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2021.10.14

「Mode1 GRIP」をレビュー!扱いやすいコンパクトサイズのスマホ!

「Mode1 GRIP」をレビュー!扱いやすいコンパクトサイズのスマホ!

2021年10月10日に発売されたピーアップの「Mode1 GRIP」ですが、大型ディスプレイが主流となってきている中、非常にコンパクトなサイズのスマホとなっております。

大画面でコンテンツを楽しめる一方で、片手での操作は難しくなりポケットやバッグに入れた際もかさばるので、実は小さめのスマホを求めている方も少なくないと思います。

本機はなんと長さ約13.8cm、幅5.6cmとかなりコンパクトなサイズで、片手にすっぽり収まるサイズ感です。

本記事ではそんな「Mode1 GRIP」をレビューしていきたいと思います!

「Mode1 GRIP」の外観や同梱品をレビュー

それではまずはそのコンパクトな外観や同梱品について見ていきましょう。

片手で楽々操作、持ちやすいサイズ感

実物を見たときに思わず「小さい!」と声に出してしまうぐらい、最近のスマホの中ではかなり珍しいサイズです

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写真の通り片手にすっぽり収まるサイズで、片手だけで画面の隅々までタップできました。

筆者は手が大きい方なので全ての人がそうとは限りませんが、持ち方を工夫すれば手が小さめの方でも片手での操作はいけそうです。ちなみに画面のサイズは約5インチでTFT液晶が使われております。

シンプルでソリッドなデザイン

カラーはアーバングレイ、スタイリッシュホワイトの2パターンで写真の物はスタイリッシュホワイトです。サイズ感が解るように単三電池を並べてみましたが伝わるでしょうか......

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デザインについては背面に桧垣(ひがき)柄の加工がされており、シンプルなカラーですがデザイン性もありクールな印象です。

広角対応の2眼カメラ

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カメラは約4,800万画素のメインカメラと、約800万画素の広角カメラの2眼カメラです。インカメラは約2,500万画素と申し分ない画素数のカメラが搭載されております。

インターフェース関連

USBポートはTYPE-Cでイヤホンジャックは付いていません。

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こちらも最近のスマホではかなり珍しいのですがストラップホールが付いています。また珍しいという意味では同梱品にUSBポートの蓋のような物が付いていました。

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付けるとこんな感じなのですが取り扱い説明書などを確認しても特に明記はなく、使い方や使用目的として正しいのかは解りませんでした。

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SIMトレーは2つスロットがついておりDSDV対応となっておりますが、5G対応ではないので5Gを利用したい方はご注意ください。またSLOT2の方はmicroSDカード対応になっているのでSIMを2枚使わない場合は外部メモリーとしてmicroSDカードの利用が可能です。メモリーカードの最大容量は256GBのようです。

同梱品

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同梱品は、SIM取出し用ピン、USBポートキャップ(?)、保護ケース、TYPE-Cケーブル、取扱説明書、クイックガイドになります。充電器が同梱されていないので、お持ちでない方は別途用意する必要があります。

「Mode1 GRIP」のカメラ性能をチェック

「Mode1 GRIP」のカメラは先に触れたとおりメインカメラは4,800万画素と申し分ないスペックです。

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カメラアプリのUIはシンプルで画像と動画の選択の他、カメラ反転、HDR、広角切替、フラッシュ設定などです。

ただ実際に触ってみたところ少々難点がありまして、花のアイコンをタップすると広角モードに切り替わるようですが、アイコンに変化が無いので現在どちらを選択しているのか解らなくなってしまいました。また花のマークなのでマクロ撮影なのかと思ったのですが、恐らく被写体の変化からして広角モードに切り替わっていると思います。

ちょっと推測的な表現が続いてますが、色々と検索してみたところ明確に何モードに切り替わるのか、記事執筆時点では公式サイト含め見つけられなかったので、今後どこかに記載される事を期待してます。

