「OPPO A73」をレビュー!eSIM対応、有機ELの美麗ディスプレイ!

2020年11月10日に発表されました「OPPO A73」ですが昨年11月に発売されました「OPPO A5 2020」の後継機となります。同ブランドの中の低価格帯モデルになりますが、やはり期待するのはコストパフォーマンスですね。
先代の「OPPO A5 2020」との違いも見つつレビューしていきたいと思います!
「OPPO A73」の外観をチェック
まず大きな変化を感じたのは外観のデザインです。昨今の中華系端末では主流であるメタリックなデザインではなく、レザーのようなテクスチャを採用しており、非常に落ち着きのある大人の雰囲気に変貌しております。

カラーはネービーブルーとダイナミックオレンジの2色があり、写真の物はネービーブルーになります。
インカメラは変わらず水滴型ノッチで画面の占有率も90%越えの高水準を維持しております。ディスプレイには有機ELを採用しており解像度もFHD+なのでとてもきれいですね。

端末のサイズは先代の「OPPO A5 2020」に比べ若干サイズダウンしており、重量も30gほど軽量化されてました。厚みも薄くなっているので持ちやすくなった印象です。

端末下部にはイヤホンジャックとUSBポートがついてます。

「OPPO A73」はDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)対応で、VoLTEはdocomo、au、Rakuten、Y!mobileに対応しておりますがその他のキャリアについては動作保証が取れていないようなので要注意です。 (BIC SIMやその他MVNOでも利用回線がdocomoやauのVoLTE対応のSIMであれば問題ございません。)
SIMトレーはnanoSIMのみとなり2枚使いの場合はeSIMとの組み合わせになります。外部メモリはmicroSDXCに対応し最大256GBまでのようです。
「OPPO A73」のカメラをチェック

