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災害時に備えた防災グッズや防災アプリは?おすすめポータブルバッテリー「ポポフ」も紹介

災害時に備えた防災グッズや防災アプリは?おすすめポータブルバッテリー「ポポフ」も紹介

近年、日本では地震や豪雨による土砂災害などの様々な災害に見舞われています。
世界で起きているマグニチュード6以上の地震の約2割が日本で発生していることから地震大国と言われており、実際に2024年8月に気象庁は、南海トラフ地震臨時情報を発信し、地震に対する日々の備えを強化するよう呼びかけています。
地震や災害に対する備えは重要だということは分かりますが、実際にどんな対策をとればよいのでしょうか。本記事では、災害時に備えて事前に準備しておくべきものや、災害に遭遇してしまった際のとるべき行動などを解説します。
また、情報収集や連絡手段の要となる通信に関する情報も紹介します。

準備しておきたい防災グッズ

地震などの災害は事前に予測することはできません。避難せざる直面になってからや、電気や水などのライフラインが停止してしまった後に必要なものを用意することは困難です。
避難時・在宅避難する際に必要な防災グッズを把握し、あらかじめ用意することで緊急時でも冷静に対応でき、安全性を高めることができます。

避難時に持ち出すべき防災グッズ12選

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まずは、避難時に持っておくと便利な防災グッズを紹介します。避難用のグッズはすぐに持ち出せるよう玄関付近にまとめ、両手がふさがらないようなリュックサックなどに収納しておくことがおすすめです。

避難用におすすめの防災グッズの例は以下です。

  • 飲料水
  • 食料
  • 防寒具
  • スマホ・モバイルバッテリー
  • 懐中電灯・ライト
  • ビニール袋
  • 薬・おくすり手帳
  • 貴重品
  • ラジオ
  • 個人で必要な小物類
  • 衛生用品
  • (乳児がいる場合)粉ミルク・哺乳瓶

在宅避難時にあると助かる防災グッズ9選

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災害が起きた際に、被害がおさまり安全であることが確認できるまで、在宅避難を続ける必要がある場合があります。避難所よりは環境が整えられているとはいえ、電気やガス、水道などのライフラインが停止し、数日間復旧しない可能性もあります。在宅避難をする場合は、ライフラインの停止に備えた対策が必要です。
自宅避難におすすめの防災グッズは以下です。

  • 飲料水
  • 食料
  • 毛布
  • カセットコンロ・ガス
  • 懐中電灯
  • ラジオ
  • スマホ・モバイルバッテリー
  • (乳児がいる場合)粉ミルク・哺乳瓶
  • 簡易トイレ

防災グッズを用意し保管する際のポイント

防災グッズで何が必要か理解し、用意することはとても重要ですが、実際に使用する場面で「使えない...」「あれが必要だった...」など問題が発生しまっては、安全面に影響が出たり、快適に過ごせなくなってしまいます。
この章では、防災グッズを用意するうえでのポイントを3つ紹介します。

必要なものの優先順位をつける

防災グッズは人によって必要なもの/不必要なものが異なります。また、避難用の荷物は大きめのリュックサック1つで収まるほどの量で調整し、家族がいる場合は1人1セット用意することがおすすめです。
あまり詰め込みすぎてしまうと重くなり避難する際に負担になるので、できるだけコンパクトにまとめましょう。

定期的にメンテナンスをおこなう

缶詰やパウチの食品は基本的に消費期限が長く設定されていますが、用意する段階で消費期限をスマホのカレンダーなどにメモしておくことで、期限が近くなったら気づくことができます。
また、ビニール袋や懐中電灯などは避難時に重宝しますが、劣化してしまうとビニールが破れてしまったり、電池が放電し使い物にならなくなってしまう場合があるので注意しましょう。

取り出しやすい場所に保管する

防災グッズは保管場所も重要です。避難用グッズはなるべく玄関から近い場所へ保管し、地震などで物が倒れてしまってもすぐに取り出せるよう、周りにはあまり物を置かないようにしましょう。ライトや懐中電灯はベッドの付近にも置いておくといいでしょう。
家が倒壊してしまったり、家具が倒れてしまっても取り出せるところを作れるよう、備蓄品は分散させておくなどの工夫も必要です。
在宅避難のグッズは、家の中で拠点となるようなリビングなどにまとめておきましょう。

災害に遭遇してしまった際にとるべき行動は?

