AQUOS wish4を実機レビュー!スマホデビューやシニアにもおすすめなwishシリーズ最新機種をAQUOS wish3と比較
2024年7月26日にシャープより、「AQUOS wish4」のSIMフリー版が発売されました。
先代モデルの「AQUOS wish3」の発売から1年、どちらを購入するか悩まれる方も多いと思いますが、今回は実機を使って新発売となった「AQUOS wish4」の魅力をまとめたので、記事を読んでご購入を検討いただけると嬉しいです。
「AQUOS wish4」の発売日と価格は?
発売日
冒頭でもお伝えした通り、SIMフリー版「AQUOS wish4」の発売日は2024年7月26日です。
2024年7月上旬にキャリア版は既に発売されていましたが、格安SIMをご利用中の方はSIMフリー版の発売を心待ちにしていたのではないでしょうか。
購入をご希望の方は、シャープの公式オンラインストアやビックカメラなどの家電量販店で販売をおこなっているのでチェックしてみてください。
価格
「AQUOS wish4」の価格は30,000円前後です。
AQUOS wishシリーズはローエンドモデルで、本体代金を抑えたい方やお子様や親御様のスマホデビューをご検討中の方、ビジネス用などで2台持ちをご検討中の方など、様々な方のニーズにあったシリーズです。
販売店によって価格は異なるため、キャンペーン情報などを事前に確認しておくとよりお得にご購入できる可能性があります。
「AQUOS wish4」のデザイン・インターフェースをレビュー
まずは「AQUOS wish4」のデザインやインターフェース関連をレビューしていきます。特にオンラインストアでご購入を考えている方はご参考ください。
優しさを感じるデザインと環境に配慮した1台
「AQUOS wish4」はブルー・ホワイト・ブラックの3色展開となっており、ナチュラルで落ち着きのある色合いです。デザイナーが手がけたフォルムは全体的に丸みを帯びておりマットな仕上がりとなっていますが、カメラ部分のみ光沢があり存在感を出しています。
筐体は60%再生プラスチック材でできており、塗装は大気汚染の原因となる揮発性有機溶剤(VOC)を35%減らし、環境に配慮した優しさを感じます。
インターフェース関連
続いてはインターフェース関連を紹介します。wishシリーズならではのシンプルな操作性で、難しい操作は必要ないのでスマホデビューの方も安心して使っていただけます。
まず、画面向かって右側側面の上が音量ボタン、下が電源ボタンです。電源ボタンを一度軽く押していただくと、画面が起動します。
この2つのボタンの操作に慣れれば、組み合わせで様々な機能が使えます。
電源ボタンを長押しするとGoogleアシスタントが起動するので、調べたいことを音声ではなしかけてみてもいいでしょう。電源ボタンと音量(+)ボタンを同時に押すと本体の電源ON/OFFができ、電源(-)ボタンと音量ボタンを同時に押すとスクリーンショットができます。
本体向かって左側にはSIMトレーが搭載されています。
また、本体下部に充電差し込み口がありType-C充電器に対応しています。充電器は同梱されていませんが、Type-Cの充電器を持っていれば新しく購入する必要なく利用できます。
本体上部にはイヤホンジャックがあるため、Bluetoothだけでなく有線のイヤホンも使用できます。
「AQUOS wish4」と「AQUOS wish3」のスペックを比較
「AQUOS wish4」のスペックを先代モデルの「AQUOS wish3」と比較してみましょう。
製品名 | AQUOS wish4 | AQUOS wish3 |
---|---|---|
カラー |
ホワイト ブラック |
ブルー
ホワイト ブラック |
グリーン
サイズ | 約167mm×約76mm×約8.8mm(突起部除く) | 約147mm×約70mm×約8.9mm |
重量 | 約190g | 約161g |
OS |
Android™ 14 |
Android™ 13 |
AQUOS UX | バージョン14.0.001(出荷時) | バージョン13.0.001(出荷時) |
CPU |
MediaTek™ Dimensity® 700 2.2GHz×2 + 2GHz×6 オクタコア |
MediaTek™ Dimensity® 700 2.2GHz×2 + 2GHz×6 オクタコア |
内蔵メモリ | ROM 64GB UFS2.1/RAM 4GB LPDDR4X | ROM 64GB UFS 2.1/RAM 4GB LPDDR4X |
外部メモリ | microSDXCカード(最大1TB) | microSDXCカード(最大1TB) |
バッテリー |
5,000mAh(内蔵電池の標準容量) 充電時間:約130分(ACアダプターSH-AC05使用時) 対応急速充電規格:USB Power delivery Revision3.0 |
3,730mAh(内蔵電池の標準容量) 充電時間:約130分(ACアダプターSH-AC05使用時) 対応急速充電規格:USB Power delivery Revision3.0 |
連続通話時間(静止時) | 約3,200分 | 約2,460分 |
連続待受時間(静止時) | 約770時間 | 約600時間 |
SIM |
nanoSIM/eSIM DSDV対応 |