超広角対応の4眼カメラ
メインのほか、超広角、モノクロ、ポートレートと全部で4つのカメラを搭載しております。AIモードも搭載しているので気軽に撮影が可能です。スペックについては後述しますがメインカメラの画素数が1,600万画素にスペックアップしているようです。
実際に撮影してみました
色彩がとても鮮やかで綺麗です。好き嫌いは分かれると思いますが中華系端末は割と色補正が強めな感じがありますので鮮やかな写真が好きという方には良いのではないでしょうか。
夜間の撮影もそつなくこなします。また、夜景モードでも撮影してみました。1枚目が通常撮影、2枚目が夜景モードです。
画がとても地味ですが明るさの違いについて良く解ると思います。
広角や望遠性能も試してみました。1枚目が広角、2枚目が通常、3枚目が望遠です。
望遠の若干の粗さは否めませんが、料理や外景、夜間の撮影など全体を通して普段使いとしてとても満足のいく内容でした。メーカー希望価格が30,800円(税込)という点も踏まえるとコストパフォーマンスはバッチリですね。
「OPPO A73」のスペック
| 画面 | 表示方式:有機EL |
|---|---|
| 占有率 | 画面占有率:90.7% |
| 画面タイプ | AMOLED(有機EL) |
| 画面サイズ | 6.44インチ |
| 解像度 | FHD+(2400 × 1080) |
| リフレッシュレート | 最大 60Hz |
| タッチサンプルレート |
通常:135Hz ゲーム:180Hz |
| 画素密度 | 画素密度:408PPI |
| 輝度(通常時) |
輝度:通常時の最高輝度 430nit(標準) ピーク時の最高輝度 600nit(HBM) |
| 表示色 | 1600万色 8bit |
| コントラスト比 | 100000:1 |
| 調光 | DC調光 |
| 指紋認証 | 生体認証:ディスプレイ指紋認証・顔認証 |
| 素材 | スクリーン素材:Corning® Gorilla® Glass 3 |
| 超広角 |
[超広角] 約800万画素(f/2.2絞り値/画角119°) Hi846 センサー, センサーサイズ1/4 |
| メイン |
約1600万画素(f/2.2絞り値) OV16A10 センサー, センサーサイズ 1/3.06, オートフォーカス |
| モノクロ |
約200万画素(f/2.4 絞り値) センサーサイズ 1/5 |
| ポートレート | 約 200万画素(f/2.4 絞り値) |
| インカメラ |
約1600万画素(f/2.0 絞り値) Sony IMX471, センサーサイズ 1/3.1, AIビューティー2.0 |
| 手ブレ補正 |
[アウトカメラ] 電子式手ブレ補正 [インカメラ] 非対応 |
| 充電 | Qualcomm® Quick Charge™ 3.0 (18W) |
| 内蔵バッテリー | 4000mAh |
| 連続通話時間 | 約900分 |
| 連続待受時間 | 約380時間 |
| 充電時間 | 約125分(同梱のACアダプター使用時) |
| CPU |
Qualcomm® Snapdragon™ 662 オクタコアCPU:4×2.0GHz+4×1.8GHz |
| RAM | 4GB |
| RAMタイプ | LPDDR4X |
| ROM | 64GB |
| ROMタイプ | UFS2.1 |
| 外部メモリ | microSDXC 対応 最大256GB |
| GPU |
Qualcomm® Adreno™ 610 |
| ColorOS | ColorOS 7.2 (based on Android™ 10) |
| カラー | ネービー ブルー・ダイナミック オレンジ |
| サイズ(縦) | 縦: 約159.8mm |
| サイズ(横) | 横:約72.9mm |
| サイズ(厚さ) | 厚さ:約7.45mm |
| サイズ(重量) | 重量: 約162g |
| 周波数 |
GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900MHz WCDMA: Bands 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 FDD-LTE: Bands 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28 TD-LTE: Bands 38 / 41 |
| SIM | nano SIM×1+eSIM |
| 無線通信方式 | 無線通信方式: Wi-Fi® :2.4/5GHz 802.11a/b/g/n/ac テザリング対応 |
| Bluetooth® | Bluetooth® Ver. 5.0 |
| USBポート | USB Type-C™ |
| サウンドシステム | モノラルスピーカー / ハイレゾ(対応イヤホン使用時) |
| USBバージョン | USB2.0 |
| USB OTG | 対応 |
| コネクティビティ | 3.5mm イヤホンジャック |
| センサー |
磁気センサー / 近接センサー / 光センサー / 加速度センサー / ジャイロセンサー / ステップカウント機能対応 |
| 本体付属品 |
ACアダプター×1 / USB Type-C™ データケーブル×1 / イヤホン×1 / SIMカードスロット用ピン×1 / 保護ケース×1 / 保護フィルム(貼付済み)×1 / クイックガイド×1 / 安全ガイド×1 |
| おサイフケータイ | 非対応 |
| 位置情報 | GPS / Beidou / GLONASS / GALILEO / QZSS |
| FMラジオ | FMラジオ対応(有線イヤホン接続時) |
先代の「OPPO A5 2020」に比べると、バッテリー容量が少々スペックダウンしておりますが、ディスプレイの解像度やメインカメラの画素数が上がり、端末の軽量化がされているといった感じです。
そのほか、今の世情にはありがたい指紋認証や、サウンドシステムもハイレゾ対応、ディスプレイも有機ELという事で、この価格帯では充分なスペックになっております。
そしていち早くiPhoneシリーズが対応してきているeSIMも搭載されておりますので、eSIMを体験してみたいという方にもピッタリですね。
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「OPPO A73」のまとめ
「OPPO A73」は写真・動画撮影、美麗なディスプレイ、ハイレゾ対応などあらゆるポイントを押さえており、価格も含め普段使いとしてとても魅力的な端末だと感じました。
「OPPO A73」はこんな方にオススメ!
- コストパフォーマンス重視
- eSIMを使ってみたい
- 画面は大きく軽めのスマホがいい
この記事を書いた著者:中村 萌
大手キャリアの店長として、数多くのお客様のリアルな声に触れてきた経験を基に、現在はBIC SIMのWEBマーケティングを担当。スマホ選びで後悔しないためのポイントや、おトクな情報を分かりやすく解説します。
監修者:門田 啓佑
役職/職業:MVNO事業部長/BIC SIM責任者
大手通信キャリアで店長・エリアマネージャーを歴任し、全国規模の接客コンテストで優勝。その経験を基に、現在はBIC SIM事業責任者として、お客様に最適なサービスの企画・運営を統括する。

