「OPPO Reno7 A」をレビュー!長く使えて安心安全の防水・防塵対応
SIMフリー版の「OPPO Reno7 A」が2022年6月23日より発売となります。Renoシリーズは防水やおサイフケータイに対応するなど、日本市場におけるニーズを意識したモデルとなっています。今回は、6月16日に発表されたRenoシリーズ最新モデル、「OPPO Reno7 A」をレビューしていきます。
初回限定版だけのお得な特典についてもご紹介するので最後まで要チェックです!
「OPPO Reno7 A」の外観や同梱品をチェック
まずは外観や同梱品を見て行きたいと思います。
独自の加工「OPPO Glow」で洗練されたマットなデザイン
カラーはドリームブルーとスターリーブラックの2色展開となっています。
質感は独自の背面加工「OPPO Glow」で汚れが付きにくく、マットながらも少し透明感があるので上品な印象です。
また、OPPOのこれまでのデザインは丸みを帯びたものが多かったですが、今回の「OPPO Reno7 A」は角ばったデザインでより洗練されたデザインとなっています。
6.4インチ、フルHD+の有機EL(AMOLED)ディスプレイ
ディスプレイサイズは6.4インチで解像度はフルHD+の(2,400×1,080)、リフレッシュレートは90Hzです。ディスプレイサイズは以前ご紹介した「OPPO Reno5 A」より少し小さいですが、解像度とリフレッシュレートは全く同じです。
端末サイズは横幅約73.4mmx縦幅159.7mmx厚さ7.6mmと「OPPO Reno5 A」より小さく、重量も約175gと軽くなっているため持ち運びや長時間の操作がしやすい端末だと思います。
インカメラについてもこれまでのモデルと変わらず、ノッチは無くディスプレイ左上にインカメラが設置されています。
4,800万画素で広角、超広角、マクロに対応した3眼カメラ
カメラについては4眼カメラだった「OPPO Reno5 A」と変わって3眼カメラになっています。画素数は6,400万画素だった「OPPO Reno5 A」と比較すると劣りますが、4,800万画素なのですごくカメラにこだわる方でなければ十分な画素数です。広角のみならず超広角、マクロにも対応しています。
今回もカメラ部分の隆起についてはケース必須となりそうですが、クリアタイプのスマホケースが同梱されているので安心してお使いいただけます。
同梱されているケースを付けてみるとこのような感じです。
インターフェース関連
「OPPO Reno7 A」はnanoSIM、eSIM両方に対応しています。今回もDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)対応で、VoLTE au、Softbank、docomo、UQ mobile、Rakuten、Y!mobile(50音順)に対応しています。(BIC SIMやその他MVNOでも利用回線がdocomoやauのVoLTE対応SIMであれば問題ありません。)
SIMトレーは排他的デュアルSIMスロットで、SIMカード1枚とSDカードという形で利用可能です。eSIMを利用する場合はnanoSIM+eSIM+SDカードという組み合わせでも利用ができます。外部メモリはmicroSDXCに対応し最大1TBまで利用できます。
USBポートはType-Cで、別途イヤホンジャックがついているので有線のイヤホンでも充電しながら使用できます。
同梱品
同梱品は、SIM取出し用ピン、保護ケース、保護フィルム(貼付済み)、安全ガイド、クイックガイドになります。充電器は同梱されていないので、お持ちでなければ別途用意が必要です。
「OPPO Reno7 A」のカメラ性能をチェック
「OPPO Reno7 A」はメインが広角カメラ約4,800万画素、超広角カメラ約800万画素、マクロカメラ約200万画素の3眼カメラです。インカメラは約1,600万画素となっています。AI搭載でカメラ機能が多彩なのが特徴です。アウト・インの同時動画撮影も可能なので色々な楽しみ方ができます。
撮影モードのインターフェースについては、手元の操作で超広角から最大6倍までのズーム、夜景、動画、ポートレートといった撮影モードの切り替えがワンタッチでできます。
実際に撮影してチェック
画素数も十分ではっきりと映る印象です。「OPPO Reno5 A」同様、比較的明るい色味なので少し暗い場所でも 明るく撮ることができます。AI搭載で撮影するものに合わせて適切な設定にしてくれるので、写真撮影が得意でない方でも簡単に綺麗な写真を撮ることができます。
ズーム機能・マクロモード
ズーム機能は6倍まで可能となっています。1枚目が通常、2枚目が2倍、3枚目が6倍ズームです。
6倍までズームしても奥の建物まではっきりと撮影することができています。柵や建物があって撮影したい物の近くまで行けない場合も、しっかりと写真に収めることができます!
