「AQUOS wish3」をレビュー!スペックやおすすめポイントをご紹介!
シャープからSIMフリー版の最新スマホ「AQUOS wish3」が2023年7月13日に発表されました。今回はローエンドモデルであるwishシリーズの最新機種「AQUOS wish3」について、先代モデルである「AQUOS wish」と比較しつつ特徴や実際の使用感をレビューしていきます!機種変更を検討している方、シャープの機種が欲しい方、「AQUOS wish」と「AQUOS wish3」で悩んでいる方はぜひ本記事を端末購入時の参考にしてください!
AQUOS wishシリーズ最新機種「AQUOS wish3」の特徴!
シンプルで使いやすい
先代モデルの「AQUOS wish」と大きさや質量はほとんど同じで「AQUOS wish3」もコンパクトで操作しやすいサイズ感です。筐体には再生プラスチック材を使用しています。再生プラスチック材の使用率は35%から60%に上がっており、より環境に配慮した端末です。
「ジュニアモード」や「かんたんモード」の設定ができ、使用者に合わせて設定を変えられるのでスマホ操作にあまり慣れていない方でも使いやすい1台です。
丈夫で長く使えて安心
18項目のMIL規格に対応。防水・防塵にも対応しており、生活での利用シーンが多い場合にも安心して使用できます。
3,730mAhのバッテリー容量で、電池の劣化を軽減するロングライフバッテリーを搭載しているため長く使える1台です。事前に設定をすれば画面消灯時と操作中で充電と給電を切り替えて電池の温度上昇による負担を抑え、劣化を軽減してくれます。
かんたんにキレイな写真が撮れる「AIオート」搭載カメラ
カメラには「AIオート」を搭載しています。被写体に合わせて自動で適切な設定をしてくれるため、写真を撮り慣れていない方でもキレイな写真を撮ることができます。また、画質処理を行って人物を美しく捉える新画質エンジン「ProPix 4 lite」も搭載しています。
「AQUOS wish3」と「AQUOS wish」のスペックを徹底比較!
「AQUOS wish」とAQUOSシリーズ最新機種の「AQUOS wish3」のスペックは以下の通りです。
シリーズ名 | AQUOS wish3 | AQUOS wish | |
---|---|---|---|
型番 | SH-M25 | SH-M20 | |
カラーバリエーション | グリーン(G)、ブラック(B)、ホワイト(W) | オリーブグリーン(G)、アイボリー(W)、チャコール(B) | |
セットサイズ | 高さ約147mm×幅約70mm×厚さ約8.9mm | 高さ約147mm×幅約71mm×厚さ約8.9mm | |
質量 | 約161g | 約162g | |
CPU |
MediaTek™ Dimensity® 700 オクタコア 2.2GHz×2+2GHz×6 |
Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G Mobile Platform 2.0GHz+1.8GHz オクタコア |
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ディスプレイ | 約5.7インチ 1,520×720 HD+ | 約5.7インチ 1,520×720 HD+ | |
電池容量 | 3,730mAh(内蔵電池) | 3,730mAh(内蔵電池) | |
連続利用時間 | 通話時間 | VoLTE:約41時間 |
VoLTE:約2,460分 3G:約1,570分 GSM:約820分 |
待受時間(静止時) | LTE:約600時間 |
LTE:約600時間 3G:約690時間 GSM:約580時間 |
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メモリ | RAM 4GB / ROM64GB(外部最大1TB microSDXCカード) | RAM 4GB / ROM 64GB(外部最大1TB microSDXCカード) | |
カメラ | アウトカメラ | 有効画素数 約1,300万画素 | 有効画素数 約1,300万画素 |
インカメラ | 有効画素数 約500万画素 | 有効画素数 約800万画素 | |
