スマートフォンの画面を割ったことがある人は62%も!バキバキスマホの実態を調査しました
友人や同僚がスマホを使っているのを何気なく見ていて、昔から少し気になっていたことがあります。それは、スマホの画面がバキバキに割れている人がけっこう多いということ。
20代~50代の男女にアンケート調査を実施してみると、実に半数以上の人が「割ったことがある」と回答しました。
さらに気になるのが、割れてしまったスマホを修理することなくそのまま使い続けている人が多いということ。どうして修理しないのか、そもそもなぜスマホを割ってしまうのか。
そんな気になるスマホバキバキ事情について徹底的に調査してみました!
バキバキスマホを使い続ける3大理由が判明!
冒頭のアンケートで、多くの人がスマホの画面を割ってしまった経験を持っていることが判明しました。もう一つ気になるのは、そんな画面がバキバキになっているスマホを修理せずに使い続けている人が多いのでは?ということです。
そこで、さらに範囲を広げて「周囲に画面が割れたスマホを使い続けている(いた)人がいるかどうか」を調査したところ、なんと9割近くの人が「いる」と回答しました。
やはり、画面バキバキのスマホを使い続けている人は想像以上に多いようです。
しかし、なぜ画面が割れたまま使い続けるのでしょうか。回答者の皆さんがバキバキスマホを使い続けている周囲の人に聞いた声を集めました。
「割れていても使える、修理するにはお金がかかる」
「割れていても問題ない」と「修理にお金がかかるから直さない」は鉄板の理由のようで、他の方もよく挙げています。
「修理に行く時間がないしそのまま使えるから」
もう一つ、多かった回答は「面倒」というもの。使えないのであれば面倒でも直すはずですが、スマホはバキバキでも普通に使えることが多いため、「面倒くさいからいいや」と思ってしまうようです。
どうやら「割れていても問題ない」「お金がかかる」「面倒」という3つが画面バキバキを放置する3大理由のようですが、なかにはこんな意見も。
「(画面が割れている状態が)こんなの普通ですよ」と言い、とくに問題だと感じていない口ぶりだったが、本当は修理するお金がないのだと思う......」
直しては割り、直しては割り......と賽の河原の石積みのような経験を重ねた結果、たどり着いた境地、それが「割れている方が普通」だったのかもしれません。もっとも、回答者の方は「本当はお金がないのだと思う」と冷静なツッコミを入れていらっしゃいましたけれど。
なぜスマホを割ってしまうのか、意外すぎるシチュエーションも!
さて、スマホを直さない理由が判明したところで、次は「なぜスマホは割れるのか」という原因について探っていきましょう。
そもそも機種によって割れ率に差はあるのでしょうか。実際に割ってしまった端末はなにかアンケートで聞いてみることにしました。すると、やはりiPhoneが多いのかと思いきや、富士通やSony、HUAWEIやASUSと、Android端末もまんべんなく割れていることがわかりました。耐衝撃性能を謳い文句にしているタフネス系のスマホでない限り、画面は平等にバキバキになってしまうようです。
「保護シートや衝撃対策用ケースはつけていなかったの?」と思われるかもしれませんが、こちらもアンケートを取ったところ、回答者の6割以上が「つけていた」とのことですので、「つけていても割れるときは割れる」ようです。
では次にどういったシチュエーションでスマホが割れるのか?をアンケートで聞いてみました。
▼スマホが割れてしまったときの状況を教えてください。
「自転車に乗っていたらポケットから落ちてトラックにひかれた」
保護シートがどうこう言っていた先ほどのくだりを一瞬でかき消してしまうほどインパクトのあるエピソードが飛び出しました。
たしかにこれはバキバキにもなるでしょうけど、それよりもひかれたのがスマホでむしろ良かったですね、と思わないでもありません。
「家の玄関前で手を滑らせてコンクリートの床に落下。角から亀裂が入ってお逝きになりました」
スマートフォンを落としても割れるときと割れないときがあります。経験上、割れやすいのは「コンクリートのような硬い場所に」「角から落としたとき」だと感じています。画面から落ちた場合は意外と大丈夫だったり......落とし方にもコツ(?)があるのかも。
「スマホ手持ちしながら走ったらイヤホン(有線)が引っかかってコンクリートに叩きつけられた」
最近はワイヤレスイヤホンが増えてきていますが、まだまだ多いのがこのタイプの事故かもしれません。ケーブルって意外といろいろなものに引っかかるので(ドアノブとか)要注意です。
「駅の改札に勢いよくタッチしようと思ったら、タッチ後するりと飛んでいった」
スマホが交通系ICカードも兼ねることができるようになったからこその悲劇でしょうか。改札に限らず様々な場面でスマホをかざすことが増えてきましたので、これからもこのパターンでバキバキになるケースは増えていきそうです。
そのほかの回答
- 「彼女と喧嘩して、怒って投げたら割れた」
- 「犬と戯れていて落とした」
- 「地図アプリでお店を探しているときに道路にスマホを落とした」
- 「けん玉を画面に落とした」
「けん玉とは......?」という不思議な回答も寄せられましたが、結構「あるある」ネタも多く、スマホをバキバキにするシチュエーションって実は日常に溢れている気すらしてきました。
3割弱の人がバキバキのまま半年以上使い続けていた!