また、撮影モードがたくさん取り揃えられておりまして面白そうでした。

camera_mode.png

全てを試せてはいませんが基本のオートモードにて色々撮影してみました。

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全体的な感想としては彩度は少し控えめな仕上がりで、ピントが合うのに少し時間が掛かる印象でした。端末サイズが小さいので微妙なピントのずれに気づきにくく、大きな画面で表示したときにピントがずれている写真がいくつかある事に気づきました。

画素数は高い数値なので写真自体はとても綺麗に撮れるのですが、彩度の好みや、ピントのクセを許容できるかというところがポイントですかね。

また明確にマクロモードが無いので推測にはなりますが、こちらマクロの距離感で撮った写真です。

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結構近くまで接写できましたが、やはり明確にマクロモードの切り替えが欲しかったなと思いました。

次に夜景です。一枚目が撮影モード無効、二枚目がオートモード(夜景)です。

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大きな写真で見比べないと解りにくいと思いますが、オートモード(夜景)の方が彫り物の細部がしっかり写っております。

カメラによっては夜景モードだと数秒カメラを固定する必要があったりしますが、本機のオートモード(夜景)はピントが合う時間が圧倒的に早くなり、細部までしっかり写せるので夜間の撮影はオートモード一択ですね。

「Mode1 GRIP」のスペック

カラー アーバングレイ、スタイリッシュホワイト
OS Android11
CPU Helio P70
CPU周波数 Arm Cortex-A73 4Core 2.1GHz
Arm Cortex-A53 4Core 2.0GHz
CORE数 Octa Core
プロセッサー 64ビット
GPU Arm Mali-G72 MP3 900MHz
RAM容量 4GB
ROM容量 64GB
バッテリー容量 2,620mAh
対応メモリカード microSD/TF Card
最大256GB 利用可能※規格class10以上推奨
本体サイズ 【長さ】約138mm×【幅】約56mm×【厚さ】約10mm
本体重量 (約)140g
スロット スロット1 NanoSIM
スロット2 NanoSIM もしくは microSD
液晶サイズ 約5インチ(TFT液晶)
解像度 1,440×576(HD+)
画面色 約1,670万色
フロントカメラ 約2,500万画素
メインカメラ 約4,800万画素+約800万画素(広角)
カメラセンサー フロント/メイン共通 CMOSセンサー
GPS/Navi 捕捉機能 準天(QZSS)+GNOASS / gyro/e-Compass
WLAN 機能Wi-Fi 2.4GHz/5.0GHz
802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth規格 Bluetooth4.2 LE
インターフェース USB TypeC 2.0
NFC規格 NFC A/B
非接触充電 5W 対応
ネットワーク 2G 850MHz/ 900MHz/ 1800MHz/ 1900MHz
3G B1/ B6/ B8/ B19
4G B1/ B3/ B8/ B19/ B26/ B28b/ TDD:B41
各種センサー 加速度センサー・光センサー・指紋センサー
近接センサー・磁気センサー
その他機能 赤外線機能/防水・防塵(IP65)

最近のスマホでは珍しいのですが赤外線機能が付いております。主にリモコン関連のアプリかなと思いますが赤外線機能が必要なアプリにも対応できそうです。

またスペックとは少し違いますがプリインストールされているアプリの数が非常に少なかったです。

ap_mode1.png

個人的には好印象でして、必要ないアプリの整理が不要なので良いですね。

「Mode1 GRIP」のまとめ

小さなサイズ感やストラップホールなど、持ちやすさや取り扱いやすさという点に強いこだわりを感じました。

そのほか赤外線機能など珍しいポイントが多く、ちょっと変わり種のスマホを使ってみたいという方にもマッチしそうな一台です。

ちなみに価格は税込で2万円台前半なのでお手頃価格のスマホを探している方にもオススメできそうです。

「Mode1 GRIP」はこんな方にオススメ!

  • 片手で操作できるスマホが欲しい
  • ちょっと変わったスマホを使ってみたい
  • お手頃価格のスマホを探している