対応バンド | 5G | n3/n28/n77/n78/n79 | n3/n28/n77/n78/n79 |
4G | B1/B2/B3/B5/B8/B12/B17/B18/B19/B38/B39/B41 | B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28/B38/B39/B41 | |
3G | B1/B5/B8 | B1/B2/B5/B6/B8/B19 | |
GSM | 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz | 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz | |
sXGP | 〇 | 〇 | |
通信速度 | 5G |
受信時:最大2.13Gbps 送信時:最大218Mbps |
受信時:最大2.13Gbps 送信時:最大218Mbps |
4G |
受信時:最大400Mbps 送信時:最大75Mbps |
受信時:最大660Mbps 送信時:最大75Mbps |
|
プラットフォーム | Android™ 13 | Android™ 11 | |
生体認証 | 顔認証(マスク対応) | 指紋認証 | |
センサー | GPS(GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS対応)/加速度/地磁気/ジャイロ/近接/照度 | GPS(GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS対応)/加速度/地磁気/ジャイロ/近接/照度 | |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) | IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) | |
Bluetooth | 5.3 | 5.1 | |
テザリング | 〇(Wi-Fi×10台、USB×1台、Bluetooth×4台 最大15台) | 〇(Wi-Fi×10台、USB×1台、Bluetooth×4台 最大15台) | |
FeliCa/NFC | 〇/〇 | 〇/〇 | |
防水・防塵 | 防水(IPX5/7)・防塵(IP6X) | 防水(IPX5/7)・防塵(IP6X) | |
MIL規格(堅牢性試験) | MIL-STD-810H 18項目準拠 | MIL-STD-810H 17項目準拠、耐衝撃(落下)はMIL-STD-810G準拠 | |
急速充電 | USB Power Delivery対応 | ー | |
その他特長 | インテリジェントチャージ、テザリングオート、Payトリガー、かんたんモード、ジュニアモード、スクロールオート、OSバージョンアップ最大2年2回 | インテリジェントチャージ、ダイレクト給電、テザリングオート、Payトリガー、アウトドアビュー、かんたんモード(AQUOSかんたんホーム)、スクロールオート、OSバージョンアップ最大2年2回 | |
SIMカードサイズ、スロット数 | nanoSIM×1、eSIM×1 DSDV対応 | nanoSIM×1、eSIM×1 DSDV対応 | |
同梱品 | 本体/クイックスタートガイド(保証事項記載) | 本体/クイックスタートガイド(保証事項記載)/クイックスイッチアダプター(試供品) |
外観については「AQUOS wish」から大きな変化はなく、コンパクトなため片手で操作しやすい端末と言えます。
CPUについては「AQUOS wish」はQualcomm® Snapdragon™ 480 5G Mobile Platformでしたが、「AQUOS wish3」はMediaTek™ Dimensity® 700となっています。
カメラについてはアウトカメラの画素数はどちらも約1,300万画素ですが、インカメラについては約500万画素と「AQUOS wish」よりも少し劣っています。
生体認証は指紋認証から顔認証になりましたが、マスク対応しているためマスク着用時でもスムーズに画面ロック解除が可能です。「AQUOS wish」同様、eSIMや5Gにも対応しているため、端末価格を抑えつつeSIM利用や5G対応端末を希望している方にもおすすめです。
「AQUOS wish3」を実際に使ってレビュー!
