「AQUOS zero2 SH-M13」をレビュー!世界最軽量・4倍速ディスプレイのハイスペックスマホ
本日2月28日に発表されました「AQUOS zero2 SH-M13」ですが、2019年に発売された「AQUOS zero SH-M10」の後継機となります。SHARPのフラグシップモデルとしてどのようなスペックアップを実現したのでしょうか。
「AQUOS zero2 SH-M13」の外観をチェック
それではまず外観から見ていきましょう。
宇宙をイメージさせる「アストロブラック」
端末カラーはこちらの「アストロブラック」の1色です。センターに配色されているダークブルーがアストロ感を演出しており良い感じですね。SHARPのスマホは割とシンプルで控えめなデザインが多いので、本端末はちょっと今までの端末とは趣の違いを感じます。
端末上部にはSIMトレーとスピーカー、端末下部にはUSBポートとスピーカーとマイクが付いております。イヤホンジャックは付いておりませんが同梱物に3.5mmイヤホンジャック変換アダプタが付いてくるので安心です。
デュアルSIM(DSDV)に対応のSIMトレー
SHARPのスマホは爪で引っ掛けるタイプのSIMトレーが多いのですが本シリーズではSIMピンを使います。
SIMトレーはデュアルSIM(DSDV)に対応しておりnanoSIMカードが2枚入れられます。SDカードは入れられないので外部メモリは使用できません。ただ、内蔵メモリが256GBあるので困る事はそうそう無いと思います。
超広角&標準のツインカメラ
約2,010万画素、125度の超広角カメラと約1,220万画素の標準カメラを搭載しております。電子式と光学式のW手振れ補正がついており、気軽にパシャパシャ撮れる感じでした。
撮影モードは上記の通りですがAIオートで背景のぼかしや暗所での撮影も自動でできたので、普段は常にAIオートでも何ら問題無く満足な撮影ができると思います。
インカメラについてはウォーター型ノッチが採用されており、極力ディスプレイの邪魔をしないような配置となっております。
4倍速ハイレスポンス&10億色有機ELディスプレイ
何やら凄そうな数字が並んでおりますが、まずハイレスポンスモードをONにする事で毎秒60回の表示変化が、4倍の毎秒240回の表示変化となります。アプリ側の仕様次第では4倍速にならない場合もありますが、高速表示の際の残像感がかなり軽減されタッチ性能も向上します。デモアプリで試してみたのですが、音楽系ゲームでよくあるようなシーケンスの動きが物凄くくっきりしており、かなり快適にプレイできました。
次に10億色有機ELディスプレイの方ですが、もはや適切な表現が見つからず、シンプルに「超絶美麗」としか言いようがないです。これは4倍速ハイレスポンスモードと同様に、写真ではお伝えしにくいので是非店頭などで実機をお試しください。
「AQUOS zero2 SH-M13」のカメラ性能をチェック
先代の「AQUOS zero SH-M10」からの変化としては、ツインカメラとなり手振れ補正機能が向上しているようです。
すべてAIオートで撮影しましたが、撮影ミスがかなり少なく夜間でもササっと簡単に撮影できたので、とても快適な使用感でした。
「AQUOS zero2 SH-M13」のスペック
カラー | アストロブラック | |
---|---|---|
サイズ | 高さ 約158mm×幅 約74mm×厚さ 約8.8mm | |
質量 | 約141g | |
連続通話時間 | VoLTE:約2,170分/ 3G:約1,900分/ GSM:約870分 | |
連続待受時間(静止時) | LTE:約550時間/ 3G:約615時間/ GSM:約530時間 | |
対応バンド |
LTE:B1/ B2/ B3/ B4/ B5/ B7/ B8/ B11/ B12/ B13/ B17/ B18/ B19/ B20/ B28/ B38/ B39/ B41/ B42 3G:B1/ B2/ B4/ B5/ B6/ B8/ B19 GSM:850/ 900/ 1,800/ 1,900MHz |
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バッテリー容量 | 3,130mAh(内臓電池) | |
Wi-Fi® | IEEE 802.11a/ b/ g/ n/ ac | |
Bluetooth® | Ver.5.0 | |
ディスプレイ | 約6.4インチ フルHD+(2,340×1,080ドット)有機EL | |
カメラ | アウト標準 | 有効画素数 約1,220万画素 CMOS 裏面照射積層型 |
アウト広角 | 有効画素数 約2,010万画素 CMOS 裏面照射積層型 | |
イン | 有効画素数 約800万画素 CMOS 裏面照射型 | |
CPU |
Qualcomm® Snapdragon™ 855 2.8GHz+1.7GHz オクタコア |
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プラットフォーム | Android 10 | |
メモリ | 内臓:RAM 8GB、ROM 256GB | |
SIMカードスロット | nanoSIM×2 DSDV対応 | |
防水・防塵 | IPX5/ IPX8(お風呂防水対応)・IP6X | |
その他機能 | 国民保護情報(Jアラート)にも対応した緊急警報/ 簡易留守録 | |
付属品 | 保証書/ クイックスタートガイド/ SIM取り出しツール(試供品)/ 3.5mmイヤホン変換アダプタ |
世界最軽量の衝撃の軽さ
まず特筆したいのが端末の軽さです。バッテリー容量が3,130mAhあり、ディスプレイも約6.4インチと大型なのにも関わらず約141gという超軽量端末なので、初めて持つ方は間違いなくその軽さに驚くと思います。
ゲーミングスマホとしての側面
CPUやメモリの性能は申し分なく、4倍速のハイレスポンスモードでゲーミングスマホとしても活用できます。さらに先述の通り超軽量ボディなので長時間のプレイでも負担はかなり少なく済みます。ゲーム中の通知抑止などのゲーム専用メニューも用意されているので、ゲーミングスマホを検討している方は候補の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
「AQUOS zero2 SH-M13」のまとめ
「10億色有機ELディスプレイ」「4倍速ハイレスポンスモード」「超軽量ボディ」に加え、「防水・防塵」「おサイフケータイ®」「ハイレゾ対応」とAQUOSシリーズ定番の機能も備え、最高峰の使い心地だと感じました。是非店頭などで「AQUOS zero2 SH-M13」の魅力に触れてみてください。
「AQUOS zero2 SH-M13」はこんな方にオススメ!
- キレイな画面やサウンドで映像を楽しみたい
- おサイフケータイ®を使いたい
- ゲームを快適にプレイしたい
- とにかく軽いスマホが良い