Xiaomi 15T Proを実機レビュー!進化したライカ監修の望遠カメラの鮮明さに驚き。スペックも詳しく解説

2025年9月26日にXiaomiから最新SIMフリースマホ「Xiaomi 15T Pro」が発売されました。
「前作のXiaomi 14T Proと何が違うの?」「カメラやゲーム性能は?」と気になっている方も多いはず。今回は、BIC SIMがXiaomi 15T Proの実機を徹底レビュー。スペック比較や実際の撮影作例、そしてBIC SIMでお得にXiaomi 15T Proを利用するプラン料金のシミュレーションまで詳しく解説します。
デザイン・インターフェース・同梱品
まずは端末の外観と付属品をチェックしていきます。
高級感と実用性を融合したデザイン
Xiaomi 15T Proは、洗練されたフラットデザインを採用。背面がマットな質感のガラス素材で、指紋が目立ちにくく高級感があります。画面サイズは前モデルよりも大きく迫力のある6.83インチの有機ELディスプレイを搭載しています。
柔らかな曲線とエッジデザインで手にフィットしやすい設計です。画面占有率は94.5%、1.5mmの超狭ベゼル設計のため、ゲームや動画視聴の際において没入感をより感じやすくなります。
メインカラーのモカゴールドの他に、ブラック、グレーの3色展開で、いずれも落ち着きのあるデザインです。※写真はモカゴールドです。
デュアルSIMに特化したインターフェース
カメラ側の側面に電源ボタン、音量ボタンを搭載。
本体下部にUSB Type-C対応の充電ポートと、SIMトレーが搭載されています。デュアルSIMに対応していることは前モデルから変わりないですが、SIMトレーの両面に物理SIMを挿入し、nanoSIM+nanoSIMで使用することも可能です。eSIMにも対応しているので、nanoSIM+eSIMまたはeSIM+eSIMなどお好きな組み合わせのデュアルSIMとしての活用が可能です。
豊富な同梱品
Xiaomi 15T Proの同梱品は、ACアダプタ、USB Type-Cケーブル、SIM取り出し用ピン、ソフトケース、画面保護シート(貼付済)、クイックスタートガイドです。
クイックスタートガイド以外はいずれも試供品ですが、充電器やケースが付属しているのは非常に嬉しいポイントです。
Xiaomi 14T Proとのスペック比較
続いては前モデル「Xiaomi 14T Pro」とスペックを比較し、進化した点について解説します。
| 機種名 | Xiaomi 15T Pro | Xiaomi 14T Pro |
|---|---|---|
| カラー |
ブラック グレー モカゴールド |
チタンブラック チタンブルー チタングレー |
|
サイズ (高さ×幅×厚さ) |
162.7mm×77.9mm×7.96mm | 160.4mm×75.1mm×8.39mm |
| 重量 | 210g | 209g |
| メモリとストレージ |
12GB+256GB | 12GB+512GB | 12GB+1TB RAM:LPDDR5X ストレージ:UFS 4.1 |
12GB+256GB | 12GB+512GB UFS 4.0 + LPDDR5X 8533Mbps |
| プロセッサ |
MediaTek Dimensity 9400+ 3nm製造プロセス |
MediaTek Dimensity 9300+ 4nm製造プロセス |
| OS | Xiaomi HyperOS 2 | Android™14ベースのXiaomi HyperOS |
| ディスプレイ |
6.83インチ フラットディスプレイ 有機EL(AMOLED) リフレッシュレート:最大144 Hz |
6.67インチ 有機EL(AMOLED) リフレッシュレート:最大144Hz |
| リアカメラ |
ライカ23mmメインカメラ/5,000万画素 ライカ115mm超望遠カメラ/5,000万画素 ライカ15mm超広角カメラ/1,200万画素 |
ライカ23mmメインカメラ/5,000万画素 ライカ60mm超望遠カメラ/5,000万画素 ライカ15mm超広角カメラ/1,200万画素 |
| フロントカメラ | インディスプレイセルフィーカメラ/3,200万画素 | インディスプレイセルフィーカメラ/3,200万画素 |
| バッテリー |
5,500mAh(標準値)Xiaomi Surgeバッテリー 90Wハイパーチャージ ワイヤレスハイパーチャージ PD3.0/PD2.0に対応 USB-C充電ポート |
