ROG Phone 8とROG Phone 8 Proを同時にレビュー!ゲームに特化したこだわりのスペックを解説!
2024年5月17日にASUSより「ROG Phone 8」「ROG Phone 8 Pro」が発売となりました。
シリーズ史上初のおサイフケータイ®に対応した高スペックなゲーミングスマホとなっています。
今回は「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」の2台を実機を使って比較しつつレビューしていきます!スマホでゲームをされる方、ゲーミングスマホに興味のある方は是非ご覧になってください!
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」の外観・デザインをレビュー!
これまでのROG Phone史上、最も大幅にデザインがリニューアルされ、性能はアップデートしつつ見た目はシンプルに軽量化された普段使いにもピッタリなデザインとなっています。
シンプルなデザインに美しく光るROGロゴと存在感たっぷりのミニLED
「ROG Phone 8」はレベルグレー、ファントムブラックの2色展開となっており、背面にはROG PhoneならではのROGロゴが入っています。こちらのROGロゴはAura RGBライティングを有効にすることで、好みに合わせてお好きなカラーにライティングすることができます。
※写真はファントムブラックです。
「ROG Phone 8 Pro」はファントムブラックの1色展開で、背面には341個のプログラム可能なミニLEDを搭載しており、使用していないときは表示されない仕様となっています。このミニLEDはROGロゴは勿論、自由自在にカスタマイズしたアニメーションやバッテリー残量、時間などの機能を表示させることもできるので、オリジナリティあふれるデザインで他のスマホと差をつけることができます。
ゲームでも普段使いにも嬉しいスリムで軽量化されたボディ
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」は先代ROG Phoneシリーズの「ROG Phone 7」に比べ、17%コンパクトに、15%スリムに、9%軽量化され、長時間ゲームをしても疲れにくく、手にフィットするので普段使いでもさらに使いやすくなりました。
インターフェース関連
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」のインターフェース関連をご紹介します。
まず画面向かって右側側面の上のボタンが音量ボタンです。ボタンを上に押すとボリュームが大きくなり、下に押すとボリュームが小さくなります。
音量ボタンの下が電源ボタンとなります。電源ボタンは1度タッチすると画面のON/OFF切り替えができ、長押しで電源のON/OFFやスクリーンショット、緊急通報ができます。
SIMトレーは本体下部に搭載されており、付属のSIMイジェクトピンで取り外しが可能です。
充電口はSIMトレーの左隣に搭載されており、Type-C充電とワイヤレス充電に対応しております。
同梱品をレビュー
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」の付属品を紹介します。
上の写真が「ROG Phone 8」、下の写真が「ROG Phone 8 Pro」で外箱のデザインが異なりますが、どちらも共通で、ユーザーマニュアル(兼製品保証書)、SIMイジェクトピン、クリアケース、USB ACアダプターセット(USBチャージャー、USB Type-Cケーブル)が同梱されています。
充電器同梱なので、新たに購入する必要がありません。また、クリアケースが同梱されているので、購入後すぐに使いたい方も安心です。
付属のクリアケースもROG Phoneのデザインとなっていて特別感があります。
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」のスペックをレビュー!
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」のスペック比較
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」のスペックは以下となります。
シリーズ名 | ROG Phone 8 | ROG Phone 8 Pro | |
本体カラー | レベルグレー ファントムブラック |
ファントムブラック | |
メモリ | ROM 256GB (UFS 4.0)+RAM 16GB LPDDR5X | ROM 512GB (UFS 4.0)+RAM 16GB LPDDR5X | |
サイズ | 約W76.8㎜×H163.8㎜×D8.9㎜ | ||
重量 | 約225g | ||
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 3 (オクタコアCPU) |
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ディスプレイ | 6.78型 LTPO AMOLEDディスプレイ Corning® Gorilla® Glass Victus™ 2 |
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バッテリー容量 | 5,500mAh | ||
カメラ | アウトカメラ | 5,000万画素 広角カメラ (35mm換算:23.8mm相当/F値1.9) 1,300万画素 超広角カメラ (35mm換算:12.7mm相当/F値2.2) 3,200万画素 望遠カメラ (35mm換算:65.3mm相当/F値2.4) LEDフラッシュ |
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インカメラ | 3,200万画素カメラ (35mm換算:22mm相当/F値2.05) | ||
通信方式 | 5G NR | n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18/n20/n25/n26/n28/ n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79 |
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FDD-LTE | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B32/B66 | ||
TD-LTE | B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48 | ||
キャリアアグリゲーション | 7CA(DL)/2CA(UL) 対応 | ||
