「AQUOS sense6」をレビュー!機能も持ちやすさも安定の快適スマホ
「AQUOS sense6」SIMフリーモデルが2021年11月17日に発表されました。端末の基本性能としてはキャリアで先行発売されている「AQUOS sense6」とほぼ変わりないようですが、SIMフリー限定としてRAM/ROMの容量が大きい(6GB/128GB)モデルも発売されるようです。
本記事では先に発売された「AQUOS sense6」SIMフリー(4GB/64GB)モデルについてレビューしていきたいと思います!
「AQUOS sense6」の外観や同梱物をレビュー
それではまずは外観を見ていきたいと思います。
サイドを工夫し持ちやすさがアップ
カラーはブラック、シルバー、ライトカッパーの3色です。AQUOS sense3からの定番カラーですね。
サイドが曲線に窪んでおり、ちょうど指先や手のひらの丸みにフィットして持ちやすく工夫されています。
大きさは先代モデルのAQUOS sense5Gとほぼ変わらないのですが、サイドの窪みと、本体の重量が20gほど軽量化されているため、とても持ちやすいと感じました。
高画質、ハイレスポンスの美麗ディスプレイ
ディスプレイもIGZO OLED搭載で非常にキレイです。またメーカー情報によると1秒間に120回のタッチ検出し、とても快適なタッチレスポンスを実現しているようです。
インターフェース関連
SIMトレーは画面向かって左上にあり専用ピンを使わず指先で引っ掛けて引き出すタイプです。SIMスロットはnanoSIMが2枚入る設計になっておりDSDV対応となります。
2つあるスロットのうち片方はmicroSDカードにも対応しており、nanoSIM×microSDカードという使い方も可能です。さらに「AQUOS sense6」はeSIMにも対応されているためnanoSIM×eSIM×microSDカードという使い方もできます。ちなみにmicroSDカードは、最大1TBのmicroSDXCの規格に対応しております。
USBポートはTYPE-Cでイヤホンジャックも本体下部に付いております。
「AQUOS sense6」の同梱物
同梱物は以下の通りです。
クイックスタートガイドとクイックスイッチアダプターが同梱されており、クイックスイッチアダプターはTYPE-A⇒TYPE-Cへの変換アダプターになります。
充電器こそ付いてはおりませんが、この変換アダプターで利用できるUSBケーブルの幅が増えるので助かりますね。
「AQUOS sense6」のカメラ性能をチェック
「AQUOS sense6」のカメラは約4,800万画素のメインカメラ、約800万画素の広角カメラ、同じく約800万画素の望遠カメラの3眼カメラです。先代モデルの「AQUOS sense5G」のメインカメラが1,200万画素なのでメインカメラの画素数は大幅に向上しております。
カメラアプリのUIはこんな感じで、手元の操作で広角・標準・望遠の切り替えと、スロービデオ、タイムラプス、ビデオ、背景ぼかし、マニュアル撮影などに切り替えが可能です。
実際に撮影してチェック
明るさ補正が強めではなく、程よい落ち着いた色味となっております。逆光でもうまく調整してくれるので陰影に富んだ写真でも問題ないです。好みの問題ですが、明るさよりも自然な落ち着きのあるトーンを好まれる方に良さそうです。
広角・望遠性能
続いて広角・望遠性能です。手元の操作でワンタッチに設定できる広角・標準・望遠(2倍)で試しております。
望遠が他のモードに比べると色味が異なりますが画質はとてもキレイです。ワンタッチ操作で切り替えも簡単なので実用性の高い望遠カメラだと感じました。
夜景撮影
最後に夜景撮影です。本機はAIオートによる自動ナイトモードなので、1枚目はAIオートモードをOFF、2枚目はAIオートモードによるナイトモードです。
このぐらいの明るさだとほとんど違いは出ないようですがコンクリートの壁面を見ると若干ナイトモードの方が明るく写っております。いずれにせよ夜間の撮影でも簡単キレイなので、AIオートで気軽にパシャパシャ撮影できますね。
「AQUOS sense6」のスペック
シリーズ名 | AQUOS sense6 | |||
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モデル | 4GB/64GBモデル | 6GB/128GBモデル | ||
型番 | SH-M19A | SH-M19B | ||
