5G対応の格安SIMの失敗しない選び方
5G対応の格安SIMサービスを選ぶ上で、失敗しない方法を紹介します。失敗しないためには、次の3つのポイントに注目してみましょう。
- 自分のデータ消費量にあったプランを選ぶこと
- 5G通信で自分はなにをしたいのか見直すこと
- SIMの種類に注意すること
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自分のデータ消費量にあったプランを選ぶこと
格安SIMを選ぶとき、データ容量に合ったプランを選ぶことが重要です。必要な容量を選択すれば、最適な料金プランで利用できます。
プランを選択する上で、自分が毎月どのくらいのギガ数を利用しているか、把握していますか。通信量をチェックするアプリを利用すれば、毎月の消費量を算出できます。
毎月3GB以下しかデータを消費しない場合は、20GBプランは必要ありません。
編集者
一方で、毎月15GB以上消費する場合は、20GBプランやそれ以上のデータ容量プランがおすすめです。
同じデータ容量であっても、会社によって月額料金が異なる場合があります。オプションの加入が必要なケースもみられるため、「5G対応プランを利用するには毎月いくらかかるのか?」といった点をチェックしましょう。
5G通信で自分はなにをしたいのか見直すこと
各サービス提供会社は、格安SIMの機能を差別化しています。悩んでしまう気持ちはわかりますが、自分に必要な機能を搭載した格安SIMを選択するようにしましょう。その際、自分はなぜ5G通信を希望するのか考えてみてください。
5G通信は、超低遅延かつ超大容量のデータ通信が可能です。この特徴を十分に活かせるような使い方が必要でしょうか?どんな状況で5G通信の特徴が活かせそうでしょうか。
編集者
魅力が溢れる5G通信ですが、なにをしたいか明確にしておく必要があります。
例えば、電話とLINEしか使わないのであれば、5G通信にこだわる必要はありません。一方で、Youtubeを高画質で楽しみたい場合は、5Gの恩恵を受けられる可能性が高いです。
5G通信がどのくらい必要なのか把握した上で、自分に合った格安SIMを選択すると良いでしょう。
SIMの種類に注意すること
格安SIMのカードには、通常のカードタイプとeSIMの2種類があります。
eSIMは、SIMカードの機能が埋め込まれていて、カード情報(契約者情報など)はインターネット経由でダウンロードして利用するタイプになります。SIMカードを差し替え不要で乗り換えられるのがメリットです。
手間なく乗り換えができますが、eSIMに対応していない5Gを取り扱う格安SIMも存在します。
編集者
下記はeSIMでも5Gに対応していますが、一部非対応の会社もあるため注意しましょう。
- 楽天モバイル
- ワイモバイル
- UQモバイル
- BIC SIM
格安SIMで5Gが使えるのは?おすすめ22選の対応状況
22社の格安SIMサービスの比較したところ、うち16社が5Gに対応しています。サービスごとに、最安で所有できるプランを記載しています。
音声通話付きSIMを探している人は、音声通話対応の有無を確認するようにしましょう。
それぞれ順番にご説明します。
UQモバイル:データ繰り越しが可能
UQモバイルは、KDDIのグループ企業であるUQコミュニケーションズが展開する格安SIMサービスです。UQコミュニケーションズは、WiMAXを展開することでも有名です。
UQモバイルは、わかりやすいS/M/Lの3つのプランで構成されていて、いずれも5Gに対応しています。5G回線を利用できるかは機種によるため、公式サイトで対応有無を確認してください。
自分が月に利用するデータ容量に合わせてプランを選ぶと良いでしょう。使い切れなかったデータは、翌月に繰り越しが可能です。
編集者
繰り越し機能があるため、あまり使わなかった月でも無理に使い切る必要はありません。
auひかりとのセット割や、学割キャンペーンなど、お得にスマホを利用できるキャンペーンが定期的に開催されます。お得に申し込むためには、公式サイトをチェックしておきましょう。
mineo:総合満足度No.1
mineoは、関西電力グループのオプテージが提供する格安SIMサービスです。
