「OPPO Reno5 A」をレビュー!「5G」「eSIM」対応、カメラやCPUもパワーアップ!
「OPPO Reno5 A」が2021年6月11日より発売となりました。人気の「Renoシリーズ」最新モデルという事で注目されてる方も多いのではないでしょうか。昨年発売された先代モデルの「OPPO Reno3 A」とも比較しつつレビューしていきたいと思います。
「OPPO Reno5 A」の外観や付属品をチェック
まずは外観や付属品など見ていきましょう。
シンプルかつ深みのあるデザイン
これまでの「Renoシリーズ」では光沢感の強い煌びやかなデザインが続いていましたが、本機では落ち着きのあるデザインが採用されています。
カラーはアイスブルーとシルバーブラックの2色。写真だと伝わらないと思いますが、光の反射が工夫されており、見る角度によってさりげない見た目の変化があります。
6.5インチ、高リフレッシュレート、フルHD+の美麗ディスプレイ
端末のサイズは、横幅約74.6mm、縦幅162mm、厚み8.2mmで、ディスプレイサイズは約6.5インチと、全体のサイズ感は先代モデルとほぼ変わりません。
リフレッシュレートは90Hzとなります。一般的なスマホが60Hzなので、それらに比べると動画もゲームも滑らかに表示されます。
ノッチはありませんがディスプレイ左上部にインカメラが付いており、先代同様に画面占有率は高くなっております。
6,400万画素、広角、マクロにも対応した4眼カメラ
先代モデルと同じく4眼カメラとなっておりますが「OPPO Reno5 A」ではメインカメラの画素数が大幅に向上し6,400万画素となりました。
カメラのレンズ部分がかなり隆起しているので必ずケースの着用をした方が良さそうですが、クリアタイプのケースが同梱されているので安心です。
カバーを付けるとこんな感じになります。
インターフェース関連
SIMタイプはnanoSIMとeSIMになり、DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)対応で、VoLTEはdocomo、au、Rakuten、Y!mobileに対応しておりますがその他のキャリアについては動作保証が取れていないようなので要注意です。(BIC SIMやその他MVNOでも利用回線がdocomoやauのVoLTE対応のSIMであれば問題ございません。)
SIMトレーは排他的デュアルSIMスロットなので最大「SIMカード2枚」か「SIMカード+SDカード」という形になります。ちなみに外部メモリはmicroSDXCに対応し最大1TBまで利用できます。
USBポートはType-CでOTG対応です。その他イヤホンジャックが付いているのでUSBを接続しながら有線イヤホンの併用が可能になります。
同梱品をチェック
同梱品は、SIM取出し用ピン、保護ケース、保護フィルム(貼付済み)、安全ガイド、クイックガイドになります。充電器が付いていないのでお持ちでない方は別途用意する必要があります。
「OPPO Reno5 A」のカメラ性能をチェック
「OPPO Reno5 A」はメインカメラ約6,400万画素、超広角カメラ約800万画素、モノクロカメラ約200万画素、マクロカメラ約200万画素の4眼カメラです。
カメラ機能としては夜景、パノラマ、ポートレート、マクロ、といった最近のスマホでは一般的になりつつある撮影モードはもちろんの事、1億800万相当の画素数で撮影可能な超高解像度モードも搭載しています。
撮影画面のインターフェースはこの通りで、手元の操作で広角から最大5倍までの画角や、夜景、動画、ポートレートといった撮影モードがワンタッチで切り替えできます。
簡単AIオート
店内はだいぶ暗めでしたが特に何もせずシャッターを押すだけで明るく撮影できました。
撮影の対象物を判別してオートで遠景のボカシが入ってくれるのでとても簡単です。
広角、望遠性能をチェック
まずは広角レンズからです。1枚目が通常、2枚目が広角になります。
通常では入りきらなかった展望台が広角ではしっかり収まってます。
続いて望遠です。手元でワンタッチ操作できる2倍と5倍を試しました。1枚目が通常、2枚目が2倍、3枚目が5倍です。
対岸の工場地帯がハッキリと解りますね。一応20倍までズーム可能でしたが、現実的なのはこの5倍ぐらいまでかなと感じました。
夜景モードで撮影
夜景モードでは7秒ほど静止を求められますが多少の揺れはカバーしてくれそうです。1枚目が通常、2枚目が夜景モードです。
通常モードでも充分撮れてると思いますが、夜景モードの方が光のぼやけが軽減され、輪郭がくっきりし明瞭な写真に仕上がります。
マクロモードで撮影
最後にマクロモードです。1枚目が通常、2枚目がマクロモードになります。
かなり接写出来てるのではないでしょうか。公式情報では4cmまで接近できるとなっておりますので、いつもと違った写真が撮りたいなんて要望にも応えられそうです。