実際に災害に遭遇した場合、とるべき行動を理解しておくことで、安全性は高まります。

自身・家族の身の安全を確保する

まずは第一に自身・家族の身を守ることが重要です。家の中にいる場合は、棚が倒れたり家具や家電が落下する恐れがあるので、クッションや毛布などで頭を守ったり、移動できるようであれば机の下に入るなどの行動をしましょう。
外出先の場合は、なるべく開けた場所へ移り、川や海が近い場合は津波や氾濫が起こる場合があるのでなるべく遠くへ避難しましょう。

火元の確認をおこなう

大きな地震が起きた際に、コンロなどの火が付いたままだと、火事などの二次災害につながってしまう恐れがあります。可能であれば揺れを感じたらすぐに火を止めることが重要です。
火を止めに行く余裕がない場合は、まず身の安全を守り、揺れがおさまったら火を止めるようにしましょう。

逃げ道を確保する

自宅にいる場合は、余震に備えて窓やドアを開けていつでも外に逃げれるような対策をとりましょう。地震の揺れによってドアの立て付けが悪くなり開閉できなくなる恐れがあります。
屋外にいる場合は倒壊の恐れのある高い建物からは離れ、広場などで待機します。ビルなどの建物にいる場合、エレベーターは停止する可能性があるので必ず非常階段などを使って外へ避難しましょう。

災害が落ち着いたらとるべき行動

正しい災害情報をチェックする

身の安全が確保できたら、最新の災害情報を確認しましょう。ネットの書き込みなどは鵜呑みにせず、テレビやラジオ、インターネットで確認するのであれば、市町村役場や消防庁などの行政からの「正しい」情報を取得することが大切です。

家族の安否確認をおこなう

災害に遭遇した際、自身や家族が外出中だったり、遠方に住んでいる家族が無事かどうか心配になるかと思います。
まずは自身や近くにいる家族の身を守る行動が大切ですが、被害が落ち着いたら電話やLINEで家族の安否確認をおこないましょう。
しかし、災害時には回線がひっ迫し連絡が取りづらくなる可能性があります。そんな時のためにあらかじめ家族内で避難場所や、ルールを作っておくといいでしょう。

防災グッズを確保する

被害が落ち着いても、余震があったり、二次災害につながるリスクは拭えません。避難することも頭に入れて防災グッズを持ち出す準備やあらためて不備がないかの確認をおこないましょう。

災害に備えたスマホの設定やおすすめアプリ

災害時、スマホは連絡手段や情報を取得するために重要なツールになります。地震や台風情報を察知し、警告することもできますが事前の設定が必要な場合があるので紹介します。

機種別・緊急速報の設定方法

防災対策として、スマホの緊急速報は事前に災害を予測することで、安全な場所へ移動したり、家族が家の中で集まる準備をすることができます。
機種によって設定方法が異なるので、あらかじめ手順を確認し、設定しておきましょう。

  • iPhoneの場合
1.「設定」>「通知」をタップ
2.「緊急速報」をタップ
3.「緊急速報」をオンに設定

緊急速報iPhone.png

  • Androidの場合
1.「設定」>「アプリと通知」をタップ
2.「緊急速報メール」をタップ
3.「緊急速報メールを許可」をオンに設定

緊急速報Android.jpg

災害用伝言ダイヤル(171)の利用方法

災害の発生により被災地への通信が集中することで、家族の安否を確認したくてもつながりにくい状況になってしまう場合があります。そんなときに活用いただきたいのが、「災害用伝言ダイヤル(171)」です。
災害用伝言ダイヤルは、災害時に回線がひっ迫しつながりにくい状況になった場合のみ提供される声の伝言板です。
災害用伝言マニュアルはNTTが提供しており、被災地へのご家族の安否確認などを目的としています。
利用方法は録音と再生で異なります。