続いてマクロモードでの撮影です。1枚目が通常モード、2枚目がマクロモードです。
通常モードと比べて色味は明るくなっており色味の変化は好みがあるかもしれないですが、細部までしっかりと撮影することができています。
夜景モード
最後に夜景モードです。1枚目が通常モード、2枚目が夜景モードです。
左側の建物を見ていただくと一目瞭然です。1枚目は建物の窓が白くなっていますが、2枚目の夜景モードは明るく鮮やかになっているため窓に書いてある内容もはっきりと確認することができます。
「OPPO Reno7 A」のスペック
カラー | ドリームブルー/スターリーブラック |
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質量 | 約175g |
サイズ(W×H×D) | 約73.4mm×159.7mm×7.6mm |
連続通話時間 | 約1,950分 |
連続待受時間 | 約440時間 |
電池容量 | 4,500mAh |
充電時間 | 約125分(18W PD 2.0対応充電器使用時) |
急速充電 | USB Power Delivery Revision 2.0 |
OS | ColorOS 12(based on Android™11) |
CPU |
Qualcomm®Snapdragon™695 5G オクタコアCPU:2.2GHz×2+1.8GHz×6 |
内蔵メモリ | RAM 6GB/ROM 128GB |
外部メモリ | microSDXC™最大1TB |
SIMカードスロット |
排他的デュアルSIMカードスロット SIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM)/microSD |
SIMタイプ | nanoSIM+eSIM |
ディスプレイ | 約6.4インチ/フルHD+(2,400×1,080)/有機EL(AMOLED)/リフレッシュレート90Hz |
アウトカメラ |
[広角]約4,800万画素(F値1.7) [超広角]約800万画素(F値2.2/画角120°) [マクロ]約200万画素(F値2.4) |
インカメラ | 約1,600万画素(F値2.4) |
対応周波数 |
5G NR: n3/n28/n41/n77/n78 4G: FDD LTE Band 1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28 4G: TD LTE Band 38/40/41/42 3G: WCDMA Band 1/4/5/6/8/19 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz キャリアアグリゲーション対応 |
無線通信方法 |
Wi-Fi®: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac テザリング対応 |
Bluetooth® | Ver.5.1 |
FMラジオ | 対応(有線イヤホン装着時) |
位置情報 | GPS / Beidou / GLONASS / GALILEO / QZSS |
USBポート | USB Type-C™ / USB2.0対応 / OTG対応 |
センサー | 地磁気センサー / 近接センサー / 光センサー / 加速度センサー / ジャイロセンサー / 重力センサー / ステップカウント機能対応 |
サウンドシステム | モノラルスピーカー / 3.5mm イヤホンジャック / ハイレゾ(対応イヤホン使用時) |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証 / 顔認証 |
防水/防塵 | IPX8・IP6X |
おサイフケータイ® | 対応 |
本体付属品 | SIM取出し用ピン×1 / 保護フィルム(貼付済み)×1 / 保護ケース×1 / クイックガイド×1 / 安全ガイド×1 |
これまでの「Renoシリーズ」と同様におサイフケータイや防水・防塵に対応しています。
CPUは「OPPO Reno5 A」がSnapdragon™765G、今回の「OPPO Reno7 A」がSnapdragon™695となっています。今夏リリースの他社ミドルレンジスマートフォンの多くがSnapdragon™695を採用しており、他社の同価格帯のスマートフォンと同等性能と言えそうです。CPUの型番では前作より劣りますが、前モデルより電力効率・処理性能共に「OPPO Reno7 A」が優れており、順当に進化しているといえるでしょう。
またディスプレイも進化しており、「OPPO Reno5 A」はTFT-LCDを採用していましたが、「OPPO Reno7 A」は有機EL(AMOLED)を採用しています。有機ELは視野角の広さ、色彩の表現、省電力性も優れています。
画素数は「OPPO Reno5 A」と比較すると劣りますが、薄くて軽いため持ちやすく、4,500mAhの大容量バッテリーで長持ちする1台です。また、カタログ情報によるとシステム劣化防止機能を搭載しており、36ヵ月間使用してもシステムの劣化具合がわずか5%以内とのことです。
「OPPO Reno7 A」のまとめ
本体が薄型、軽量になったため長時間操作や持ち運びがしやすく、どんな方にも使っていただきやすいデザインです。カメラ性能は十分な画素数で、超広角・マクロ機能搭載やAI搭載など幅広いカメラ機能で写真撮影も楽しんでいただけます。eSIM利用を検討している方、防水・防塵対応の機種がいい方、たくさん写真を撮る方にはおすすめの1台です。
「OPPO Reno7 A」のポイント!
- 安心の防水・防塵対応
- AI搭載で多彩なカメラ機能
- 「eSIM」にも対応
- 薄型で片手操作や持ち運びがしやすい