外観をチェック
カラーはグリーン、ブラック、ホワイトの3色展開です。3色とも「AQUOS wish」と近い色味となり、マットな質感でどんな方でも持っていただきやすい落ち着いた印象です。
画面サイズは「AQUOS wish」と同じ約5.7インチ、HD+(1,520×720)です。重量は約161gと「AQUOS wish」とほぼ同じです。ずっしりとした重さは感じないので長時間操作していても疲れにくく、片手での操作もしやすい端末です。
側面の窪みとマット素材により「AQUOS wish」同様、優しい手触りで手にフィットするため手が大きくない方でも持ちやすい端末です。
インターフェース関連も「AQUOS wish」から大きく変化していません。SIMトレーは画面向かって左上にあり、専用のSIM取り出し用ピン要らずで引き出すことが可能です。SIMスロットはnanoSIMとmicroSDカードが1枚ずつ入る仕様になっています。nanoSIMとeSIMを組み合わせることにより、DSDVとして利用することも可能です。
最大1TBのmicroSDカードに対応しているため、nanoSIMとmicroSDカードの併用が可能です。eSIMにも対応しておりnanoSIM×eSIM×microSDカードという使い方もできるため、仕事やプライベートなど幅広い用途で使用する方にもおすすめです。
USBポートはType-Cで本体下部にあり、充電器は同梱されていないためType-Cのコードを持っていない方は合わせて購入しましょう。イヤホンジャックが本体上部にあるため、有線のイヤホンを使用する場合でも充電しながらイヤホンを接続することができます。
カメラ性能をチェック
「AQUOS wish3」はアウトカメラが約1,300万画素、インカメラが約500万画素のカメラを搭載しており、カメラアプリのUIは下記のようになっています。
手元でタイムラプス、ビデオ、写真、ポートレートといったカメラモードの切り替えが行えます。
通常モード
「AIオート」搭載により自動で適切な設定にしてくれるため、通常モードでも鮮やかな写真を撮ることができます。
ズーム性能
次にズーム性能です。倍率を1倍、2倍、5倍、8倍で変えて撮影した写真を比較します。
倍率を5倍以上にすると建物の輪郭がぼやけてしまうため、2倍程度で被写体をしっかりと捉えられる位置での撮影をおすすめします。
夜景モード
夜景モードは暗所で撮影すると自動で適用されるようになっており、夜景モードの設定解除は手動で行えます。1枚目が通常時、2枚目が夜景モードでの写真です。
2枚目の方が明るく、建物の窓枠が少しくっきりと写っているのが分かります。
「AQUOS wish3」のおすすめポイント!
「AQUOS wish3」はここがおすすめ!
- シンプルで人を選ばない使いやすさ
- 防水、防塵で衝撃にも強い安心の丈夫さ
- 長く使えるインテリジェントチャージ
シンプルで人を選ばない使いやすさ
コンパクトで持ちやすいボディで人を選ばず手に心地よくフィットします。ボタンは1眼カメラ、音量/電源のみのシンプルな構造で「ジュニアモード」「かんたんモード」機能も搭載しているためスマホデビューやご年配の方などスマホ操作に慣れていない方でも使いやすい設計です。
マスク顔認証も可能になったため、マスクをつけて外出する場合もマスクを外さずストレスなくロック解除ができます。
防水、防塵で衝撃にも強い安心の丈夫さ
防水防塵に対応しておりスマホでレシピを見ながら料理をするなど、少し濡れる可能性があるシーンでの利用も安心です。また、耐衝撃や耐振動などが含まれるMIL規格18項目に準拠しているため壊れにくく丈夫な端末です。
長く使えるインテリジェントチャージ
3,730mAhのバッテリー搭載でインテリジェントチャージに対応しています。充電を制御し画面が消灯しているときのみ充電するなど、電池への負担を軽減することで長く使える端末です。
「AQUOS wish3」の価格と購入方法は?
「AQUOS wish3」の価格は購入場所によって異なります。wishシリーズはローエンドモデルのためAQUOSの中では比較的低価格な端末ですが、価格については実際に購入する場所にお問い合わせください。
ビックカメラ店頭やビックカメラ.comでも購入可能です。
▶ビックカメラ.comで「AQUOS wish3」を購入
「AQUOS wish3」のレビューまとめ
今回はシャープAQUOSシリーズのSIMフリー版最新機種「AQUOS wish3」について、先代モデルの「AQUOS wish」と比較しつつご紹介しました。
コンパクトでシンプルな設計のため人を選ばず使いやすく、初めてスマホを使う方にもおすすめできると感じました。wishシリーズはローエンドモデルのためハイスペックな端末を求める方には他の端末をおすすめしますが、全体的にバランスのとれたスペックを求めている方には非常におすすめの端末です。低価格ながらもeSIMや5G対応、AIオートによるキレイな写真撮影など、しっかりと最新機能もカバーしているためスマホ操作に慣れていない方でも十分にスマホライフを楽しんでいただけます。
シャープの端末が欲しい方や低価格の端末を希望している方、初めてスマホを使う方はぜひこの機会に「AQUOS wish3」のご購入をご検討ください!
また、SIMフリー端末であればBIC SIMもご利用いただけます。データシェア、データ繰り越しが可能で、2ギガ月額850円から使えるBIC SIMを「AQUOS wish3」のご購入と合わせてぜひご検討ください!