ドコモ網 (6).png

また、災害用伝言ダイヤルは体験利用日(毎月1日・15日、正月三が日、防災週間など)を設けていますので、事前に録音方法など把握しておくといいでしょう。Web版もあるので、くわしくはNTT東日本のサイトを参照ください。

おすすめ防災アプリ

スマホのアプリは連絡ツールや動画視聴、ゲームプレイなど便利で楽しいものが数多くありますが、防災アプリも様々な種類があるので、おすすめのアプリを紹介します。

  • 特務機関NERV防災
  • Apple Store/Google Play
  • Yahoo!防災速報
  • Apple Store/Google Play
  • NHKニュース・防災
  • Apple Store/Google Play

    上記3つのアプリは、地震や災害情報を通知する機能があるので、リアルタイムの情報収集をすることができます。
    「特務機関NERV防災」は地震・津波・噴火などの情報を確認できるほか、雨雲レーダーや天気予報機能もあるので普段使いにもおすすめです。
    「Yahoo!防災速報」は防災に関するコラムを多く掲載しているので、事前に知識を入れておくことができ、普段から検索ツールでYahoo!をお使いの方におすすめです。
    「NHKニュース・防災」は災害情報だけでなく、政治などの緊急性の高いニュースも確認することができます。

  • 防災情報 全国避難所ガイド
  • Apple Store/Google Play
  • ココダヨ
  • Apple Store/Google Play

    「防砂情報 全国避難所ガイド」は、現在地から半径1㎞以内の避難場所を表示してくれます。災害が発生する前に自宅から近い避難場所を確認することができ、避難所への案内は、ARカメラやコンパス機能があるので地図を読むことが苦手な方でも正確に避難所へたどりつくことができます。
    「ココダヨ」は、災害の通知とともに家族の安否確認や居場所を自動で共有します。アプリ内にチャット機能があるので連携をとったり、見守り機能は家族の居場所を遠隔で確認でき、普段使いもできるので小さなお子様や高齢の家族がいる方におすすめです。

    災害時に役立つおすすめモバイルバッテリー

    前述でもお伝えした通り、災害時にスマホは家族との連絡ツール、位置情報の共有だけでなく、通知で危険に備えたり今後の状況を確認したりと、身を守るために重要なアイテムです。
    しかし、避難所では1人1人電源を使うことができなかったり、自宅にいても停電してしまってはスマホやタブレットの充電はできません。近年、防災グッズのうちの1つであるバッテリーの需要が高まっています。
    今回はシーテック社が提供するポータブルバッテリー「ポポフ」を紹介します。

    普段使いも持ち運びも対応の「ポポフ」

    ポポフ本体.jpg

    株式会社シーテックが提供する、Portable Power Hub「ポポフ」を紹介します。
    ポポフは持ち運び可能なポータブルバッテリーで、192Whと大容量で、最大出力は190W、同時に最大6台まで充電が可能です。192Whの容量の目安は、ノートPCであれば約4回、スマホは約16回、タブレットは約7回の充電が可能です。
    出力ポートはUSB-C×4/USB-A×2となっており、様々なデバイスに対応します。

    ポポフ付属品.jpg

    付属品は本体・リール式充電ケーブル(CtoC×2本/内1本Lightning付、AtoC×1本/Lightning付)・ドッキングコネクタ・チャージトレイとなり、充電ケーブルは本体上部ポケットに収納できます。チャージトレイは1台から最大4台まで接続可能で同時に給電できます。