mineoは、2021年の総合満足度でNo.1に輝いたサービスです。おすすめしたくなるかどうかを10点満点で評価するNPSについての調査でも、1位に輝いています(参考 https://mineo.jp/award/)。
mineoで対応している機種は600種類以上。ドコモ・au・SoftBankの3キャリアに対応しているため、今使っているスマホをそのまま利用できる人が多いのではないでしょうか。
ただし、5G回線に接続するには、5G通信オプションは入らなければなりません。
編集者
月額料金は一切かかりませんが、加入の手続きは必要です。
ahamo:ドコモの新料金プラン
ahamoとは、大手キャリア「ドコモ」の新料金プランです。20GBプランが2,970円で利用できるほか、5分以内の国内通話であれば、何度でも無料で電話できます。
サポートや申し込みはオンラインでしか対応していませんが、申込時の契約手数料や、解約違約金が0円に設定されています。
ahamoではドコモ回線を使っているため、安定した通信が可能です。
編集者
通信回線を重要視するのであればahamoは有力な選択肢でしょう。
楽天モバイル:専用アプリの利用で無料電話が可能
楽天モバイルは、楽天市場や楽天トラベルを展開している楽天が運用するサービスです。自社回線を運用し、5G通信が追加料金なしで利用できます。
提供しているのは、従量制の1プランです。月間3GBまでなら1,078円、月間20GBまでなら2,178円、月間20GBを超えても3,278円を上限に使えます。5G対応機種であれば、上記の料金体系で5G接続が可能です。
また、全国に店舗に展開しているため、オフラインで申し込みしたい人にもおすすめです。街中に店舗を構えているため、気軽にサポートやサービス説明を受けられます。
加えて、楽天モバイルでは、利用に応じて楽天ポイントが貯まります。ポイントが貯まったら連携サービスで利用も可能です。
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今後、自社回線の普及を広げる予定のため、利用者が多い時間帯も快適にネットを楽しめるでしょう。
LINEMO:LINE使い放題
LINEMO(ラインモ)は、SoftBankが提供する格安プランです。LINEMOには、月間3GBプランと20GBプランの2つが用意されています。5G回線は端末が対応していれば、それぞれのプランで利用可能です。
契約の際、多くのキャリアで徴収される事務手数料が発生しません。初期費用を抑えて契約できます。
LINEMOの大きな特徴は、LINEのデータ利用が無制限な点です。LINE通話やLINでのメッセージのやりとりは、毎月のギガを消費しません。
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LINEを頻繁に利用する人は、ぜひLINEMOの申し込みを検討してみましょう。
BIC SIM:ドコモ・auの2回線から選べ、公衆無線Wi-Fiが無料で使える
BIC SIMは、ビックカメラのプライベートブランドの格安SIMサービスです。ビックカメラといえば、あの家電量販店です。利用した経験を持つ人は多いのではないでしょうか。
ベースのサービスはIIJmioと同様で、20GBのプランが格安で利用できるなど、データ容量を多く使用する人におすすめ。
なるべくスマホ代を抑えつつ、データ通信を楽しみたいというニーズにマッチします。機種が対応していれば、無料で5G回線を利用可能です(利用回線はドコモかau)。
BIC SIMには、「ギガぞうWi-Fi」という限定特典が存在します。ギガぞうWi-Fiとは、10万ヵ所以上のスポットがある公共交通機関や商業施設の公衆無線Wi-Fiが無料で利用できるサービスです。Wi-Fiが利用できれば、データ容量を気にせずにコンテンツを満喫できます。
編集者
近くにギガぞうWi-Fiに対応した施設があれば、少ないギガ消費で毎月生活できるかもしれません。
BIGLOBEモバイル:エンタメフリーオプション有り
BIGLOBE(ビッグローブ)モバイルは、インターネット回線やポケットWi-Fiを展開するBIGLOBEが展開する格安SIMです。BIGLOBEモバイルでは、1GBプランで1,078円で利用できます。
