「OPPO Reno3 A」をレビュー!4眼、4800万画素の高機能カメラを低価格帯で実現!
本日6月16日に発表となりました「OPPO Reno3 A」ですが、2019年10月に発売された「Reno A」の後継機種となります。本シリーズはOPPO社が日本市場をかなり意識した仕様となっており、海外系メーカーでは珍しい防水・防塵、おサイフケータイを実装しております。この度発表となった「OPPO Reno3 A」もその流れを汲みつつ、カメラ性能など大きくスペックアップしたようです。
「OPPO Reno3 A」の外観や付属品をチェック
それではまずは外観から見ていきたいと思います。
光の反射を工夫したデザイン、横幅を調整して持ちやすく改善
カラーは写真のブラックの他、ホワイトの二つのカラーです。中華系スマホの主流である光沢と反射を工夫したデザインとなっております。
端末の横幅は「Reno A」より若干小さくなっており、以前より手に収まりやすい感触です。
6.44インチの大画面ディスプレイ
インカメラは水滴型ノッチで指紋認証もディスプレイ上で行うため画面占有率は高目になっております。
広角にも対応、4眼、4800万画素の高機能カメラ
カメラ性能は大きくスペックアップし、アウトカメラはなんと4800万画素という同価格帯ではかなり高い数値となっております。
広角にも対応している4眼カメラです。かなりの存在感ですね。
横から見るとカメラ部分が飛び出してしまいますが、同梱されてるスマホカバーを付けることでフラットになります。
デュアルSIM(DSDV)対応SIMトレー
本機はDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)対応となっております。VoLTEはdocomo、au、Rakuten、Y!mobileに対応しておりますがその他のキャリアについては動作保証が取れていないようなので要注意です。
(BIC SIMやその他MVNOでも利用回線がdocomoやauのVoLTE対応のSIMであれば問題ございません。)
またSIMトレーの片方はmicroSDカード(最大256GB)に対応しておりますが排他仕様なので「nanoSIM×nanoSIM」か「nanoSIM×microSDカード」の組み合わせのどちらかになります。
専用スマホケースと保護シート付の同梱物
ACアダプターやイヤホンの他、専用スマホケースや保護シートも付いてくるのが嬉しいですね。しかも保護シートは最初から貼ってある状態なので、保護シートを張るのが苦手なんて人でも安心です。
ACアダプターはTypeCでイヤホンジャックはプラグタイプなので、充電しながらでもイヤホンを使用できます。
「OPPO Reno3 A」のカメラ性能をチェック
4眼、4800万画素という価格帯から考えると驚異のスペックとなっております。
自然な色味となっており、補正感なく明るい仕上がりです。遠景のボカシも違和感ないので奥行きを感じる写真が気軽に撮影できます。
夜景には専用モードがついてます。以下1枚目が通常モードの写真、2枚目が夜景モードで撮影した写真です。
モード変更で画角が多少変わってしまいましたが、比べてみると2枚目の夜景モードの方が看板の文字もくっきりしており、ライトなど強い光で照らされている箇所のぼやけが解消されてます。ただ、撮影時には7秒ほど静止する必要があります。
「OPPO Reno3 A」のスペック
カラー | ホワイト / ブラック |
---|---|
サイズ | 約74.1mm×160.9mm×8.2mm |
ディスプレイ |
6.44インチ/ FHD+(2400×1080)/ AMOLED(有機EL) / Corning®Gorilla®Glass 5 |
重量 | 約175g |
OS | ColorOS 7.1 (based on Android™ 10) |
CPU |
Qualcomm® Snapdragon™ 665 オクタコアCPU:4×2.0GHz+4×1.8GHz |
内蔵メモリ | RAM 6GB / ROM 128GB |
外部メモリ | microSDXC 最大256GB |
バッテリー容量 | 4,025mAh |
充電時間 | 約120分(同梱のACアダプター使用時) |
充電 | Qualcomm® Quick Charge™ 2.0(18W) |
連続通話時間 | 約1,260分(平均値) |
連続待受時間 | 約350時間(平均値) |
アウトカメラ |
[超広角] 800万画素 (ƒ/2.2 絞り値 / 画角119°) [メイン] 4,800万画素 (ƒ/1.7 絞り値) [モノクロ] 200万画素 (ƒ/2.4 絞り値) [ポートレート] 200万画素 (ƒ/2.4 絞り値) |
インカメラ | 1,600万画素 (ƒ/2.0 絞り値) |
SIMカードスロット | 排他的デュアルSIMスロット(nanoSIM+nanoSIM / microSD) |
対応周波数 |
FDD-LTE : Bands 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28 TD-LTE : Bands 38/39/40/41 WCDMA : Bands 1/2/4/5/6/8/19 GSM : 850/900/ 1800/1900MHz キャリアアグリゲーション対応 |
無線通信方式 |
Wi-Fi®: 2.4/5GHz 802. 11a/b/g/n/ac NFC対応(FeliCa対応)/テザリング対応 |
Bluetooth | Ver.5.0 |
FMラジオ | 対応(有線イヤホン装着時) |
サウンドシステム | モノラルスピーカー / ハイレゾ( 対応イヤホン使用時) |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証・顔認証 |
おサイフケータイ® | 対応 |
防水/防塵機能 | IPX8 / IP6X |
センサー |
磁気センサー / 近接センサー / 光センサー / 加速度センサー / ジャイロセンサー / ステップカウント機能対応 |
位置情報 | GPS / Beidou / GLONASS / GALILEO / QZSS |
USBポート | USB Type-C™ / USB2.0対応 / OTG対応 |
本体付属品 |
ACアダプター×1 / USB Type-C™ データケーブル×1 / イヤホン×1 / SIMカードスロット用ピン×1 / 保護ケース×1 / 保護フィルム(貼付済み)×1 / クイックガイド×1 / 安全ガイド×1 |
先述のとおり「Reno A シリーズ」は日本市場を意識した仕様となっているため、本機でも防水・防塵、おサイフケータイ対応は継承されておりますが、「Reno A」に比べ「Reno3 A」ではCPUがSnapdragon™ 665となり、ややスペックダウンしております。
ただしバッテリー容量や内部ストレージ、何よりカメラ性能が大幅アップしているため、CPU性能が求められるようなゲームを楽しみたい方でなければ「Reno A」を大きく超える満足感を得られるのではないでしょうか。
「OPPO Reno3 A」のまとめ
国内市場においてOPPO社の存在感を大きく示した「Reno A」に続き、カメラ性能、バッテリー容量、内部ストレージを大きくスペックアップされた「Reno3 A」ですが、今回もまた非常にコスパのよい1台となっております。今後の端末選びの中で有力な候補の一つにラインナップされることになりそうです。
「OPPO Reno3 A」はこんな方にオススメ!
- 高機能カメラを使いたい
- 防水・防塵対応のスマホがいい
- おサイフケータイ®を使いたい
- 価格は安めに抑えたい