AQUOS sense4をレビュー!充実機能の使い勝手の良いスマホ。
11月19日にSIMフリー版のAQUOS sense4が発表されました。根強い人気があるAQUOSシリーズですが先代モデルAQUOS sense3ではAQUOSシリーズではお馴染みの「防水・防塵」「おサイフケータイ対応」といった日本市場向けな特長のほか、バッテリー性能が大幅に強化されました。果たしてAQUOS sense4でもその流れは継承されているのでしょうか。
AQUOS sense4の外観をチェック
まずはデザインを含めた外観を見ていきます。
先代モデルを踏襲したマットな質感
デザインについてはカラーも含め先代モデルと大きな変化なく、マットな質感の落ち着いたデザインです。ブラックは若干指紋が気になりますがメタリックカラーの端末に比べると汚れが目立ちにくいです。
サイズはほぼ変わらずに画面占有率はアップ
端末サイズは縦横1mmずつぐらいしか変わってないのですがノッチのデザインがウォータードロップ型に変わっており、ディスプレイサイズは5.5インチから5.8インチと大きくなっております。解像度は2,280×1,080ドットでシリーズお馴染みのIGZOディスプレイです。
USBポート・インターフェース関連
SIMカードスロットはディスプレイに向かって左上にありSIMピンを使わず指で引っ掛けて空けられるタイプとなっております。
DSDV対応でnanoSIMが最大2枚入りますが一つはmicroSDXCカードスロットも兼ねているので排他利用となります。microSDXCカードは最大1TBまで対応しているので動画や写真をたくさん撮影される方でも安心です。
ディスプレイに向かって右側には3つのボタンが付いており一番上はボリューム調整、一番下は電源ボタンとなります。一般的にこの2つのボタンだけなのですが、真ん中のボタンはいったい何でしょう......
試しに押してみましたが、どうやらGoogleアシスタントを起動するためのボタンのようです。
ワンタッチでGoogleアシスタントを起動できるので活用されてる方には便利なのではないでしょうか。
そのほか端末上部にはイヤホンジャック、端末下部にはTypeCのUSBポートが設置されております。
AQUOS sense4のカメラ性能をチェック
つづいて気になるカメラ性能です
AIオートで様々なシーンも簡単撮影
撮影時はあいにくの曇天で日もそろそろ落ちそうな暗い空模様でしたが気にならないぐらいの鮮やかさです。
フォーカスの当たっている花以外がしっかりぼかされております。
料理の撮影も簡単にジューシーな写真が撮れました。
店内の暗めの照明でも問題なく撮影できます。
夜景も同じくAIオートで綺麗に撮れます。
光学2倍ズーム、広角にも対応の3眼カメラ
また本機は光学2倍ズームや広角撮影にも対応しているとの事で試してみました。1枚目が広角、2枚目が通常、3枚目が2倍ズームです。
2倍ズームでもしっかり撮れており、個人的には子供の行事の撮影などにも使えそうだなと感じました。
AQUOS sense4のスペックをチェック
カラー | ライトカッパー / ブラック / シルバー | |
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寸法/質量 | 高さ 約148mm×幅 約71mm×厚さ 約8.9mm/約177g | |
連続通話時間 | VoLTE:約3,800分/3G:約2,430分/GSM:約1,320分 | |
連続待受時間(静止時) | LTE:約1,020時間/3G:約1,160時間/GSM:約1,010時間 | |
対応バンド |
LTE:Band1 / Band3 / Band5 / Band8 / Band12 / Band17 / Band18 / Band19 / Band39 / Band41 3 G:Band1 / Band5 / Band6 / Band8 / Band19 GSM:850 / 900 / 1800 / 1900MHz |
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バッテリー容量 | 4,570mAh(内蔵電池) | |
Wi-Fi® | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooth® | 5.1 | |
ディスプレイ | 約5.8インチ フルHD+(2,280×1,080ドット)IGZO | |
カメラ | アウト広角 | 有効画素数 約1,200万画素 CMOS |
アウト標準 | 有効画素数 約1,200万画素 CMOS | |
アウト望遠 | 有効画素数 約800万画素 CMOS(光学2倍ズーム対応) | |
イン | 有効画素数 約800万画素 CMOS | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 720G 2.3GHz+1.8GHzオクタコア | |
プラットフォーム | Android™ 10 | |
メモリ | 内蔵:RAM 4GB、ROM 64GB/外部:最大1TB(microSDXCカード) | |
SIMカードスロット | nanoSIM×2 DSDV対応(1基はmicroSDXCカードスロットと排他利用) | |
防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X | |
耐衝撃 | MIL-STD-810G準拠 | |
その他機能 | 国民保護情報(Jアラート)にも対応した緊急警報/簡易留守録 | |
付属品 | 保証書/クイックスタートガイド/急速充電器(ACアダプター) |
先代モデルのAQUOS sense3でもシリーズ最高のバッテリー性能と謳われておりましたが、さらにそれを超えてきたようです。端末の使用状況にもよるとは思いますがメーカー情報では1週間の電池持ちとの事です。
そのほかCPU性能についても上げてきており、こちらもメーカー情報ですがAQUOS sense3と比べるとCPUの処理性能は約2.2倍、GPU処理性能は約4.2倍、データ読込速度は約2.4倍とスペックアップしているようです。
AQUOS sense4のまとめ
先代モデルに比べ写真がより簡単に撮影できて、しかもクオリティが上がったと感じました。バッテリーも高容量なのに重たく感じず、防水防塵と使い勝手が良いなという印象です。
また「おサイフケータイ対応」や、ホーム画面のアイコン、文字などを見やすく変更できる「かんたんモード」も搭載しており、様々なユーザーのニーズに応えようというメーカーの姿勢を感じます。
さらに顔認証だけでなく指紋認証機能もあり、文中では触れておりませんがアルコール除菌シート対応もしているという、コロナ禍の世相にも配慮されている1台です。
低価格帯のモデルなのでお求めやすく、次のスマホを何にしようか迷っている方には、候補の一つとして迷わず提案したいと思えるスマホでした。
AQUOS sense4はこんな方にオススメ!
- 充電持ちの良いスマホが使いたい
- 防水・防塵、おサイフケータイ対応のスマホがいい
- マスクを外すのが面倒なので指紋認証を使いたい
- Googleアシスタントを活用している