BIGLOBEモバイルの特徴は、「エンタメフリー」オプションを選択できる点です。エンタメフリーとは、指定のサービスを利用する際、データ容量を消費しないオプションです。
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この機能を使えば、普段は1GBプランで月額費用を抑えつつ、コンテンツをしっかり楽しむといった生活が可能になります。
Y!mobile:店舗があるため、相談しやすい
Y!mobileは、SoftBankのサブブランドです。街中に店舗を構えているため、お店のスタッフに会いながら、サービスの不明点や相談が可能です。
Y!mobileは、通信速度の安定が期待できます。Y!mobileは、SoftBankの通信回線に繋がります。SoftBankの回線であれば、安定して通信ができそうです。
編集者
店舗があるため、幅広い年代にとって最適なプランを提案してくれるでしょう。
IIJmio:電話かけ放題プラン有り
IIJmioは、ドコモとauの回線が利用できる格安SIMサービスです。MM総研によると、2020年9月末時点でIIJmioは、SIMカード契約数シェアNo.1です。指定の時間内であれば追加料金なしで電話できる「みおふぉんダイアル」がオプションとして利用できます。
IIJmioは、余ったデータを翌月に繰り越せるタイプの格安SIMになります。月末になっても、無理にデータ容量を使い切ろうとする必要がありません。
IIJmioには、最低契約期間が存在しません。解約金は無料です。そのため、使ってみて通信速度に不満がある場合は、気軽に別の格安SIMへの乗り換えができます。
IIJmioは、440円から格安SIMを所有可能です(データeSIMの場合)。自分に合ったデータ容量が選択できます。選べるデータ容量は、2GBから20GBまでです。
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大量にデータを消費しそうなのであれば、20GBを選択しておきましょう。
J:COMモバイル:J:COMサービスとセット割が可能
J:COMモバイルは、J:COMが提供する格安SIMサービスです。J:COMは、ケーブルテレビやインターネット回線を提供している企業ですが、J:COMモバイルも同じサービスの1つです。
インターネット回線やテレビサービス、固定電話、電力のいずれかとセット割が可能。セット割にすると1ヶ月のデータ容量を増加できます。
au回線を利用しているため、全国でもストレスなく接続できます。5Gになっても料金プランは変わらず、1GB1,078円で利用可能。『Galaxy A23 5G』など5G対応機種も増えています。
編集者
低価格で快適に利用できる格安SIMを探しているのであれば、ぜひ検討してみましょう。
HISモバイル:eSIMが選択可能
HISモバイルは、旅行代理店を運営しているHISが展開する格安SIMカードです。国内通信プランでは、従来型のSIMかeSIMかを選択できます。eSIMは、プラスチック製のSIMカードとは異なり、SIMカードの抜き差しをする必要がありません。
HISモバイルは、データ容量が月によって異なる使い方をするユーザーにおすすめです。HISモバイルでは、最低198円から所有できる従量課金制プランが用意されています。
編集者
使った分だけ請求されるため、普段はあまりスマホを使わない人には無駄なく使えるでしょう。
NUROモバイル:低価格かつデータ繰り越しに対応
NUROモバイルは、ソニーグループが展開する格安SIMサービスです。月額料金の安さが魅力で、音声付きプランの場合、月額627円から用意されています。
通信回線は、ドコモ・au・SoftBankの3回線に対応しており、どの回線を選択しても料金は変わりません。5Gを利用するには『5Gオプション』という無料オプションに入る必要があります。希望する場合、マイページから申し込みしましょう。
また、NUROモバイルは、NUROモバイルでんわを利用して電話すると、通話料が半額になります。複雑な手続きは不要で、簡単に利用できます。