W-CDMA | B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 | ||
GSM/EDGE | 850/900/1,800/1,900MHz | ||
プラットホーム | Android™ 14 (ROG UI) | ||
生体認証 | 顔・指紋 | ||
センサー | 電子コンパス/近接センサー/光センサー/指紋センサー(画面内認証)/加速度センサー/ジャイロスコープ/感圧式ボタン(AirTrigger) | ||
Bluetooth | 5.4 | ||
おサイフケータイ® | 対応 | ||
防水・防塵 | IP65/IP68 | ||
SIM | nanoSIMスロット ×2 | ||
サウンド機能 | Hi-Res Hi-Res Wireless Dirac Virtuo™ スピーカー: デュアルスピーカー内蔵 マイク: トリプルマイク内蔵 |
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同梱品 | ユーザーマニュアル(兼製品保証書)/SIMイジェクトピン/クリアケース/ USB ACアダプターセット(USBチャージャー、USB Type-Cケーブル) |
以上の通り、2機種の違いは外観、本体カラー、本体メモリのみとなります。デザインの好みや必要な容量でどちらを購入するか選択しましょう。
データやアプリをたくさんスマホに保存されたい方は「ROG Phone 8 Pro」がおすすめです。特にゲームアプリは容量が大きいので、512GB使えると安心ですね。「ROG Phone 8」は256GBですが、こちらもアプリのインストールや普段使いするには全く困らないです。
以下ではROG Phone 8シリーズのスペックの詳細をご紹介します。
シリーズ初のおサイフケータイ®対応
ROG Phone 8シリーズは、ROG Phoneシリーズ初のおサイフケータイ®に対応しています。
今ではおサイフケータイ®はスマホの機能として主流になりつつあり、キャッシュレス決済対応店も増えています。ちょっとした外出であれば、スマホ1台で買い物や電車・バスに乗ることができる便利な機能なので、設定していただくことをおすすめします。
プロ級のカメラはどんなシーンにも対応
ROG Phone 8シリーズはゲームアシスト機能だけでなくカメラもハイスペックです。アウトカメラは5,000万画素 広角カメラ、1,300万画素 超広角カメラ、3,200万画素 望遠カメラのトリプルレンズ、インカメラは3,200万画素カメラが搭載されています。
高画質なだけではなく、撮影した写真を自動で最適化処理してくれる被写体検出AIや、スリープ時でも瞬時に3枚の写真を撮影しどんな瞬間も見逃さないクイックショット、ポートレートモード、OIS(光学式手ブレ補正)など、どんな環境でもプロ級の写真を撮影できるような多くの機能が搭載されています。
後述で実機を使ってカメラ性能をレビューしていきます。
セキュリティを担保しつつ遊び心も忘れない
生体認証は顔・指紋に対応しています。
実機でテストしましたが、どちらも感度がよくスムーズにロック解除することができました。
顔認証は電源ボタンを押した後、顔の正面に画面をかざすことで解除可能です。指紋認証は顔認証と同様、電源ボタンを押してから画面中央をタッチするか、本体を手に持ち画面を起こすことでタッチ画面が起動します。
指紋認証は、タッチアイコンや解除時のアニメーションのカスタマイズができるので好きなデザインに設定してみるのもROG Phone 8シリーズの楽しみの1つです。
大容量バッテリーと急速充電
バッテリー容量は5,500mAhと大容量なので、外出先でも長時間ゲームやアプリを楽しむことができます。
さらに最短39分で急速充電されるのでついゲームに夢中になりすぎてしまってもすぐに回復することができます。充電方法は有線・無線とどちらも対応しており、特に同梱されている65W対応のUSB ACアダプターセットや最大15WのQi規格対応ワイヤレス充電がおすすめです。
ゲーミングスマホならではのおすすめポイント
最高の操作性で没入感を体験
ROG Phone 8シリーズには「AirTrigger」という機能が搭載しており、設定上で有効にできます。
AirTriggerとはゲームパッドのような操作感を実現できる感圧式ボタンのことで、1つの操作で2つのアクションを実行したり、押す・離すでそれぞれ異なる操作を割り当てすることが可能なプレス&リフト、ボタンを押しながら本体を傾けることでジャイロスコープを使用した操作が可能になるなど、様々な機能があります。
AirTriggerを有効にすることでゲームの操作性が格段に上がりスマホで操作してるとは思えないほどのパフォーマンスが実現します。
アシスト機能で勝利へ導く
ROG Phone 8シリーズには勝利にこだわるゲーマーのためのアシストツール「Game Genie」を搭載しています。こちらの機能でどのような体験ができるのか一部をご紹介します。
- X sense
取り扱い説明書いらずでサクサクゲームを進めることができます。
- X capture
自身の神プレイを後から何度も見返すことや、ゲーム仲間へ共有したり、ゲーム実況をされる方におすすめの機能です。
- AI Glabber
テキストをコピーしインターネット検索することができるので、ゲーム中に気になった情報や、分からない単語を調べながらプレイすることが可能です。
以上がROG Phone 8シリーズのゲームアシスト機能の一部です。他にもバックグラウンドモードや、振動マッピング、Windows PCとの連携など、様々な機能を搭載していますので気になった方は公式ページをご確認ください。
より快適にプレイするための冷却機能
ROG Phone 8シリーズには本体を守りながらゲームを楽しめるような様々な冷却機能が搭載されています。
- GameCool 8
- 急速冷却コンダクター
- AeroActive Cooler X
デュアルボタンがついており、スマホに装着することで画面内のタップをボタンに割り当てることができ、よりリアルなゲーム感を味わうことができます。
※AeroActive Cooler Xは別売りです。(税込12,480円)
Snapdragon® 8 Gen 3によるパワフル性能
ROG Phone 8シリーズはSnapdragon® 8 Gen 3 モバイルプラットフォームを搭載したことにより、従来よりもCPUが30%、GPUが25%高速化されています。ゲーミングスマホにとって重要な要素であり、これにより動作もサクサクになり、大容量のゲームでも滑らかな操作性を実感することができます。
さらに、ゲームプレイ時専用の「Xモード」を有効にするとハードウェア処理の最適化が行われるのでより集中してプレイすることができます。
「ROG Phone 8」「ROG Phone 8 Pro」のカメラ性能をレビュー!
