番号をタップするだけで、電話がかけられるのですが......。
このままかけると、みおふぉんダイアルからの通話ではなくなってしまうので、30秒で20円の通話料金がかかります。みおふぉんダイアルからかければ30秒10円なので、多少面倒でも電話番号をメモしてからアプリに打ち込むと良いでしょう。
みおふぉんダイアルからの発信の際は、番号の先頭に+0037691が自動で付きます。最初は、間違った番号にかけているような気がして戸惑うかもしれませんがこちらはデフォルトの設定なので安心して大丈夫です!
使ってみて良かった点
IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)が便利
どれだけ容量を使ったか可視化されるだけでなく、ON/OFFでデータを効率よく節約できるIIJmioクーポンスイッチ。
これがとても便利でした! 毎日どれだけデータ容量を使ったかを確認できるので、使いすぎたときは外でネットを控えるなどしてコントロールが簡単です。

ミニマムスタートプランの3GB増量は契約して次の月から適用されるので、初月は3GBしか使えません。なので、しっかり使用量をコントロールしようと思い、こまめにスイッチを切り替えていました。
実際使ってみてわたしは3GBで足りたので、6ヵ月のデータ容量2倍期間が終わってからもミニマムスタートプランのままで問題なさそうです。
ギガぞうの自動接続で手間いらず
2018年7月1日から「ギガぞうBIC SIM専用プラン」のサービスがスタートしました。「ギガぞうBIC SIM専用プラン」では、従来の「Wi2 300」のWi-Fiスポット+提携する全国のフリーWi-Fiスポットを利用できます。
こちらのアプリのすごいところは、フリーWi-Fiに自動接続してくれるところ。わずらわしい接続設定をせずに、対応エリアへ入るとそのままネットにつなげられるので快適です!
また、ギガぞうではVPN通信(有料のスタンダードプランの機能)が利用でき、フリーWi-Fiでも安心してアクセスできます。
試しに提携するフリースポットのカフェで使ってみましたが、とても快適でした。ギガぞうには、無料で使えるフリープランと月額500円で使えるスタンダードプランの2種類があります。今回は、30日間の無料トライアル期間だったこともあり、スタンダードプランの機能もすべて利用できました。
今のところ通信面の問題はなし
乗り換えるにあたって不安だった通信の安定性。こちらは、今のところ困ったことはありません。わたしの場合、仕事でいろんな場所へ行くのでGoogle マップの使用が多く、「途中で案内がとまったらどうしよう?」と思っていましたが、そのようなことはありませんでした。
まとめ
BIC SIMに乗り換えてちょうど1ヵ月が経ちました。
キャリアメールが使えなくなったり、Webからそのままタップして電話できなくなったりしましたが、使い慣れてくると気になりませんでした。むしろ、「ギガぞう」のおかげで煩わしい接続設定なしにフリーWi-Fiに接続でき、「IIJmioクーポンスイッチ」で毎月のデータ使用量をしっかり管理できるようになったので、すごく便利になりました。年間のスマホ代も、53,520円安くなったので大満足です。
BIC SIMの利用はお住まいのエリアやスマホの使い方によって合う・合わないがあるかと思いますが、個人的にはかなりおすすめです! ぜひ検討してみてくださいね!
※記事内の金額表記はすべて税抜きになります。