5,000mAh(typ)バッテリー 120Wハイパーチャージ 10Wワイヤレスチャージ PD3.0/PD2.0、Mi-FC 2.0に対応 USB Type-C充電ポート |
| AI機能 | AI文章生成/AI音声認識/AI検索/AIダイナミック壁紙/AIクリエイティブアシスタント/Googleかこって検索/AI通訳/Google Gemini | Google/Google GeminiのCircle to Search/AI通訳/AIメモ/AIレコーダー/AI字幕/AIフィルム/AI画像編集/AIポートレート |
| 冷却システム | Xiaomi 3D IceLoopシステム | Xiaomi 3D IceLoopシステム |
| 生体認証 |
画面内指紋センサー AI顔認証ロック解除 |
画面内指紋センサー AI顔認証ロック解除 |
| SIM | デュアルSIM(nano SIM + nano SIM、またはnano SIM + eSIM、またはeSIM + eSIM) | デュアルSIM(nano SIM + eSIM) |
| ネットワーク帯域 |
5G:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/71/75/77/78 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66/71 4G:LTE TDD:B38/39/40/41/42/48 3G:B1/2/4/5/6/8/19 2G:850/900/1,800/1,900MHz |
5G:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/75/77/78 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66 4G:LTE TDD:B38/39/40/41/42/48 3G:B1/2/4/5/6/8/19 2G:850/900/1,800/1,900MHz 4x4 MIMOに対応 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7機能 | Wi-Fi 7機能 |
| おサイフケータイ® | 対応 | 対応 |
| サウンド機能 |
デュアルスピーカー 3マイクアレイ Dolby Atmos®、ハイレゾ & ハイレゾワイヤレス |
ステレオスピーカー Dolby Atmos®、ハイレゾ & ハイレゾワイヤレス |
| 防滴/防水/防塵 | IP68 | IP68 |
| センサー | 近接センサー/環境光センサー/加速度計/ジャイロスコープ/電子コンパス/赤外線ブラスター/フリッカーセンサー/X軸リニア振動モーター/色温度センサー | 近接センサー/環境光センサー/加速度計/ジャイロスコープ/電子コンパス/赤外線ブラスター/フリッカーセンサー/X軸リニア振動モーター |
| 同梱品 | ACアダプタ(試供品)/USB Type-Cケーブル(試供品)/SIM取り出し用ピン(試供品)/ソフトケース(試供品)/画面保護シート貼付済(試供品)/クイックスタートガイド | ACアダプタ(試供品)/USB Type-Cケーブル(試供品)/SIM取り出し用ピン(試供品)/ソフトケース(試供品)/クイックスタートガイド |
前モデルと比較し、「望遠カメラ」「バッテリー」「処理性能」がよりアップデートされました。その3点についてより詳しく解説します。
Xiaomi Tシリーズ初のライカ5倍望遠カメラを実現
シリーズ史上初のライカ5倍望遠カメラによって、光学技術との融合により遠くの被写体もまるで近くであるかのように鮮明に撮影できます。シーンに合わせて5倍の光学ズーム、10倍の光学レベルズーム、20倍以上のウルトラズームで照準を合わせ、さらにAIサポートにより納得のいく写真が撮影できます。Xiaomi 15T Proのズームはスマホカメラの弱点ではなくなりました。撮影した写真はカメラレビューの章でご紹介します。
シリーズ最大5,500mAhでトップクラスの持続時間
前モデルより更に薄型の設計になっていますが、バッテリー容量はシリーズ最大級の5,500mAhへと増量(前モデル比で10%増量)されました。また、ソフトウェアのバージョンなどによって異なる場合がありますが、バッテリーの増量により最大15.29時間の継続使用が可能となり、持続時間も大きく向上しています。90Wハイパーチャージ、ワイヤレス充電にも対応しているので、ブーストモード時、最速36分で100%まで充電が可能です。
MediaTek Dimensity 9400+搭載でゲームもサクサク動く