カラーバリエーション | ライトカッパー(C)、シルバー(S)、ブラック(B) | |||
本体サイズ | 高さ約152mm×幅約70mm×厚さ約7.9mm | |||
質量 | 約156g | |||
CPU | Qualcomm(R) SnapdragonTM 690 5G Mobile Platform | |||
2.0GHz+1.7GHz オクタコア | ||||
ディスプレイ | 約6.1インチ IGZO OLED 2,432×1,080 FHD+ | |||
電池容量 | 4,570mAh(内蔵電池) | |||
連続利用時間 | 通話時間 | VoLTE:約3,020分/3G:約2,410分/GSM:約1,410分 | ||
待受時間(静止時) | LTE:約930時間/3G:約960時間/GSM:約900時間 | |||
メモリ | RAM 4GB / ROM 64GB (外部最大1TB microSDXCカード) | RAM 6GB / ROM 128GB (外部最大1TB microSDXCカード) | ||
カメラ | アウトカメラ |
【標準】有効画素数 約4,800万画素 【広角】有効画素数 約800万画素 【望遠】有効画素数 800万画素 |
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インカメラ | 有効画素数 約800万画素 | |||
カメラ機能 | AIオート(10種類(自動ナイトモード対応))、AIライブシャッター、AIライブストーリー、ブレクリーナー*1、光学ズーム(2倍)対応、手振れ補正(静止画・動画) | |||
対応バンド | 5G | n3/n28/n77/n78/n79 | ||
4G | B1/B3/B5/B8/B18/B19/B38/B39/B41/B42 | |||
3G | B1/B5/B8 | |||
GSM | 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz | |||
sXGP | 〇 | |||
プラットフォーム | AndroidTM11 | |||
生体認証 | 画面内指紋認証/顔認証 | |||
センサー | GPS(GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS対応)/加速度/地磁気/ジャイロ/近接/照度 | |||
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) | |||
Bluetooth | 5.1 | |||
テザリング | ○(Wi-Fi×10台、USB×1台、Bluetooth×4台 最大15台) | |||
FeliCa/NFC | ○/○ | |||
防水・防塵 | 防水(IPX5/8)(お風呂対応)・防塵(IP6X) | |||
MIL規格(堅牢性試験) | MIL-STD-810H準拠 耐衝撃(落下)など全17項目 | |||
その他特長 | インテリジェントチャージ、ダイレクト給電、テザリングオート、Payトリガー、アウトドアビュー、ハイレゾ、アルコール除菌シート対応、かんたんモード(AQUOSかんたんホーム)、スクロールオート、OSバージョンアップ最大2年2回 | |||
SIMカードサイズ、スロット数 | nanoSIM×1、eSIM×1 DSDV対応 ※スロットはnanoSIM+microSD | |||
同梱品 | 本体/クイックスタートガイド(保証事項記載)/クイックスイッチアダプター(試供品) |
「AQUOS sense6」はメモリ容量の違う2モデルが用意されており、6GB/128GBの方がSIMフリー限定モデルとなっております。
特筆点としては先代モデルと比べるとやはりメインカメラの画素数が大幅に向上した点と、サイズはほぼ変えずに軽量化し、サイドの工夫で持ちやすさを向上させている点がとても良いです。
「AQUOS sense6」のまとめ
カメラ性能や持ちやすさに加え、ディスプレイもとてもキレイで、防水・防塵、おサイフケータイやeSIMにも対応という安心安定の1台です。SIMフリーデビューで端末に迷っている方がいたら、まずおススメしたいスマホだなと感じました。
「AQUOS sense6」はこんな方にオススメ!
- 気軽に写真を楽しみたい
- 防水・防塵、おサイフケータイ対応のスマホがいい
- eSIMを使ってみたい
- 国産メーカーが良い