ZenFone 6 をレビュー!カメラの新境地「フリップカメラ」の特長とは!?
本日8月20日に発表されたASUSの最新端末「ZenFone 6」ですが、斬新なギミックカメラを搭載し、端末スペックについてもこれまでのASUS端末の最高峰と言える内容で、まさに「ASUSの技術全部乗せ!」みたいな端末になってるようです。それでは早速いろいろ見ていきましょう
ZenFone 6 のスペック
製品名 | ZenFone 6 | ||
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本体カラー | ミッドナイトブラック / トワイライトシルバー | ||
プラットフォーム | Android™ 9.0 | ||
プロセッサー | プロセッサー名 | Qualcomm® Snapdragon™ 855(オクタコアCPU) | |
動作周波数 | 2.84GHz | ||
メインメモリ | 搭載容量 | 8GB | 6GB |
仕様 | LPDDR4X | ||
表示機能 | ディスプレイ | 6.4型ワイド IPS液晶(LEDバックライト)、Corning® Gorilla® Glass 6 | |
解像度 | 2,340×1,080ドット(フルHD+) | ||
グラフィックス機能 | Adreno 640 | ||
記憶装置 | 内蔵ストレージ | 256GB(UFS 2.1) | 128GB(UFS 2.1) |
サウンド機能 | サウンド規格 | Hi-Res、DTS:X® Ultra | |
スピーカー | デュアルスピーカー内蔵 | ||
マイク | デュアルマイク内蔵 | ||
カメラ | フリップカメラ | 4,800万画素カメラ内蔵(メインカメラ)、1,300万画素広角カメラ内蔵(2ndカメラ)、デュアルLEDフラッシュ、レーザーオートフォーカス | |
センサー | GPS(GLONASS、BDS、Galileo、QZSSサポート)、加速度センサー、電子コンパス、光センサー、 近接センサー、ジャイロスコープ、指紋センサー、磁気センサー、NFC | ||
通信機能 | 無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac(周波数帯域:2.4GHz/5GHz) | |
Bluetooth®機能 | Bluetooth® 5.0 | ||
通信方式 | FDD-LTE | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28 | |
TD-LTE | B38/B39/B41/B46 | ||
キャリアアグリゲーション | 5CA(DL)/2CA(UL)対応 | ||
W-CDMA | B1/B2/B3/B4/B5/B6/B8/B19 | ||
GSM/EDGE | 850/900/1,800/1,900MHz | ||
テザリング機能 | 対応 | ||
入力機能 | ポインティングデバイス | 10点マルチタッチ・スクリーン(静電容量方式) | |
インターフェース | USBポート | USB Type-C×1(USB2.0) | |
SIMカードスロット | nanoSIMスロット×2 | ||
カードリーダー | microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード | ||
オーディオ | マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 | ||
電源 | USB ACアダプターまたはリチウムポリマーバッテリー | ||
バッテリー駆動時間 | Wi-Fi通信時 | 約23.6時間 | |
モバイル通信時 | 約22.6時間 | ||
連続通話時間 | 約2,454分(3G)、約2,250分(VoLTE) | ||
連続待受時間 | 約849時間(3G)、約789時間(VoLTE) | ||
バッテリー充電時間 | 約2.1時間 | ||
バッテリー容量 | 5,000mAh | ||
消費電力 | 最大約18W | ||
サイズ | 高さ約159.1mm×幅約75.4mm×奥行き約9.1mm | ||
質量 | 約190g | ||
保証期間 | 端末本体/本体内蔵バッテリー/USB AC アダプターセット :購入日より12ヶ月間の日本国内保証 | ||
主な付属品 | USB ACアダプターセット、SIMイジェクトピン、クリアケース、ZenEar Pro、ZenEar Pro交換用イヤーピース、ユーザーマニュアル、製品保証書 |
ワンタッチで起動「フリップカメラ」
ギミックカメラといえばOPPOの「Find X」や「Reno 10x Zoom」を思い出しますが、OPPOのギミックカメラは普段は端末内部に格納されており撮影時にニョキっと出てきます。
しかし「ZenFone 6」のギミックカメラは普段はアウトカメラとして機能しており、自撮りやパノラマなど撮影モードに合わせてギミックが起動します。実はこの形態を取ったことにより様々な特長が「ZenFone 6」に生まれているのですが、それは後述いたします。
