AQUOS sense3 SH-M12 をレビュー!強化されたバッテリー性能で充電長持ち。
「AQUOS sense2 SH-M08」の後継機として登場した「AQUOS sense3 SH-M12」ですが、バッテリー性能が大幅に向上したようです。その他にはどのようなスペックアップを遂げたのでしょうか?色々と見て行きたいと思います。
「AQUOS sense3 SH-M12」の外観や付属品をチェック
まずは外観や付属品などみていきましょう。
マットカラーの落ち着いたデザイン
「AQUOS sense2 SH-M08」から引き続き「AQUOS sense3 SH-M12」でもマットカラーが採用されております。メタリックな煌びやかなデザインが多い中、シンプルで落ち着きのあるデザインとなっております。
端末下部にはType-CのUSBポートがあり、イヤホンジャックは端末上部にあります。
デュアルSIM(DSDV)に対応のSIMトレー
SIMトレーは画面向かって左側にあり、SIMピンではなく爪で引っ掛けて開けるタイプです
「AQUOS sense2 SH-M08」ではSIMスロットが一つでしたが、「AQUOS sense3 SH-M12」ではデュアルSIM(DSDV)に対応しており、二つあるスロットの一つはmicroSDカードスロットと兼用で、容量は最大512GBまで対応しております。
標準・広角のツインカメラ
「AQUOS sense3 SH-M12」では標準・広角のツインカメラとなっております。写真では解りにくいのですがカメラ部分に「おサイフケータイのマーク」がついており、FeliCaなど利用の際はこの部分を近づけます。
手に収まる使いやすいサイズ感
端末サイズは、高さ約147mm×幅約70mm×厚さ約8.9mmとなっており女性は厳しいかもしれませんが、男性であれば片手操作も問題ないサイズ感です。先代から引き継ぎ、アルミボディの触り心地がとても良いです。
急速充電規格ACアダプターを同梱
付属品はユーザーマニュアルと保証書と急速充電規格「USB Power Delivery」に対応しているACアダプターです。
AI対応カメラの性能をチェック
カメラ性能の大きな変化としては「AQUOS sense2 SH-M08」ではシングルカメラだったのに対し、「AQUOS sense3 SH-M12」では標準・広角のツインカメラとなっている点です。画素数は特に変わらずAI機能についてはオートモードが若干増えたようです。QRコード読み込みも健在でした。
料理や花など色彩豊かな写真はとてもキレイに撮れております。夜景撮影は撮影時の画面ではだいぶ画面が荒く見えるのですが実際に撮影した写真画像で見ると全然気にならないレベルとなっております。ただ気軽にパシャパシャ撮れる感じでは無く、ちゃんと撮らないとボケたり画像が荒くなる印象でした。
「AQUOS sense3 SH-M12」のスペック
カラー | ライトカッパー、シルバーホワイト、ブラック |
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サイズ | 高さ約147mm×幅約70mm×厚さ約8.9mm |
ディスプレイ | 約5.5インチ IGZO 1,080×2160ドット FHD+ |
重量 | 約167g |
CPU | Qualcomm(R) SnapdragonTM 630 (SDM630) 2.2GHz+1.8GHz オクタコア |
内蔵メモリ | RAM 4GB / ROM 64GB |
外部メモリ | microSDXC 最大512GB対応 |
バッテリー | 4,000mAh(内蔵) |
連続通話時間 | VoLTE:約2,680分/3G:約2,330分/GSM:約1,110分 |
連続待受時間(静止時) | LTE:約850時間/3G:約960時間/GSM:約850時間 |
アウトカメラ | 【標準】有効画素数 約1,200万画素 CMOS 裏面照射型/【広角】有効画素数 約1,200万画素 CMOS 裏面照射型 |
インカメラ | 有効画素数 約800万画素 CMOS 裏面照射型 |
インターフェース | USB Type-C |
センサー | 指紋認証、顔認証、おサイフケータイ、NFC |
テザリング | 対応:15台(Wi-Fi 10台、USB 1台、Bluetooth(PAN):4台を併用) |
WiFi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
対応周波数 | 4G FDD : Band1(2.0GHz) / Band3(1.7GHz) / Band5(850MHz) / Band8(900MHz) / Band12(700MHz) / Band17(700MHz) / Band18(800MHz) / Band19(800MHz)、3G Band1(2.0GHz) / Band5(850MHz) / Band6(800MHz) / Band8(900MHz) / Band19(800MHz)、GSM 850/900/1800/1900MHz |
SIMカード | nanoSIM×2(うち1スロットは、microSDカードスロットと兼用) |
防水/ 防塵 | IPX5/8 IP6X |
本体付属品 | 保証書 /クイックスタートガイド / ACアダプター |
AQUOSシリーズお馴染みの「IGZOディスプレイ」「防水・防塵」「おサイフケータイ対応」となっており、「AQUOS sense2 SH-M08」と同様にハイレゾにも対応しております。そして特筆すべきはやはり大容量化したバッテリーで、シリーズ最高の4,000mAhとなっております。メーカー発表では「1週間の電池持ち」と謳っているほどでSHARP社の自信が垣間見えます。
「AQUOS sense3 SH-M12」のまとめ
IGZOディスプレイやハイレゾ対応、防水・防塵、おサイフケータイ対応と使い勝手がよく、キャリア端末に慣れた人にも違和感なく使用できるのではないでしょうか。価格も手ごろで、「やっぱり国産メーカーが良い」という方にもオススメの一台です。
「AQUOS sense3 SH-M12」はこんな方にオススメ!
- スマホを安めに抑えたい
- 充電を気にせず使いたい
- おサイフケータイ®を使いたい
- 国産メーカーのスマホ希望