「OPPO Reno5 A」のスペック
カラー | アイスブルー / シルバーブラック |
---|---|
サイズ | 約74.6mm×162mm×8.2mm |
ディスプレイ | 約6.5インチ / フルHD+(2,400×1,080) / TFT-LCD |
重量 | 約182g |
OS | ColorOS 11 (based on Android ™11) |
CPU |
Qualcomm®Snapdragon™765G オクタコアCPU:2.4GHz×1+2.2GHz×1+1.8GHz×6 |
内蔵メモリ | RAM 6GB / ROM 128GB |
外部メモリ | microSDXC 最大1TB |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
充電時間 | 約130分(18W(9V/2A)のUSB PD/ACアダプター使用時) |
急速充電 |
Qualcomm®Quick Charge™2.0(18W) USB Power Delivery2.0(18W) |
連続通話時間 | 約1,440分 |
連続待受時間 | 約350時間 |
アウトカメラ |
[メイン] 約6,400万画素 (F値1.7) [超広角] 約800万画素 (F値2.2 / 画角119°) [モノクロ] 約200万画素 (F値2.4) [マクロ] 約200万画素 (F値2.4) |
インカメラ | 約1,600万画素 (F値2.0) |
SIMカードスロット |
排他的デュアルSIMスロット SIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM) / microSD |
SIMタイプ | nanoSIM / eSIM |
対応周波数 |
5G:n3 / n28 / n77 / n78 FDD LTE: Bands 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 26 / 28 TD LTE: Bands 38 / 39 / 40 / 41 / 42 WCDMA: Bands 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900MHz キャリアアグリゲーション対応 |
無線通信方式 |
Wi-Fi®:2.4 / 5GHz (802.11a / b / g / n / ac ) テザリング対応 |
Bluetooth | Ver.5.1 |
FMラジオ | 対応(有線イヤホン装着時) |
サウンドシステム |
モノラルスピーカー / ハイレゾ(対応イヤホン使用時) / Dolby Atmos® |
生体認証 | 背面指紋認証・顔認証 |
おサイフケータイ® | 対応 |
防水/防塵機能 | IPX8・IP6X |
センサー |
磁気センサー / 近接センサー / 光センサー / 加速度センサー / ジャイロセンサー / ステップカウント機能対応 |
位置情報 | GPS / Beidou / GLONASS / GALILEO / QZSS |
USBポート | USB Type-C™ / USB2.0対応 / OTG対応 |
本体付属品 |
SIM取出し用ピン×1 / 保護ケース×1 / 保護フィルム(貼付済み)×1 / 安全ガイド×1 / クイックガイド×1 |
これまでの「Renoシリーズ」同様におサイフケータイや防水防塵対応がされております。またコロナ禍により重宝されている指紋認証も対応です。
先代モデルでCPUのスペックが落ちてしまっていましたが本機では「Qualcomm®Snapdragon™765G」とスペックアップしてきております。
サウンドシステムもハイレゾやDolby Atmosにも対応しているので、音楽を聴くにも適していそうですね。
DSDV対応でeSIMも利用可能ですが、組み合わせとしてはSIM1(nanoSIM) + SIM2(nanoSIM)、またはSIM1(nanoSIM) + eSIMとなるようです。
「OPPO Reno5 A」のまとめ
高画素数で多機能な4眼カメラや、防水防塵、おサイフケータイといった日々の暮らしに助かる機能はもちろんのこと、高リフレッシュレートや十分なCPUとGPU性能、充実のサウンドシステムでエンタメ利用でも満足できそうです。
また「5G」や「eSIM」にも対応しており、これからの時代をしっかり見据えた隙のない1台という印象でした。
「OPPO Reno5 A」のポイント!
- 約6,400万画素の高画素数、高機能カメラ
- 防水防塵、指紋認証など普段使いに嬉しい機能も充実
- ゲームや動画、音楽などのエンタメにも最適
- 「5G」や「eSIM」と最新技術にも対応