    ポポフ充電.jpg

    本体の充電は、本体へ直接充電するか、付属のチャージトレイに載せて充電し、3~4時間でフル充電されます。

    popohu .png

    電源ボタンを長押しすると起動します。

    ポポフのスペックは以下です。
    商品名 ポポフ
    種類 リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
    寸法 本機:上部 幅100(取っ手込み) / 下部 幅105×奥行105×高さ230 (取っ手下げた状態)mm
    チャージトレイ:幅125×奥行125×高さ26 mm
    重量 1.8kg
    容量 192Wh
    最大出力 190W
    出力ポート USB-C×4(内2口は入出力共用、PD65W×2、PD30W×2)
    USB-A×2(18W×2)
    入力 チャージトレイ:USB-C、AC(アダプタ別売/4台セットは付属)
    ドッキングコネクタ付(4台同時接続可能)
    ディスプレイ IN/OUTのステータス、バッテリー残量を表示、操作がない場合はスクリーンオフ
    付属品 チャージトレイ・充電ケーブル/リール式1m×3本(CtoC×2本/内1本Lightning付、AtoC×1本/Lightning付)付
    サイクル寿命 2000回
    保証期間 本体2年、ケーブル初期不良のみ対応

    ポポフの活用シーン

    ポポフは普段使いから、非常用など幅広いシーンで活用いただけます。大容量で複数接続できる特性を活かした活用例を紹介します。

    • オフィスで利用
    • オフィスで電源の足りていない場所や、届かない場所での利用におすすめです。オンラインミーティングや長時間の会議でも、ノートPCであれば4台程なら同時充電が可能です。

    • キャンプやBBQのアウトドアで利用
    • キャンプ場やBBQ場は電源が設備されていないところも多いです。特に夏や冬は冷暖房器具が使えるとより快適にアウトドアを楽しむことができたり、スマホやカメラを充電することで最後まで思い出写真を残したり、家族へ連絡することができます。

    • 災害時の備え
    • 災害時は停電により電気が使えなくなる恐れがあります。災害に備えてポポフを準備しておけば、在宅避難の際もスマホの充電切れの心配もありません。最大6台同時充電ができるので、家族全員で利用可能です。重量は1.8kgとお子様の手で持つには重く感じると思いますが、大人用のリュックにいれておくことで、外でも電源を確保できます。

    ドコモ網・au網に対応のBIC SIM

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    災害時はネット回線がつながりにくく、防災アプリやLINEが使えなくなるリスクがあります。災害時にどのキャリアが繋がりやすいかは基地局の場所にもよるので、実際に起こってからではないと分かりません。
    少しでもネットを繋がりやすくするために、複数のキャリアを選択をしていただくことがおすすめです。例として、BIC SIMを紹介します。

    2つの回線はeSIMにも対応

    BIC SIMはドコモ回線とau回線のお好きな方を選択しご契約いただけます。普段はお住まいの地域で繋がりやすい方を選択していただければいいかと思いますが、万が一の通信障害や災害時に備え、両方契約することもおすすめです。
    またeSIMに対応しているので、SIMカードが2枚入らない機種でも、eSIMでご契約いただくことで、設定から簡単に通信を切り替えることができます。ドコモ回線に限り、データ通信のみのプランも提供しており、eSIMであれば2ギガ440円~ご利用可能です。

    複数回線で家族割引適用

    2024年10月1日から同一mio IDで音声複数回線契約の場合、それぞれ月額料金が永年100円割引となる家族割引を提供開始します。
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    まとめ

    今回は地震や台風などの災害対策について、防災グッズや災害時に取るべき行動から、おすすめアプリやバッテリーなどの通信に関する情報を発信しました。
    災害はいつ起こるか予測することはできないので、事前の備えや知識を持っておくことでより安全に自身や家族の身を守ることができます。
    本記事を読んで、ぜひ家族や友人、近所の方にも必要な情報を共有していただければと思います。

    BIC SIMコラム編集者

    大手キャリアショップでの店長経験を経て、現在は通信業界においてメディア運用やプロモーション施策などWEBマーケティング全般を担当。