格安SIMの選び方とは?手続き方法についても知りたい
スマホの月額費用を安く抑えることのできる格安SIM。大手キャリアからの乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。中には「スマホ料金が安くなるなら乗り換えたいけど、どれにすればいいの......?」と疑問に感じている方もいるかもしれません。そこで、ここでは格安SIMの基本的な選び方を中心に解説していきます。
大手キャリアよりも劇的に安いのが格安SIM
大手キャリアよりも大幅に安い月額料金で通話やデータ通信を利用できるのが格安SIMです。格安SIMはMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる企業によって販売されており、この格安SIMをスマートフォンにセットすることでMVNOの提供する格安料金で利用できるという仕組みになります。
格安SIMにしよう!まずは端末の選び方について
まず注目したいのは、「どの端末で使うか?」という点です。MVNOによって提供しているキャリアの回線は異なっており、使用予定のスマホと提供回線が異なる場合、「SIMロック解除※」をしなければなりません。例えば、端末がドコモのものである場合、同じドコモの回線であればSIMロック解除は必要ありませんが、au回線の格安SIMを使用する場合はSIMロック解除が必要となります。ただし、2017年8月1日以前に販売されていたau端末においては、同じau回線の格安SIMであってもSIMロック解除が必要になります。
キャリアから発売されている端末の他に「SIMフリー端末」と呼ばれる、始めからSIMロックが掛かっていない端末もありますが、その場合でも使用できる回線に制限があるので事前に確認が必要です。使用する端末が決まったら各MVNOの公式サイトで、使用可能なのか?SIMロック解除が必要なのか?調べてみるのが良いでしょう。
ちなみにBIC SIMに対応している端末は提携しているIIJmioの「動作確認済み端末」 から検索できます。
※SIMロック解除について
ドコモ、au、SoftBankで提供されている端末には、同じキャリアのSIMじゃないと使用できないようにロックが掛けられており、そのロックを解除する事をSIMロック解除と言います。SIMロック解除は各キャリアのユーザーサイト(My docomo、My au、My SoftBank)で行う事ができますので、詳しくは各公式サイトでご確認ください。またショップでも対応してくれますが手数料が3,300円(税込)掛かります。
回線にも注目したい
回線にこだわる場合に知っておきたいのは、ドコモ回線、au回線、SoftBank回線の特徴でしょう。
【ドコモ回線】
- 「FOMA」 3G回線
- 「Xi(クロッシィ)」 4G/LTE回線
- 「PREMIUM 4GR」 4G回線/LTE-Advanced
対応エリアの詳しい分布についてはドコモの公式サイトをご参照ください。いずれの回線も都市部に関してはカバーしています。山間部や海上は対応していないこともあります。
【au回線】
- 「au 3G」 3G回線
- 「au 4G LTE」 4G/LTE回線
- 「+WiMAX」 WiMAX
- 「WiMAX 2+」 WiMAX
対応エリアについて詳しくはauの公式サイトで確認してください。また、公式サイトでは速度ごと(225Mbpsや100Mbpsなど)の対応エリアも知ることができます。auは回線が多い分、格安SIMに対応しているかどうか、通信規格にも注目して見るようにしましょう。
【SoftBank回線】
- 「SoftBank 3G」 3G回線
- 「SoftBank 4G LTE」 4G/LTE回線
SoftBankのiPhoneであれば、一部を除きSIMロック解除不要で利用できるので、古いiPhone端末を活用することもできます。対応エリアは回線によって異なります。詳細はSoftBankの公式サイトをご覧ください。
プランはどうする?音声通話SIMかデータ専用SIM
次に、プランの観点からも注目してみましょう。格安SIMの選び方として大きなポイントになるのが、「音声通話SIM」と「データ専用SIM」のどちらのプランを選ぶかという点です。音声通話SIMとは、090や080などから始まる電話番号を使って通話できるプランのことです。一方、データ専用SIMはデータ通信だけを利用する方のためのプランなので、電話番号は利用できません。データ専用SIMでも、IP電話などを利用すれば通話することも可能ですが、今まで利用していた電話番号を引き継ぎたい場合には、音声通話プランに申し込む必要があります。つまり、格安SIMを選ぶ際には前提として、今まで使っていた電話番号を引き続き利用したいかどうかを考えておきましょう。
2022年10月25日よりギガプランにて音声通話機能付きeSIMの提供を開始しております。くわしくはこちらをご覧ください。
データの容量はどうする?
データの容量についても注目していきましょう。データ量については、3GB以下 のものから10GBを超えるものまでさまざまです。移動中などにSNSを少し閲覧するくらいであれば3GB 以下でも問題ないでしょう。しかし、動画の視聴などを頻繁にする場合には大容量プランを選ぶ必要があります。現状で月にどのくらい利用しているのか、という点を見直してみてください。
オプションサービスは何がある?
最後に各MVNOの提供しているオプションサービスについてもチェックしておくことをおすすめします。例えば、BIC SIMでは「つながる端末保証」を提供しています。こちらは、月額550円で、スマートフォン本体の水没、画面割れなどにおけるトラブル時に無料で修理、あるいは4,400円の負担で新品同様品と交換できるオプションサービスです。このようにオプションサービスの内容をチェックしておくことは格安SIMを選ぶ際の重要なポイントになります。
【関連記事】
・故障も、画面割れも、水没にも!? BIC SIMの「つながる端末保証」オプションのサポートが手厚すぎる
格安SIMの申し込みの方法は?
基本的に格安SIMの申し込みはWeb上でおこなうことになります。画面の指示に従って必要事項を入力していくので特に難しいこともなく、申し込みは30分程度で完了します。必要事項というのは、契約者の氏名・生年月日・住所などの個人情報です。また、支払いの際に使うクレジットカードの情報なども入力します。このほかに入力していく項目の代表的な内容は以下のとおりです。
- 端末の購入有無について選択
- データ容量の選択
- SIMカードのサイズを選択
- オプションサービスの選択
「Web上でしかおこなうことができないの......?」
と疑問に感じた方がいるかもしれませんが、最近ではMVNOでも店頭対応をしているところが増えております。BIC SIMではWeb申し込みのほかに、ビックカメラグループの店舗にある格安SIMカウンターでの対面契約も可能です。また、Webで契約し、店舗での受け取ることも可能なので、ご希望に沿った方法で契約することができます。
【関連リンク】
・格安SIMカウンター設置店舗
・ネットで契約店舗受け取りサービス
BIC SIMのお申し込みについて、さらに詳しく知りたい方はBIC SIMお申込みガイドをご確認ください。
ここまで格安SIMの選び方を中心に見てきました。スマートフォンの月額費用を大幅に安く抑えることのできる格安SIM。「種類がたくさんあり過ぎて、どれを選べばよいのかわからない......」と不安に感じている方は、ここで紹介した内容を参考にして選んでみてください。