前モデルよりも進化したMediaTek Dimensity 9400+搭載により圧倒的な処理性能を実現します。スマホの性能が試される高負荷なゲームも最高画質で滑らかに操作が可能で、日常のアプリ起動やマルチタスクも驚くほどスムーズです。また、独自の冷却システムが効率よく熱を逃がすため、長時間の使用でも安定した操作環境を維持できます。
カメラレビュー ライカ監修の表現力
Xiaomi 15T Proの最大の武器はやはりカメラです。今回もライカとの協業により、プロ仕様の写真が簡単に撮影できました。
まず、それぞれのカメラの詳細ですが、リアカメラ(背面側)はトリプルカメラを搭載し、5,000万画素のメインカメラ、5,000万画素の望遠カメラ、1,200万画素の超広角カメラです。フロントカメラ(画面側)は3,200万画素のインディスプレイセルフィーカメラを搭載しています。
望遠カメラで撮影した写真をレビュー
まずは大きくアップデートされた望遠カメラで撮影した写真からレビューします。池袋から直線距離で約9km離れたスカイツリーを1倍~ウルトラズームの20倍で撮影して検証しました。
【1倍】
【5倍】
【10倍】
【20倍】
通常、スマホのデジタルズームで20倍まで寄ると画像が粗くなりますが、Xiaomi 15T Proは違いました。鉄骨の網目や展望台のディテールまで驚くほど繊細に写し出しています。遠くの被写体を大きく、かつ美しく残したいシーンで圧倒的な実力を発揮します。
風景や料理の写真をレビュー
続いてはメインカメラや超広角カメラで撮影した風景や料理の写真をレビューします。ポートレートやマクロ撮影も行ったのでチェックしてみてください。
【ポートレートなし】
【ポートレートあり】
【マクロ撮影】
メインカメラで撮影した花や料理の写真は被写体の質感を鮮やかに、目で見たままに表現してくれるので、写真を見返すだけでその場のシーンや味を思い出せそうです。超広角で撮影した木の写真は、そのダイナミックな構図をくっきりと捉えています。
銅像の写真は初めから被写体にフォーカスを当ててくれましたが、ポートレートモードで撮影することでより被写体が際立っています。
Xiaomi 15T Proのベンチマークスコアをチェック!
Xiaomi 15T Proのベンチマークスコアは2,743,948でした。2025年11月現在、Androidのトップクラスと言われている約250万点を超えています。
| 項目 | スコア | 評価 |
|---|---|---|
| 総合(Total) | 2,743,948 | ハイエンド最高峰クラス |
| CPU | 811,296 | アプリ起動・処理が爆速 |
| GPU | 973,435 | 3Dゲームが最高画質で快適 |
| MEM | 396,909 | 読み書き速度が高速 |
| UX | 562,308 | 操作のレスポンスが良好 |
どの項目も非常に高い点数結果ですが、特に映像処理能力を示すGPUスコアが100万点に近い数値を叩き出したところがポイントです。この圧倒的なグラフィック性能により、原神や最新作のゼンレスゾーンゼロなどの超重量級ゲームで最高画質でもカクつきを感じることなくプレイ可能です。
機能別 Xiaomi 15T Proの魅力
これまで前モデルからアップデートした機能や、カメラ性能についてレビューしましたが、Xiaomi 15T Proにはまだまだおすすめしたい機能があるので、機能別に紹介します。
【ディスプレイ】リフレッシュレート最大144Hzの超鮮明有機EL
Xiaomi 15T Proは、6.83インチの大型有機ELディスプレイを搭載しており、最大144Hzのリフレッシュレートに対応。
最大輝度は3,200nitsに達し日差しの下でも視認性が高く、どんな環境でもクリアな画面表示を保ちます。
【AI機能】日々の作業を効率化するスマートアシスタント
前モデルでも様々なAI機能を搭載していましたが、新たにAI文章生成やAI音声認識、AI検索などが追加されました。それぞれの特徴を簡潔に紹介します。
- AI文章生成
システム全体で活用可能。文章の要約、メモの整理、スペルチェックなど様々なテキスト作業をサポートしてくれます。 - AI音声認識
自動的に音声をテキストに変換し、話者識別しながら会話の内容を要約や翻訳が可能。会議などに最適です。 - AI検索
簡単な投げかけでも、調べたいものの意図を理解し、欲しい情報を正確にリサーチしてくれます。
もちろんGoogle Geminiも搭載されており、電源ボタンを0.5秒長押しすることで簡単に起動するのでGeminiとの会話を円滑に行えます。画面上で見たものを簡単に調べられる「かこって検索」も利用可能です。