nanoSIM/eSIM DSDV対応 |
通信方式 |
5G NR(sub6):n1 / n3 / n28 / n41 / n77 / n78 / n79 4G LTE(FDD-LTE): B1 / B3 / B8 / B18 / B19 / B28 4G LTE(TD-LTE): B39 / B41 3G W-CDMA:ー 2G GSM:- |
5G : n3 / n28 / n77 / n78 / n79 LTE : B1 / B2 / B3 / B5 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B38 / B39 / B41 3G : B1 / B5 / B8 GSM : 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz |
GPS | 〇 GNSS (GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき))対応 | 〇 GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき)対応 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5) | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
テザリング | 15台(Wi-Fi 10台、USB 1台、Bluetooth(PAN):4台を併用) | 15台(Wi-Fi 10台、USB 1台、Bluetooth(PAN):4台を併用) |
Bluetoothバージョン | Ver.5.3 | Ver.5.3 |
おサイフケータイ® | 〇 | 〇 |
接続端子 |
インターフェース:USB Type-C USBバージョン: USB2.0 Display Port:- イヤホンジャック:イヤホンマイク端子(3.5φ) |
インターフェース:USB Type-C イヤホンジャック:イヤホンマイク端子(3.5φ) |
生体認証 | 顔認証(マスク対応)/指紋認証 | 顔認証(マスク対応) |
カメラ |
メインカメラ(広角): 有効画素数 約5,010万画素 CMOS F値 1.8レンズ[焦点距離25㎜] インカメラ: 有効画素数 約800万画素 CMOS F値 2.0レンズ[焦点距離26㎜] 画質エンジン: ProPix lite |
メインカメラ:有効画素数 約1,300万画素 CMOS F値 2.0 カメラ機能: AIオート ポートレート タイムラプス オートHDR インカメラ:有効画素数約500万画素 CMOS F値 2.2 |
ディスプレイ |
約6.6インチ HD+(720× 1,612) 液晶ディスプレイ リッチカラーテクノロジーモバイル 90Hz駆動 |
約5.7インチ HD+ (720 × 1,520) リッチカラーテクノロジーモバイル アウトドアビュー リラックスビュー |
AQUOS便利機能 |
ロック・ホームフォトシャッフル(最近の写真からおすすめ対応)/Payトリガー/ スクロールオート/Clip Now/ゲーミングメニュー/ジュニアモード/かんたんモード/迷惑電話対策/Bright Keep/テザリングオート/インテリジェントチャージ/エモパー Ver.13.2(出荷時)/My AQUOS/からだメイト(歩数計)/Smart home HUB |
ロックフォトシャッフル/スクロールオート/Clip Now/ゲーミングメニュー/Payトリガーとクイック操作/ジュニアモード/かんたんモード/Bright keep(持つだけ画面点灯)/テザリングオート/インテリジェントチャージ/My AQUOS/からだメイト(歩数計)/Smart home HUB |
防水/防塵/MIL規格 | IPX5/IPX8/IP6X/MIL-STD-810H準拠・ 耐衝撃(落下)など全18項目 | IPX5/IPX7/IP6X/MIL-STD-810H準拠・ 耐衝撃(落下)など全18項目 |
「AQUOS wish3」に比べ機能が向上した点を詳しく解説していきます。
ハイエンドに負けないバッテリー容量
1つ目に大きく向上した機能はバッテリー容量です。「AQUOS wish3」の3,730mAhに対し、「AQUOS wish4」は5,000mAhとバッテリー容量が34%増量しています。
同時期に発売したハイエンドモデルのAQUOS R9と同様の容量であり、30,000円台で5,000mAhバッテリーとなるとかなりコスパがいいと言えるでしょう。
うっかり充電を忘れてしまったり、外出先で使いすぎてしまっても心配いりません。
強度が増し少しの衝撃では動じない
「AQUOS wish3」に比べて向上し、IP68の防水・防塵に対応、全18項目の衝撃に耐久する機能を持ち合わせています。
ディスプレイも強化ガラスが施されているので、スマホに慣れないお子様やご年配の方でも安心してお使いいただけます。
大きくなったディスプレイで更に見やすく
ディスプレイサイズは6.6インチと「AQUOS wish3」より27%表示サイズが拡大されました。
また、最大90Hz駆動のリフレッシュレートで、残像が軽減され、大きな画面でなめらかな表示をお楽しみいただけます。