これだけ毎日スマホを使っていれば、割れてしまうのは仕方ありません。ただ、気になるのは先ほどのアンケートでも声が上がっていたように「割れたままのスマホを使い続ける」ケースが多いこと。
実際にどれくらいの人が壊れたスマホをそのまま使っているのでしょうか。
アンケート調査の結果、割ってしまったスマホをすぐ修理に出すという人はなんと3割程度しかいないということがわかりました。
では修理せずに、バキバキスマホをどれくらい使い続けているのかを調べてみました。
多かった回答は「1ヶ月」、「3ヶ月」、「半年以上」と、人によってかなりの差があるようです。とくに多いのは「1ヶ月」で、全体の4割を占めていました。
おそらく「1ヶ月」の人は「直したかったけれど面倒だからすぐには行かなかった人」で、「半年以上」の人は「割れたことを気にしていない人」なのでしょう。
とはいえ、バキバキスマホを使い続けて、本人は良いとしても周囲の反応はどうなのでしょうか。こちらも気になるので、アンケートで聞いてみました。
▼画面が割れたスマホを見て周囲の人からなにか言われましたか?
「女の子のスマホって基本割れているよねって言われた」
男女問わずスマホの画面を割っているはずですが、女性のほうがスマホを華やかにデコっていて目がいきやすかったり、背の高い男性の方が女性の手元を見下ろすことが多いため、「女性のスマホは割れがち」という印象を受けるのかもしれません。
「ガラス危なくないの? 動く?」
おそらく、割った経験のない方の素直な反応ですよね。割れたスマホを見たときの反応で「その人がスマホを割った経験があるかどうか」が自然とわかる気がします。
「やば(笑)」
こちらは逆に、何度も割っていそうな"プロ"の余裕すら感じる一言です。
ここでちょっと、逆の意見も聞いてみましょう。良いことなしに思えるバキバキスマホですが、「割ってしまって良かったこと」はあるのでしょうか。かなり無茶ぶりな質問ですが、アンケートを取ってみると、いろいろな回答が寄せられました。
▼スマホを割って逆に良かったと思えたことはありますか?
「ソシャゲ起動が減り、課金しなくなった」
普段使いにはそれほど問題ないという意見もあるバキバキスマホですが、さすがに割れた画面ではゲームはやりづらいようで、結果的に課金が減ったという意見が出ました。
スマホゲームに時間やお金を取られすぎているけれどやめられない、という方はあえてバキバキスマホを使い続けるという手もあるのかもしれません(自己責任でお願いします)。
「新品の端末と交換できたときはラッキーでした!」
契約期間や保証の内容によっては新品の端末と交換してくれる場合もあるようです。もちろん、だからといってわざと壊すのはNGですが、こうしたケースもあるということですね。
「電車の隣の席の人からは内容が見えづらくなっていると思う」
のぞき見防止シート効果を期待する、ものすごくポジティブな意見も。ですが、隣の人が使っているスマホがバキバキだと逆に気になって見てしまうので、やっぱり直した方がいいようにも思います。
バキバキスマホ、修理するといくらかかる?
いくらバキバキスマホがまだ使えるからといっても、やはり修理するにこしたことはありません。ただ、ここでネックになりそうなのが修理代金です。
割れ方によっても変わりそうですが、いったいいくらくらいかかるのでしょうか。
こちらもアンケートで修理代金について聞いてみると、
10,000円以下が過半数を占めました。とりあえず、10,000円前後くらいは覚悟しておいたほうがいいということでしょうか。なかなか手痛い出費です。なるほど、「直さず使う」ことを選ぶ人もいるのもわかります。
バキバキになりがちな人におすすめのBIC SIMの「つながる端末保証」
アンケートの結果から、スマホの画面を割った人はたくさんいることがわかりました。
しかも、割っている人に限定してアンケートを取ると、実に2回以上割ったことがある人は全体の7割にも達しています。スマホが普及してから約10年ほどですが、今後もスマホの使用年数が増えれば増えるほど回数を重ねていく人が増えるのかもしれません......。
先ほど修理代金は約1万円前後かかることがわかりましたが、何度も割っていてはさらに出費が膨らんでしまいます。直さずに機種変更まで使い続ける心情も理解できるというものです。
ただ、やはりバキバキのまま使い続けるのは、故障がより深刻化し操作ができなくなったり、スマホが急に使えなくなったりというリスクもあります。
そこでオススメなのがBIC SIMの「つながる端末保証」。
月額550円(税込)でスマホの修理が無料になる保証で、SIMカード購入時だけの限定オプションとなります。SIMフリースマホとキャリア端末(docomo、au)、iPhoneにも対応しており、さらにiPhoneは正規修理となりますので安心ですね。画面割れだけでなく、水濡れ、全損・部分破損など様々なトラブルを保証してくれますので、スマホをよく割るという人にはうってつけのオプションといえます。
なお、交換対応になった際も、1回目が4,400円(税込)、2回目が8,800円(税込)とこちらもおトク!
キャリアの保証サービスは乗り換えると切れてしまいますが、この「つながる端末保証」をSIMカードと共に申し込んでいただければ、引き続き同じ端末で保証が受けられるのです。通信費を安くするためにBIC SIMに乗り換えたいけれど、キャリアのスマホは使い続けたいという人にもぴったりですね!
スマホをバキバキにしてしまいがちな方は、修理保証もつけられるBIC SIMをぜひご検討ください。
文/山田井ユウキ
イラスト/はやかわくにこ