オプション料金を支払えば、10分以内の国内電話が何度でもかけ放題です。
編集者
オプションをうまく活用して、スマホ代の節約に貢献してくれそうです。
LIBMO:無制限プラン有りの格安SIM
LIBMOは、TOKAIコミュニケーションズが展開する格安SIMサービスです。TOKAIコミュニケーションズは、通信回線のプロバイダ事業などを展開しています。LIBMOは、当月中に使い切れなかったギガを翌月に繰り越せます。
LIBMOでは、なっとくプランという名称で、3GBから30GBまでのデータ容量が選択可能。音声通話に対応した3GBプランの月額料金は980円、最大容量の30GBプランは、音声通話付きで2,728円で利用できます。
なっとくプランのラインナップの中には、無制限プランが用意されています。通信は200kbpsですが、どれだけ使っても、速度制限に掛かる心配はありません。
編集者
自分に合ったプランを選び、快適なスマホ生活を送りましょう。
エキサイトモバイル:段階制と定額制の2プランを取り扱い
エキサイトモバイルは、BBエキサイトが運営する格安SIMサービスです。BBエキサイトは、光回線やポケットWi-Fiを展開する会社として有名。ドコモとauの回線が選択できますが、2023年2月時点で5Gには対応しておりません。
エキサイトモバイルでは、使用料に応じて料金が決まる段階制プランとデータ容量に応じて選ぶ定額制の2つのプランを取り扱っています。毎月使うギガ数がある程度決まっている人やバラつきがある人には、選びやすいです。
20GBの音声通話機能付きSIMの価格は、月に2,068円と比較的安く設定されています。
編集者
リーズナブルな料金設定ですので、1ヶ月20GB近く使う人は検討してみましょう。
ロケットモバイル:神プランを選べば使い放題
ロケットモバイルは、IoT Consultingが展開している格安SIMサービスです。2016年から格安SIMとしてロケットモバイルが運用されています。
回線はドコモ・au・Softbankの3キャリアに対応していますが、5Gには2023年2月時点で対応しておりません。
ロケットモバイルには、「神プラン」が存在します。神プランは、最大200kbpsで通信できる使い放題プランです。速度は遅いものの、データ容量を気にせずにインターネットを満喫できます。
一方で、ロケットモバイルは、月額料金を安く提供する理由からすべての端末の動作確認をしておりません。「他社の格安SIMで動作検証した端末」「So-net社が検証した端末」であれば、基本的に利用できますが、保証するものではない点を注意しましょう。
編集者
そのため、現在利用しているスマホで利用できるかは、SIMカードを挿入してみたいとわからないかもしれません。
NomadSIM:人気ブロガーワロリンスさんが運営
Nomad SIMは、人気ブロガーのワロリンスさんが運営している格安SIMです。大容量データ通信のプランがメインで、50GBプランは月額3,800円、100GBプランは4,620円で利用できます。
SoftBank回線「4G LTE」を利用していますが、5Gには未対応です。
最低利用期間は存在しませんが、一度契約したプランは途中で変更ができません。データ通信用のSIMカードしか取り扱いがないため、音声通話ができない点は押さえておきましょう。
編集者
データ通信を大量に楽しむのが目的であれば、申し込んでみてはいかがでしょうか。
DTI SIM:口座振替に対応した格安SIMサービス
DTI SIMは、ネット回線のプロバイダとして有名なDTIが提供する格安SIMサービスです。1GBプラン(音声プラン)が1,320円から契約できます。現在は5Gに対応していませんが、ドコモ回線に対応しているため、ドコモの通信エリア内であれば接続が可能です。
DTI SIMでは、クレジットカード払いと口座振替支払いの2つの支払い方法に対応しています。クレジットカード払いでの受付が多い中、口座振替に対応した格安SIMの企業は少なくなってきています。
編集者
口座振替で格安SIMを探しているのであれば、ぜひ検討してみましょう。
povo:データ使い放題オプション有り