現行最高峰のハイスペックCPU
CPUにはモバイル端末用で現行最高峰のQualcomm® Snapdragon™ 855が搭載されております。ゲーミングスマホとして発売された同社の「ROG Phone」よりも高性能なCPUを搭載しており、高解像度の写真や動画、最新のゲームなどもストレスフリーで楽しめるスペックです。
画面占有率92%の超狭額ベゼル
アウトカメラがインカメラに取って代わるので画面上部には何もなく、画面占有率は約92%とほぼ画面となっております。そんな大画面を高強度な最新のCorning® Gorilla® Glass 6で保護しており、堅牢性においても盤石です。
急速充電にも対応した大容量バッテリー
バッテリーに定評のあるASUSの名を裏切らない5,000mAhの大容量バッテリーを搭載。急速充電規格のQuick Charge 4.0に対応しており、約2.1時間で充電完了します。別途OTGケーブルが必要となりますが、接続したモバイル機器を充電できるリバースチャージモードも搭載しており、モバイルバッテリーのような使い方も可能となっております。
ZenFone 6 の外観・付属品をチェック
カラーはミッドナイトブラックとトワイライトシルバー。落ち着いた雰囲気のデザインとなっております。
背面には4,800万画素カメラ内蔵(メインカメラ)、1,300万画素広角カメラ内蔵(2ndカメラ)、デュアルLEDフラッシュ、レーザーオートフォーカスと指紋センサーが配備されております。
フリップカメラが起動するとこんな形に。
ちなみにこの状態でスマホを落としたら......なんて心配してしまいますがご安心ください。ちゃんと落下を検知しカメラを自動で畳む機能が付いているようです。(筆者は怖くて試せませんでした)
SIMスロットは背面から見て右サイドにあり、付属のSIMイジェクトピンを穴に挿すと出てきます。
DSDV対応のトリプルスロットとなっており、使用可能なmicroSDカードは最大2TBまでとなっています。
USBはTypeC、イヤホンジャックも付いております。
付属品は以下の通り、USB ACアダプターセット、SIMイジェクトピン、クリアケース、ZenEar Pro、ZenEar Pro交換用イヤーピース。
その他、写真には写っておりませんが、ユーザーマニュアル、製品保証書も同梱されております。
フリップカメラがもたらすカメラの新境地
メインカメラは4,800万画素、超広角レンズのセカンドカメラは1,300万画素と従来モデルからは比較にならないほどのスペックアップを遂げております。
撮影時はあいにくの曇天でしたがとても色鮮やかです。
もっと上手に撮れれば良かったのですが、高性能カメラのおかげで肉の味を思い出しそうな質感です。
夜景もブレずに簡単キレイ
それぞれのシーンに対応した撮影モードも搭載されており、逆光下でも夜景でも簡単にキレイな写真を撮影する事ができます。
世界一キレイな自撮り撮影
先に紹介した通りZenFone 6 ではアウトカメラがインカメラの役割も果たすので、今紹介した超ハイスペックなカメラで自撮り撮影が可能となります。メーカー情報によるとDxOMark Selfieのスコアにおいて2019年6月時点で世界一となっているようです。
また画質はもちろんの事、超広角カメラと歪み補正機能により、大人数での自撮り撮影でも歪みなく、より多くの人数で撮影可能です。
キレイに簡単パノラマ撮影
パノラマ撮影もフリップカメラならではの特長がありまして、シャッターのボタンをタップするとフリップカメラがウィーーンっと180度自動で動き撮影します。スマホ自体を動かす必要はないのでぶれずにキレイなパノラマ写真が簡単に撮影できるわけです。
夜景のパノラマ写真もブレずに、こんなにキレイに撮影できます。
自分は動かずカメラが動く!フリーアングル撮影
こちらの写真ですが、何か違和感を覚えないでしょうか?
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もう、お分かり頂けただろうか。カメラは下を向いているのにディスプレイに表示されてる被写体は箱の正面が映っているのです。
なぜこのような事が可能なのかというと
こちらのようにフリップカメラを自由な角度に操作できるのです。この事により、ローアングルの撮影も快適に行う事ができます。
動く被写体を追いかけるモーショントラッキング
フリップカメラの特長は静止画だけでなく動画でも活かされております。
被写体にフォーカスを合わせると、あとはカメラが自動で追いかけてくれます。さらに3軸電子式手ぶれ補正技術(EIS)を搭載しており、撮影が難しい小さなお子さんの動画もブレをおさえて撮影できそうです。
ZenFone 6 のまとめ
これまで見てきたとおり、カメラ良し、機能良し、バッテリー良しと、良いとこ揃いの「ZenFone 6」。まさにASUS史上最高端末と言っても過言じゃないと感じました。しかも価格は一般的なミドルレンジスマホの価格帯という文句なしの1台です。端末分離プランが本格化する今、格安SIMユーザーのみならず大手キャリアユーザーにとっても注目の1台となるのではないでしょうか。