AQUOS sense4 plusをレビュー!大画面・ステレオスピーカー搭載のエンタメ仕様スマホ
2020年12月25日にブラックカラーのみ先行で発売されますSIMフリー版AQUOS sense4 plusですが、AQUOS史上最大のディスプレイサイズとの事です。
キャッチコピーも「でかいは、しあわせ」となっており、ディスプレイを大きくした事には何か狙いがありそうですね。そこも踏まえて色々見て行きたいと思います。
AQUOS sense4 plusの外観をチェック
それではまず外観から見て行きましょう。
シンプルながらも深みを感じるデザイン
AQUOSシリーズのスマホは総じてシンプルなデザインが多いのですが本機AQUOS sense4 plusでは控えめにグラデーションが掛かっており、色に深みがでております。
確かに大きい!6.7インチディスプレイ
ディスプレイサイズが6.7インチと、ここ最近で発売されているスマホのディスプレイサイズと比べてもトップクラスに大きいです。
メーカー情報によると液晶テレビのAQUOSで培った技術を用いた「リッチカラーテクノロジーモバイル」により、最適な画質調整で大画面でも美しく映像を表示できるとの事です。
また大きいスマホとなると重さが気になるところですが、同サイズ感のスマホは大体200g前後が平均の中、AQUOS sense4 plusは約197gなので平均値の範疇になります。実際持ってみた感じでも特に重さは気になりませんでした。
さらにスマホの側面が、指に沿うようにくぼんでいるのでグリップ性もよく、大きさによる持ちにくさをカバーしております。
広角、マクロ、深度に対応した4眼カメラ
AQUOS sense4 plusは広角、標準、マクロ、深度と4つのカメラを搭載しております。望遠レンズこそ付いてはいませんが、広角撮影から接写撮影、背景ぼかしと幅広い撮影シーンに対応しております。
そして面白いなと思ったのが「ガイド線(グリッド)」の種類の多さです。大体のスマホではせいぜい数種類かと思いますがAQUOS sense4 plusではなんと14種類ものガイド線を用意しております。利用シーンも書かれているので写真撮影の練習にもピッタリだと思いました。
また上記の写真では解りにくいかもしれませんがインカメラが画面右上にあるのも特徴的でした。インカメラも標準と深度の2眼カメラとなっており、自撮りでも背景ぼかしに対応します。
インターフェース関連
SIMカードスロットはnanoSIM×2のDSDV対応です。ただし片側はmicroSDXCカードと併用なのでSIM×2枚か、SIM+microSDXCカードの組み合わせの利用になります。ちなみにmicroSDXCカードは最大1TBまで対応しております。
端末横側には1番上にボリュームキー、1番下に電源ボタン、真ん中にはAQUOS sense4にもありましたGoogleのアシスタント機能をワンタッチで呼び出すアシスタントキーが搭載されております。
そのほか端末上部にはイヤホンジャック、端末下部にはUSBポートTypeCが搭載されております。さらに端末上下にスピーカーが搭載されているため、画面を横持ちした時に左右から音声が出力されるステレオサウンドが楽しめます。
AQUOS sense4 plusのカメラ性能をチェック
広角、標準、マクロ、深度の4眼カメラで撮影してきました。ただ1点だけ残念なことに広角での撮影が出来ておりません......。カメラ起動時の手元にある人型のアイコンと山のアイコンがあり、その山のアイコンを選択すると広角になるようでしたが撮影時に気づけず......無念です。
逆光での撮影も接写の撮影もそつなくこなしております。
次に深度カメラです。通常撮影でもAIの判断で背景をぼかしてくれますが、意図的にぼかしたい時には背景ぼかしモードを選択する事も可能です。
一枚目が通常撮影で二枚目が背景ぼかしです。細く飛び出した枝などは背景と同化してぼかされてしまっておりますが、全体感としては遠景との区別がついており遠近感のある写真に変化しております。
夜間撮影も快適でした。若干のホールド時間は必要ですが一般的な夜景モードと同感覚です。
AQUOS sense4 plusのスペック
寸法/質量 | 高さ約166mm×幅 約78mm×厚さ 約8.8mm/約197g | |
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連続通話時間 | VoLTE:約3,000分/3G:約1,950分/GSM:約1,000分 | |
連続待受時間(静止時) | LTE:約720時間/3G:約820時間/GSM:約770時間 | |
対応バンド |
LTE:Band1/ Band2/ Band3/ Band4/ Band5/ Band7/ Band8/ Band11/ Band12/ Band17/ Band18/ Band19/ Band26/ Band28/ Band41 3 G:Band1/ Band2/ Band4/ Band5/ Band6/ Band8/ Band19 GSM:850/900/1800/1900MHz |
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バッテリー容量 | 4,120mAh(内蔵電池) | |
Wi-Fi® | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooth® | 5.1 | |
ディスプレイ | 約6.7インチ フルHD+(2,400×1,080ドット) TFT | |
カメラ | アウト | 有効画素数 約4,800万画素 CMOS(標準),約500万画素 CMOS(広角),約190万画素 CMOS(マクロ),約190万画素 CMOS(深度) |
イン | 有効画素数 約800万画素 CMOS(標準)約190万画素 CMOS(深度) | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 720G 2.3GHz+1.8GHz オクタコア | |
プラットフォーム | Android™ 10 | |
メモリ | 内蔵:RAM8GB、ROM128GB/外部:最大1TB(microSDXCカード) | |
SIMカードスロット | nanoSIM×2 DSDV対応(1基はmicroSDXCカードスロットと排他利用) | |
防水・防塵 | IPX5/IPX8(お風呂防水対応)・IP6X | |
その他機能 | 国民保護情報(Jアラート)にも対応した緊急警報/簡易留守録 | |
付属品 | 保証書/クイックスタートガイド/急速充電器(ACアダプター)/SIM取り出しツール(試供品) |
CPUはQualcomm® Snapdragon™ 720G、RAMはなんと8GBと処理能力をだいぶ上げてきたようです。また画面のリフレッシュレートは90Hzで、他メーカーのハイエンドモデルと同等の数値となっており、モバイルゲーマーを意識したスペックとなっております。
防水・防塵、おサイフケータイ対応、生体認証についても顔認証と指紋認証を搭載しており盤石です。かんたんモードも搭載しているのでスマホの操作に慣れていない方でも安心ですね。
AQUOS sense4 plusのまとめ
大画面の美麗ディスプレイ、ステレオスピーカー搭載で動画を快適に視聴する事ができます。
それだけではなく高めのCPU性能とハイエンドモデルと同等のRAM容量やリフレッシュレートで、モバイルゲームにも適したスペックです。
動画視聴とゲームプレイを快適にこなすAQUOS sense4 plusは、まさにエンタメ向きなスマホだと感じました。
AQUOS sense4 plusはこんな方にオススメ!
- 大画面、ステレオサウンドで動画を視聴したい
- モバイルゲームを快適にプレイしたい
- 防水防塵、おサイフケータイ対応のスマホを使いたい