povoは、大手キャリア「au」が展開するオンライン専用プランです。申込やサポートは、オンラインからのみ受け付けています。5G通信とeSIMに対応しており、大手キャリアならではといえるでしょう。
povoでは、1回あたり220円で、「データ使い放題24時間」が利用できます。povoでは、「トッピングする」と表現します。データ使い放題24時間をトッピングすると、24時間データ使い放題になります。例えば、一時的に動画を大量に視聴したい場合や、大型ファイルのダウンロードを予定している場合に大活躍するでしょう。
povoで利用できるデータ容量プランは、1GBから20GBまでです。20GBプランは、月額2,700円で利用できます。
編集者
データの繰り越しはできませんが、auと比較すると大変お得にスマホを所有できます。
リンクスメイト:ゲーム好きにおすすめ
リンクスメイトは、株式会社LogicLinksが運用する格安SIMサービスです。クレジットカード払い以外にも、LP支払いというポイント方法に対応しています。5G回線を利用するには、オプション加入が必要ですが追加料金はかかりません。
リンクスメイトの特徴は、ゲームとの相性の良さです。対象のゲームやアプリの通信量カウントが90%OFFになるオプションが用意されています。対象サービスには、インスタグラムやAbemaTVやShadowverseなど、有名なものが多くラインナップ中です。
リンクスメイトでは、指定のプランを契約するとゲーム内の特典を受け取れます。
編集者
ウマ娘やグランブルーファンタジーなど、有名なタイトルの特典を受け取れるのは、ゲーム好きには嬉しいでしょう。
イオンモバイル:店舗を構える格安SIMサービス
イオンモバイルは、大型スーパー「イオン」などを展開するイオンリテールが提供する格安SIMサービスです。格安SIM市場には2014年から参入しました。
一般的に格安SIMは、店舗をほとんど展開しません。一方でイオンモバイルは、イオンモールやイオンモバイル取扱店を展開しています。
編集者
端末操作に自信が無かったり、対面でサービスの説明を受けながら検討したい人におすすめです。
b-mobile:データ使い過ぎ防止機能搭載
b-mobileは、プリペイド決済にも対応した格安SIMサービスです。クレジットカードの登録不要で、必要な期間に応じて契約できます。10GBを1か月で使い切る「10GB プリペイドSIM」プランであれば3,850円で利用可能です。
利用回線は月額課金商品であれば、ドコモもしくはSoftbank、プリペイド商品であればドコモに対応していますが、5G回線は対応しておりません。
また、データ量の使い過ぎ防止機能が付いていて、データ利用量の上限をマイページから設定できます。1GB単位で自分のデータ利用量の上限を設定可能です。
編集者
この機能を賢く使えば、使い過ぎてスマホ料金が高額になってしまうこと自体を回避できます。
NifMo:大容量プランが安い
NifMoは、ニフティ株式会社が提供する格安SIMで2014年から提供開始。30GBと50GBのプランでは業界最安を誇っているサービスです。
利用回線はドコモのため、機種とエリアが対応していれば5G回線も利用可能です。5Gオプションに入る必要がありますが、費用はかかりません。
NifMoでは、使い切れなかったデータ容量は、翌月に繰り越しできます。例えば30GBプランを契約して10GB余った場合は、翌月は40GB利用可能です。無駄なくデータを使えるので、月末に焦ってギガを消費する必要はありません。
編集者
もし30GBや50GBの大容量プランを探しているのであれば、NifMoは有力な候補として検討してみるべきでしょう。
格安SIMの5G対応状況を踏まえ、申し込み手順を確認
格安SIMの申込手順を説明します。格安SIMは、オンライン上で申込手続きができるサービスがほとんどです。主に、以下の3ステップに沿って申し込みます。
- ウェブサイトから申し込みする
- 端末・SIMカードが郵送される
- プロファイルなど初期設定をして利用開始
編集者
どの格安SIMも、申込手順は大きくは変わりません。申込ステップについて、順を追って解説します。
1.ウェブサイトから申し込みする
