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2019.05.30

iPhoneでもGoogleレンズが使える! 思わず首をかしげる結果から楽しい気持ちになる使い方まで Googleレンズの得意・不得意を徹底検証

2018年11月、「Google Pixel 3」の日本発売と同時に話題になった、「Googleレンズ」。

スマホカメラをかざすと、対象物の情報を示してくれる高度な検索機能は、Pixel 3以外のAndroid端末やiOSにも対応されています。2018年12月には「認識できるものが10億点を超えた」との発表もあり、ますますの活躍が期待されています。

今回は、そんな「Googleレンズ」について、「実際の使い心地はどうなのか?」「どの程度"使える"のか?」を、さまざまな対象物で検証してみたいと思います!

Googleレンズの基本の使い方(Googleフォト使用の場合)

まず、Googleレンズを使い方を紹介します。

Googleレンズは、それ単体のアプリがあるわけではなく、「Googleアプリ」や、「Googleアシスタント」、「Googleフォト」など、既存のGoogleツールの「Googleレンズアイコン」を選択することで利用できます。(2019年5月現在)

参考:https://support.google.com/photos/answer/7539151?co=GENIE.Platform%3DAndroid&hl=ja

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Googleレンズアイコン。このアイコンが目印。

なお、筆者はiPhoneユーザーで、まだGoogleアプリからは使用できなかったため、今回は「Googleフォト」からこの機能を使用してみます。

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▲検証対象は「ちくわぶ」

まず、Googleフォトにアップロードされた写真の画面を開くと、下のメニューのところに、Googleレンズのアイコンが表示されています。

これをタップすると、

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突然、近未来的なドットが画像の上を機械的に動きだし......

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結果が出ました!

けど......「アイスキャンディー」?「ティムタム」?

ええ......全然違う......。かつては首都圏のローカル食材だったものの、現在では知名度の向上に伴い全国の大手スーパーなどでも販売されている、冬の定番・おでんで大活躍の「ちくわぶ」なのに......。

どうやら、10億点識別できるとはいえ、まだまだ識別できないものも多い模様です。

角度を変えると「画像が識別できません」と結果が変わることもあり、角度によっても出てくる答えがかなり変わってきそうですね。

なお、AndroidでもGoogleフォトで使うことはもちろん、Pixel3など一部スマホのカメラには、カメラにこの機能がついているものもあり、撮影しながらGoogleレンズを使用することもできます。同じく上記のGoogleレンズアイコンが目印なので、見つけたらタッチしてぜひ遊んでみてください。

Googleレンズの検証開始!

さて、使用方法がわかったところで、身の回りにあるいろんなもので試してみました!

Googleレンズの判別がうまくいったもの

○一発ヒットしたもの○

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結構暗めの写真なのに、全世界が大好きアイスキャンディーは一発ヒットしました。

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「これは無理かも......」と半信半疑ながら挑戦した「もつ鍋」は、なんと自信満々の一択回答が返ってきました。背景がシンプルなことと、ニラが煮える前の「ザ・もつ鍋」な見た目が功を奏したのかもしれません。

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こちらは、グアムで飲んだココナッツドリンク。試してみると、該当する商品の情報を提示してくれました。基本的に、テキスト表示のあるものは、テキストを優先して情報を持ってきてくれるようです。

日本語の商品なら自分で検索すればいいですが、読めない言語で書かれているテキストの情報を知りたいときは、Googleレンズが役に立ってくれそうですね。

△ほぼ正解だったもの△

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自信満々の一択回答......とはいきませんでしたが、餃子はほぼ正確に当ててくれました。ほかにない色や形状をしているものは、わりと当ててくれるイメージですね。

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色味が曖昧で難しいと思われた「肉まん」も概ねクリア。これがOKなら、あんまんも判別できるのでしょうか?

Googleレンズの判別がうまくいかなかったもの

×和食が苦手疑惑?×
かぼちゃとナスの天ぷらを写したら、なぜか、沖縄などで食されている、スパムが主役のおむすび「スパムむすび」と判別されてしまいました。どこがどう似ていると判断されたのか......。

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みんな大好きみたらし団子は、スペインで販売されているチョコレートクリームだと認識されました。お菓子というのは合っているんですが......。

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これは絶対わかるでしょう! と自信満々に判別に挑んだ「ハンバーガー」は、「バーガーキング」と判定。わざわざ店名まで当てに来るとは、ハンバーガーには絶対の自信があるんでしょうか。 天ぷら、みたらし団子といい、Googleレンズ、和食分野があまり得意ではなさそうです。

×似ているものの判別は惜しい結果に......×

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こちらは「ゆず」。レモンやグレープフルーツ、文旦など柑橘系を見分けられたら画期的だな?と期待していましたが、この通り、判別は難しかったようです。その回答も、みかんや文旦などではなく、レモンやオレンジ、ライムと提示するあたり、やはりアジア発祥の品種に弱そうな気も?

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こちらは「カツオのたたき」。しかし、出てきた答えは「ローストビーフ」「鹿肉」など。 たしかに、候補写真を見ると似ているかも......。

×色がごちゃごちゃしているものの判別は難しい×

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古道具屋さんで見つけた地球儀も、画像が鮮明ではないと一蹴されてしまいました。もっとハッキリ色別れした「ザ・地球儀!」って感じのモノだったら、判別できていたかも?

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Twitterで話題のネパール料理店「サラムナマステ」の「ほんとビリヤニ」を判定してみましたが......、残念!

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ならば! と「パエリア」。ですが、ミミガイ科が表示されました。パエリアの上に乗っている貝にフィーチャーしてしまったようですね。

やはりGoogleレンズは、スタンダードでないものや見た目の振れ幅が大きいもの、絵がごちゃごちゃしているものは判別しづらいようです。

Googleレンズはこんな楽しみ方も

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筆者の実家で飼っている猫は、路上で拾ってきた雑種猫です。しかし、家族のなかでは「"ターキッシュバン"という品種の血が混じっているのでは」と話題なんです。

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これがターキッシュバン。長毛なところも、毛色も、模様のつき方も、よく似てるんですよ......!

もしかしてもしかしなくても、Google レンズに、その想いを後押ししてもらえるんじゃないかと思い、試してみました。

すると......

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お...おおおお......! ある!! ターキッシュバンが! 3番目だけど。

似ている似ているとは思っていましたが、Googleさんに「あなたの家の猫、この種類じゃない?」と言ってもらえるとなんだか嬉しいですね。

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ほかにも、雑種の猫さんたちを判定してもらうと、それぞれ似ている品種が提案されて、「うちの子、もしかしたら実は良家の出なのでは......」との夢が膨らみます。

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うんうん、左の子も野良出身なものの、絶対ロシアンの血入っていますよね。コラットという品種にも似てるんだぁ??

そして右の子は......、え......? インテル入ってる?

まとめ

Googleレンズ、いろいろな写真で利用してみましたが、植物や動物、食材など、加工されていないありのままの形をしているモノは、比較的答えが見つかりやすいようです。

とはいえ2017年11月に公開されてから、およそ1年で識別可能な点数を4倍にも増やした「Googleレンズ」は、今後ますますその点数を増やしていくはず。数年後には、私たちの生活にとって欠かせない検索手段に変わっているかもしれませんね。

今回は結果として、日本の料理や物の精度がまだまだだったので、外国から旅行に訪れる方のためにも、もっと日本の料理も判別できるようになるといいですね!日本の料理に似た世界の料理がたくさん知れて、今回は楽しかったです。

文/坂口ナオ