BIC SIMの公式キャラクター「ビックシムたん」も画像検索することができました。
【防滴/防水/防塵】あらゆるシーンでも安心
防水防塵性能として極めて高いIP68等級を搭載しており、この高い防御力のおかげでキッチンでレシピを見ながら料理をしたり、外での利用で急な大雨に見舞われても慌てる必要はありません。
しかし、完全防水ではないので、石鹸の使用や海やプールでの利用は避けてください。
【サウンド機能】デュアルスピーカーとDolby Atmos®で臨場感アップ
Xiaomi 15T Proは本体の上下にスピーカーを配置したデュアルスピーカーにアップデートしています。画面横向きでゲームを楽しむ際に左右からバランス良く音が広がります。さらに、立体音響技術「Dolby Atmos®」にも完全対応。映画などのセリフはクリアに、効果音などは重厚感があり、まるでその場にいるような臨場感が味わえます。
Xiaomi 15T Proの発売日と価格
発売日
Xiaomi 15T Proの発売日は2025年9月26日です。
2025年11月現在は発売済みなので、購入が可能です。主にXiaomiの直営店や公式オンラインサイトはもちろん、ビックカメラなどの家電量販店などでも取り扱いを行っています。人気の機種なので、購入を検討している場合は事前に在庫状況をご確認いただくとスムーズに購入できます。
価格
Xiaomi 15T Proの価格は約10万円前後です。
ハイエンドモデルですが、プロ仕様のカメラや大容量バッテリーなど数々の高スペック性能を搭載しているため納得の価格です。
Xiaomi 15T Proを使うならBIC SIMがおすすめ!
新しいスマホに替えるなら、料金プランの見直しもしませんか?Xiaomi 15T Proを使うなら、ビックカメラのモバイルサービス「BIC SIM」がおすすめです。BIC SIMは低価格な料金プランに加え、ビックカメラならではのサービスも利用可能です。詳しく紹介します。
低価格で使い方に合わせたプランを選べる
BIC SIMのギガプランは、2GB/850円~55GB/3,900円まで、低容量から大容量まで8段階のプランから、利用シーンに合わせてお選びいただけます。定額プランなので、使い過ぎで料金が上がる心配もなく、余ったギガは翌月末まで繰り越しが可能です。また、ご家族でデータシェアもできるので無駄なくお得に利用可能です。
データ増量や月額割引などのお得なキャンペーンも実施しているので、チェックしてみてください。
安心の店舗契約&ポイントで月額料金をお支払い
BIC SIMは全国のビックカメラやコジマ店舗の取り扱い店舗にて、対面サポートを受けながらご契約いただけます。「携帯料金を安くしたいけど、初めての格安SIMは分からないことが多くて不安...」という方もスタッフがご説明しますのでご安心ください。
また、ビックカメラのお買い物で貯まったポイントはBIC SIMの月々のお支払いに充当するビックポイント支払いもございます。
最短即日発行のeSIMに対応
BIC SIMはeSIMに対応しているので、Xiaomi 15T ProでeSIMのデュアルSIM活用をされたい方はぜひご検討ください。eSIMならWEBのお申込みでも最短即日発行できるので、お仕事や家事で忙しい方でも24時間、どこからでもお申込みいただけます。
まとめ
今回はXiaomi Tシリーズの最新モデル「Xiaomi 15T Pro」をレビューしました。前モデルから引き継がれたライカ監修のカメラもアップデートされており、長く使える高級感たっぷりの1台でした。以下が本記事のまとめです。
- Xiaomi Tシリーズ初の5倍望遠カメラを搭載
- 10%増量された5,500mAhの大容量バッテリーで長時間の使用も安心
- 270万点超えのベンチマークスコアでゲームも動画視聴もサクサク
- AI機能も追加され日常のタスクをサポート
BIC SIMコラムは今後もXiaomiの最新情報をお届けします!
この記事を書いた著者:中村 萌
大手キャリアの店長として、数多くのお客様のリアルな声に触れてきた経験を基に、現在はBIC SIMのWEBマーケティングを担当。スマホ選びで後悔しないためのポイントや、おトクな情報を分かりやすく解説します。
監修者:門田 啓佑
役職/職業:MVNO事業部長/BIC SIM責任者
大手通信キャリアで店長・エリアマネージャーを歴任し、全国規模の接客コンテストで優勝。その経験を基に、現在はBIC SIM事業責任者として、お客様に最適なサービスの企画・運営を統括する。