ROG Phone 8シリーズのカメラ性能を実機を使ってレビューします。
2機種ともカメラのスペックは変わらないのでまとめて紹介していきます。
ズーム性能をレビュー
ズーム性能をレビューしていきます。1枚目が1倍、2枚目以降が2倍、3倍、15倍となっています。
【1倍】
【2倍】
【3倍】
【15倍】
被写体まで約10㎞離れていましたが、15倍でもぼやけることなく綺麗なまま撮影することができました。今回は15倍まで撮影しましたが、実際には30倍までズーム可能です。
風景や料理の写真をレビュー
次に花や風景、料理の写真をレビューしていきます。
ポートレートモードでも手ブレ補正がついているので、鮮明な写真を撮影することができました。また、被写体検出AIによって写真ごとに画像の最適化を自動で行ってくれるので、加工をする必要がありません。
夜景モードをレビュー
最後に夜景モードを通常モードと比較しつつレビューしていきます。
【通常モード】
通常モードでも十分綺麗ですが、看板などの発光しているものは文字がぼやけてしまっています。
【夜景モード】
全体的に明るくなり、看板の文字もはっきりと写っています。ROG Phone 8シリーズは通常モードと夜景モードの差がはっきりと感じられました。暗所で撮影するにはおすすめの機能です。
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」の価格・購入方法
価格
「ROG Phone 8」は約16万円、「ROG Phone 8 Pro」は約18万円で販売されています。
ハイエンドスマホですが、1台で通常のスマホ機能はもちろん、ゲーム好きにはたまらないスペックを搭載しているので、納得の価格といえるでしょう。
購入方法
「ROG Phone 8」「ROG Phone 8 Pro」はASUSの公式オンラインショップやビックカメラなどの家電量販店、キャリアショップでご購入いただけます。
実際にROGロゴのライティングやアニメーションをご覧になられたい方、デモ機でゲームアプリをシミュレーションされたい方は店舗でお試しいただけます。便利なオンラインショップでの購入も是非ご検討ください。
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」のメリット・デメリット
ROG Phone 8シリーズのメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」のメリット
- ゲームをより楽しむ機能が満載
また、別売りのAeroActive Cooler Xと一緒にお使いいただくことで、より快適に、コントローラーで操作しているかのような体験ができます。
- 普段使いでも優秀なスペック
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」のデメリット
- 本体価格が高い
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」を使うならBIC SIM!
大容量プランで外出先でもゲームが楽しめる
BIC SIMのギガプランは30・40・50GBの大容量プランを展開しており、Wi-Fiのない屋外での使用や、通勤・通学時間が長い方でも安心してご利用いただけます。特にゲームアプリはデータを多く使用しますので、「ROG Phone 8」・「ROG Phone 8 Pro」でゲームを楽しみたい方におすすめです。
ギガプランなら30GB/2,700円、40GB/3,300円、50GB/3,900円と大手キャリアの大容量プランと比べても低価格ですので、お得にデータをご利用いただけます。
低容量プランも充実で納得の価格
ギガプランは低容量のプランも2・5・10・15・20GBと幅広く展開しており、2GB/850円からご利用いただけます。
主にWi-Fi環境でご利用いただく方は20GBまでのプランがおすすめです。プランは月ごとにアプリから簡単に変更ができるので、利用シーンに合わせて最適なプランをお選びください。
「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」のまとめ
今回は「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」を実機を使って同時にレビューしました!
スマホとは思えないゲームアシスト機能や、高容量バッテリー、高画質カメラ搭載など魅力満載の2台でした。
以下がこの記事のまとめとなります。
- ROG Phone 8シリーズはゲーム好きの方におすすめ!
- 「ROG Phone 8」と「ROG Phone 8 Pro」の違いは本体メモリとデザイン
- ROG Phoneシリーズ初のおサイフケータイ®対応
- 高スペックで普段使いでも満足感の高いスマホ!
ゲーム好きな方や機種変更でスマホのランクアップをお考えの方は是非ROG Phone 8シリーズをご検討ください!
※「おサイフケータイ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。