指紋認証が追加されセキュリティが強化
新たに指紋認証が追加され、生体認証は指紋・マスク顔対応となっております。
指紋認証は電源ボタンと一体型となっているので、指紋登録後は電源ボタンに触れるだけで簡単にロック解除ができます。
顔認証はマスクにも対応しているので、マスク着用時でも顔の前に画面をかざすだけでロック解除ができます。
「AQUOS wish4」のカメラ性能をレビュー
5,010万画素カメラでどんなシーンにも対応
「AQUOS wish4」は5,010万画素のメインカメラと800万画素のインカメラを搭載しており、いずれも「AQUOS wish3」より高画質な写真が撮れるようになりました。どちらも手ブレ補正対応となっており、スマホに慣れていないお子様やご年配の方でも、安定した画角で写真やビデオを撮影することができます。
AIや新画質エンジンで加工いらずの仕上がり
「AQUOS wish4」なら操作に慣れない方でも綺麗な写真撮影を実現できます。シャッターを押すだけでAIが被写体に合わせて最適化してくれるAIオート、目で見える景色を忠実に再現してくれる新画質エンジンにより暗所での撮影でも綺麗な写真を撮ることができます。
ズーム機能をチェック
「AQUOS wish4」のズーム機能を8倍まで試してみました。実際に同じ位置から倍率を変えて撮影したので参考にしてください。
【1倍】
【2倍】
【5倍】
【8倍】
遠くの被写体を撮影しつつ、画質も保ちたい方は2倍での撮影がおすすめです。
風景や料理の写り方をチェック
続いては花や料理の写真を撮影したので見ていきましょう。
外でも室内でも非常に明るく鮮明な写真が簡単に撮影できました。細かい設定をおこなう必要がなく、全てオートで最適化をおこなってくれるのでスマホ初心者の方でも撮影を楽しむことができます。
ナイトモードをチェック
最後にナイトモードでの写りを確認してみましょう。
ナイトモードもオート設定ができるので、シャッターを押すだけで暗所であることを認識してくれます。看板などの文字は少しぼやけてしまいましたが、ビルの輪郭は夜空でもくっきりと写すことができました。
「AQUOS wish4」がスマホデビューにおすすめなポイント
「AQUOS wish4」はスマホデビューに特化した嬉しい機能が備わっています。
ご年配の方も安心なかんたんモード
ご年配の方は、ガラケーを長く使っていたり、初めてスマホを持ったりとスマホに苦手意識や使いこなせないというイメージを持っている方も多いと思います。そんな方には「AQUOS wish4」のかんたんモードがおすすめです。
かんたんモードを設定するとアイコンが大きく表示され、使いたいアプリだけを表示させることが可能です。『楽ともリンク』に3つまで連絡先を登録できるので、ワンタッチでご家族やご友人、病院などに連絡することができます。
また、かんたんモードを設定すると文字は大きく太く表示されるので通常の設定より見やすくなり、画面の長押し時間が長くなるので誤操作防止にもなります。
緊急時にもお子様を守るジュニアモード
スマホは便利ですがお子様に持たせるとなると親御様は使い過ぎや誤操作など不安に感じることもあるかと思います。そんな方にはジュニアモードがおすすめです。
お子様が大きくなるまでは、Googleのアカウントをご家族の方が管理することで危険なアプリのインストールを防ぐことができます。
ジュニアモードでもシンプルなホーム画面に『楽ともリンク』を設定でき、誤って知らない番号に電話をかけてしまうといった誤操作を防ぐことができます。
中でもジュニアモードで1番おすすめな機能は緊急SOSです。お子様がスマホを持ち歩くことで親御様へ位置情報が共有されるので、万が一の際にもすぐに気づき、対応することができます。
「AQUOS wish4」で利用するならBIC SIMがおすすめ
AQUOS wish4を利用するならビックカメラグループの格安SIM「BIC SIM」がおすすめです。
2ギガ月額850円からのお得な料金プランで、全国最大規模の公衆無線LAN「ギガぞうWi-Fi」も無料で利用可能です。
BIC SIMならデータシェアやデータ繰り越しも可能で、スマホデビューやあまりスマホの利用が多くない方でもデータ容量を無駄にすることなく低価格でご利用いただけます。
ビックカメラグループの対象店舗にて対面サポートを受けられるため、一人での手続きが不安な方でも安心して契約できます。
毎月お得なキャンペーンも実施しているのでぜひBIC SIMも合わせてご検討ください。
まとめ
今回はシャープより2024年7月26日に発売されたSIMフリー版「AQUOS wish4」をレビューしました。ローエンドモデルのwishシリーズでシンプルな操作性と端末価格の安さが魅力です。
- 5,000mAhの大容量バッテリーで長時間の使用も安心!
- AIオートや新画質エンジン、手ブレ補正により誰でも綺麗な写真撮影を実現!
- シンプルな操作性と使う人に合わせたモード切り替えでスマホデビューにもおすすめ!
先代モデルより強化された防水・防塵に耐衝撃で、生活の中で安心して利用できる「AQUOS wish4」。wishシリーズならではのシンプルさは維持しつつ、カメラ性能やディスプレイはパワーアップして非常にコストパフォーマンスが高い1台です。
ご自身だけでなく、ご家族が利用するスマホとしてもぜひご検討ください!