「Redmi 12C」をレビュー!低価格で充電も長持ち!
Xiaomiから「Redmi 12C」のSIMフリーモデルが発売されました。今回は低価格帯となるRedmiシリーズの最新モデル「Redmi 12C」について、デザインやスペックをレビューしていきます。
「Redmi 12C」の外観や同梱品をチェック!
丸みのある持ちやすいデザイン
カラーはグラファイトグレーとミントグリーンの2色展開となっています。側面は丸みがあり滑りにくく持ちやすいデザインです。
6.71インチHD+ディスプレイ
ディスプレイサイズは6.71インチで解像度はフルHD+の720×1650です。動画視聴やゲームをする際にも見やすい大型のディスプレイです。
本体サイズは横幅76.41mmx縦幅168.76mmx厚さ8.77mmと比較的大きく、重量も約192gのため片手での操作や長時間の操作は少ししずらいと感じるかもしれません。
インターフェース関連
SIMトレーは画面に向かって左側にあり、SIMピンを使って引き出すタイプです。SIMスロットはnanoSIMが2枚とmicroSDが1枚入る設計で、DSDVに対応しています。 nanoSIM×nanoSIM×microSDカードという使い方も可能です。残念ながらeSIMには対応していません。
USBポートはmicro USBでイヤホンジャックは本体上部についています。
付属品
「Redmi 12C」の付属品は以下の通りです。
ACアダプタ(試供品) / USB ケーブル(試供品) / SIM取り出し用ピン(試供品) / クイックスタートガイド / 保証に関するお知らせ
最近ではType-C対応の端末が多いなか、「Redmi 12C」はmicro USBとなるため不便に感じるかもしれませんが、ACアダプタとUSBケーブルが同梱されているため新しく充電コードを購入する必要はありません。
「Redmi 12C」のカメラ性能をチェック!
カメラは約5,000万画素のメインカメラ、約500万画素のインカメラを搭載しています。
カメラアプリのUIはこのような感じで、ビデオ・写真・ポートレート・夜景モードを手元で切り替えることができます。ズームは手元で切り替えではなく、ピンチインで倍率が下がりピンチアウトで倍率が上がる仕様になっています。
実際に撮影してチェック
メインカメラは約5,000万画素なので画質もよく、鮮やかな写真を撮ることができます。
ズーム性能
続いてズーム性能です。最大10倍までズームが可能で写真は1枚目が通常時、2枚目以降は2倍・3倍・5倍・10倍の順となっています。
3倍までは拡大しても綺麗に撮影できますが、5倍・10倍になってくると少しぼやける印象です。遠すぎるとくっきりと写真におさめることができないため、3倍くらいズームすれば撮りたい物がちょうどいい大きさになる距離まで近づいて撮影することをおすすめします。
夜景モード
最後に夜景モードです。1枚目が通常時、2枚目が夜景モードです。
夜景モードで撮影すると、暗い場所でも建物がくっきりと写っているのが分かります。特に写真右下の窓部分は通常時だと室内の明かりで光が飛んでいますが、夜景モードだと窓枠までしっかりと捉えられています。暗所での撮影は少しブレやすい印象ですが、しっかりと固定して撮影すれば問題なさそうです。
インカメラは約500万画素とあまり高画質ではないので、風景など主に外側のメインカメラを使用して撮影するコストパフォーマンス重視の方にはおすすめです。
「Redmi 12C」のスペック
サイズ(幅x高さx厚さ) | 約76.41(W)x168.76(H)x8.77(D) (mm) |
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重さ | 約192g |
カラー |
グラファイトグレー ミントグリーン ラベンダーパープル |
対応OS | MIUI 13 Based on Android™ 12 |
CPU | MediaTek Helio G85 オクタコア 2x2.0 GHz + 6x1.8 GHz |
メモリ |
RAM:3GB / ROM:64GB / microSD 最大1TB(別売) RAM:4GB / ROM:128GB / microSD 最大1TB(別売) |
バッテリー | 5000mAh |
ディスプレイ | 約6.71インチHD+ 720×1650 |
5G | ― |
eSIM | ― |
カメラ |
アウトカメラ:5000万画素(アウトカメラ:約5,000万画素(メイン)+ ポートレート用補助レンズ) インカメラ:500万画素 |
通信速度 | 下り(受信時)最大150Mbps(LTE)上り(送信時)最大75Mbps(LTE) |
通信方式 |
LTE: B1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/26/28/38/40/41/66 3G: B1/2/4/5/6/8/19 GSM: 1900/1800/900/850 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) |
Bluetooth® | Bluetooth® 5.1 |
テザリング機能 | 対応最大接続台数:16台 |
対応SIM | nanoSIM / nanoSIM |
SIMカードスロット | 2枚 |
DSDV機能 | 対応 |
連続待受時間 | LTE:約508時間 / 3G:約487時間 |
連続通話時間 | LTE:約34時間 / 3G:約30時間 |
その他 | GPS(Beidou/GLONASS/GALILEO) / 加速度計 / 指紋認証 / 顔認証 |
付属品 | ACアダプタ(試供品) / USB ケーブル(試供品) / SIM取り出し用ピン(試供品) / クイックスタートガイド / 保証に関するお知らせ |
5,000mAhの大容量バッテリーで充電の心配をせずに長時間お使いいただけます。「Redmi 12C」の特長として、メモリ拡張が可能です。デフォルトではRAM3GBのメモリ容量を2GB拡張して5GBに、RAM4GBのメモリ容量は3GB拡張して7GBにすることができます。
端末価格が20,000円を切っており低価格でご購入いただけるため、コストパフォーマンスを重視する方にはおすすめの1台だと感じました。一方で、全体的にスペックは価格相応で5GやeSIMには対応していないため、高性能を求める方や最新の機能を利用したい方は他の端末を検討していただいた方が良さそうです。
「Redmi 12C」のまとめ
大容量バッテリーで充電を心配することなく大画面で動画やゲームを楽しんでいただける1台です。カメラはメインカメラが約5,000万画素で夜景モードやズーム機能も搭載しているため綺麗な写真を撮ることができ、この価格帯では十分なスペックだと感じました。高性能を求めず、低価格で端末を購入したい方にはおすすめの端末です。
「Redmi 12C」はこんな方におすすめ!
- とにかく安く端末を購入したい
- 大容量バッテリーで充電の心配をしたくない
- 大きい画面で動画やゲームを楽しみたい