もしも会社に宇宙の帝王がいたら、歩きスマホをしてる人は気づく? 気づかない?
2012年から2016年までの5年間で、都内で歩きスマホ等に係る事故により救急搬送された人数は199人(※2016年2月 東京消防庁調べ)。
駅ホームでは線路に落下するなどの命に関わる事故も起きており、歩きスマホは危険な行為としてさまざまな機関が注意を呼びかけています。
実際に歩きスマホをしている人にぶつかりそうになったり、逆に歩きスマホをしていて転びそうになったなど、危ない経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
というわけで今回は、
「人はスマホに夢中になっているとき、いかに周囲に注意が向いていないか」
という歩きスマホの危険性を可視化するため、とある実験をしてみることにしました。
協力してくれたのは、一般アラサー男性と「あのお方」
今回、「歩きスマホをする人」として協力してくれたのは、セールスマンのアラサー男性。東京消防庁調べによると歩きスマホの事故が多いとされるのは、30〜40代だそう。
一般アラサー男性 Web制作会社の営業マン |
宇宙の帝王 泣く子も黙る、宇宙の帝王 |
あの、泣く子も黙る「宇宙の帝王」です。
なお、男性には、「スマホで漫画を読みながら、こちらが指定したルートを通る様子を撮影させてほしい」と事前に依頼をしておきました。
というわけで、さっそく検証してみましょう!
仕掛け1「受付の人が宇宙の帝王」
まずはじめに検証するのは、「受付に宇宙の帝王が座っていたら、気づくかどうか」。
このように、帝王様が受付に座ります。歩きスマホをする男性が気づくかどうか、検証してみましょう!
依頼通り、スマホで漫画を読みながら、執務室からロビー階へとやってきた男性。
こちらがあらかじめ送った「ロビーから外へ出てほしい。なお、好きな漫画は心の赴くままに読んでていいよ」というメッセージに従い、心の赴くままに漫画を読んでいる様子。
写真右端には、すでに帝王が写り込んでいます。
歩みを止めない男性、果たして気づくことは......できるのでしょうか......!?
素通りっ..................!!!
明らかに異質な色味の人影が目の前を横切ったにも関わらず、軽快なステップと迷いのないフォームでスルーしました。
仕掛け2「ロビーの小物に変化が!?」
続いて検証していくのは、「普段見慣れている光景の変化に気づけるかどうか」。
先ほどの、帝王様が鎮座する受付の手前には、
男性が働くWeb製作会社がセレクトしたグッズの展示・販売を行う「棚」、そしてガラス扉の外には、コワーキングスペースの情報が書かれた「看板」が配置されています。
これらは実は、男性がロビー階に来る前に、こんな変化を遂げていました。
核心に触れることはさまざまな事情によりやめておきますが、それぞれが帝王様と同じ世界観に変貌を遂げていることがおわかりいただけたかと思います。
普段とは違うロビーの様子、顔をあげていれば気づくこともできそうですが、スマホに夢中な男性、果たして気づくことができるのでしょうか......?
まっしぐら!!!
脇目も振らず見事なスルーを3コンボも決めてくれました。
今回のお願いを「視界が制限されていても、正しい進行方向に進めるかどうかの実験」とでも思っているのでしょうか。
仕掛け人チームからも「人間って歩きスマホしててもここまで自信満々に進むことができるんだ......」とため息が漏れ始めました。
仕掛け3「その窓を横切るは、宇宙の帝王」
続いての舞台となるのは、受付奥にあるフリースペース(上の写真)。
そう、ふたたび室内に戻ります。こちらが今回の検証の最終フィールド。 男性がフリースペースに差し掛かったら、まずは、正面に見える大きなガラス窓の外を、帝王様が通ります。
「全宇宙一であるわたしの恐ろしさをみせてあげましょう!!!」
この帝王様の存在感を持ってしてしても、男性は気づかないのでしょうか!?
お......っと、戻りルートの看板も華麗にスルー。
そして......
顔を上げないっ......!!
歩いているというのにかたくなに顔をあげようとしない男性。
これから帝王様によって街が破壊される可能性だってあるというのに、なぜそんなにも集中できるのでしょうか。
仕掛け4「ハロー!宇宙の帝王」
こうして、結局ここまで仕掛けたすべての変化に気づかず、ついに最後の仕掛けに対峙することになってしまった男性。
最後に仕掛けるのは、こちらです。
スマホを操作する男性の正面に、帝王様が着席します。
これにはさすがの男性も、気づかないはずがありません。もはやサービス問題ですね。
それでは行ってみましょう。
ストッ...(着席した音)
※気づいた
「ようやく気づきましたね」
「......なにこれ。
えっ!? なにが起こってるの(笑)」
〜まとめ〜
歩きスマホをしていたら、
宇宙の帝王の存在にもなかなか気づけない
というわけで、正面に座った帝王様にはさすがに気付くことができましたが、受付の変化や棚・看板の変化、窓の外に明らかに違和感のある生命体がいる、などの変化があっても気づけませんでした。
つまり、それだけスマホを見ているときには視野が狭くなっているということ。
みなさんも、スマホを使うときには場所やシチュエーションをきちんと考えて、事故を起こさないように楽しいスマホライフを過ごしてくださいね!
「私に気づかないとは愚かですね......どうせゴミのような戦闘力でしょう」
「んん? 何か光っている......??」
「む? BIC SIM????」
「格安SIMですか......。どれ、このわたしがデータ通信量を調べてあげましょう」 「高速データ通信量2GBのギガプランが月額850円とは、格安SIMもなかなかですね」「まぁ、私の毎月のデータ通信量5.3GBは賄えないですがねぇ......」
「......な、なにッ!?」
「データ通信量が上がっていくだとッ!!??」
「!!!!!!」
「ひと月5.3GBを使う私のデータ通信量を上回るプランが980円ですと!!!???」
「や」
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文/坂口ナオ
出演/山本正剛(BAN BAN BAN)
撮影/長野竜成