まずは、格安SIMのサービスサイトにアクセスして申し込みします。気になる格安SIMカードがあれば、公式サイトにアクセスしてみてください。
公式サイトにある申込ボタンをクリック、もしくはタップし、手続きを進めます。画面の案内にしたがって希望プランや個人情報を入力していけば問題ありません。
クレジットカード情報や口座情報を求められる可能性があるため、準備しておきましょう。
編集者
公式サイトからの申し込みは、およそ3分~5分で完了します。
2.端末・SIMカードが郵送される
申し込み内容に応じてSIMカードか端末、もしくはその両方が郵送で届きます。一般的にかかる日数は3日から5日程度です。1週間以上かかる会社もあります。
会社によっては審査が完了すると、商品発送のお知らせメールが送付されるため、おおよその到着日の確認が可能です。
3.プロファイルなど初期設定をして利用開始
SIMカードが届いたら、利用する端末に挿入し、スマートフォンの電源をONにします。最初は、プロファイル設定などの初期設定が必要です。
初期設定が終わったら、通信ができるようになります。初期設定にかかる時間は、SIMカードだけの購入であれば10分ほど、新しく端末を購入した場合は20分ほどです。
編集者
説明書が同梱されているため、確認しながら設定を進めてください。
格安SIMの5G通信に関するよくある質問
格安SIMの5G通信について、よくある質問をまとめました。今回紹介するのは、特によく出る質問7つです。
- 5G通信はどうやったら利用できる?
- 5G通信が出来ているかどうかの確認方法は?
- 機種によっては5G通信が使えない?
- 5Gを利用すると追加で料金がかかる?
- 5G通信のデータ消費量はどれくらい?
- 5Gの対応エリアの確認方法は?
- どこのキャリアの5Gが一番速い?
それぞれの質問について、回答を用意しました。
編集者
格安SIMへのお申し込み前に、不明点を解消しておきましょう。
5G通信はどうやったら利用できる?
5G通信を利用するには、端末の設定が必要です。例えば、iPhoneの場合は、次の手順で5G通信を起動します。
- 設定を開く
- モバイル通信をタップ
- 通信のオプションをタップ
- 音声通話とデータをタップ
- 5Gオンまたは5Gオートをタップ
上記設定を端末側でしなければ、5G回線に接続されることはありません。
編集者
5G通信は、データ消費量が増えてしまうため、ここぞというタイミングで起動することをおすすめします。
5G通信が出来ているかどうかの確認方法は?
5G通信をしている場合は、スマートフォンの画面上に5G通信のアイコンが表示されます。アイコンのデザインは、端末やOSによって異なります。画面上部に4Gと表示されている場合は、5G通信はしていませんのでご注意ください。
機種によっては5G通信が使えない?
5G通信は、機種によっては利用できません。5G通信を利用できるのは、5G対応の端末のみです。プランが対応していても、利用端末が未対応の場合は5G通信はできません。
5Gに対応しているかは、端末の公式サイトで参照できます。iPhone含め、2023年2月時点では多くの端末が5G通信に対応を進めています。希望する場合、事前に5Gに対応しているかどうか調べましょう。
5Gを利用すると追加で料金がかかる?
ほとんどの格安SIMで、5G通信を利用しても追加料金は発生しません。
ただし、5G通信対応スマホは、未対応の端末よりも高額になる傾向があります。そのため、5Gを利用するためには最初の端末代金が高額になる可能性を考慮しておくと良いでしょう。
5G通信のデータ消費量はどれくらい?
日本の5Gユーザーの平均データ通信量は16.6GB/月です。Opensignalによる調査では、4Gユーザーは1ヶ月で6.3G利用するのに対して、5Gユーザーはその約2.7倍でした。
5G通信が利用できると、高画質動画の視聴や音楽のストリーミングが増え、コンテンツ消費量が多くなります。コンテンツの消費が増えると、利用するデータ容量は多くなります。
Opensignalの指摘では、コンテンツ消費が増えたことが要因で5G通信をするユーザーのデータ消費量は16GBを超えているのだろう、とのこと。
このことから、5G通信を利用したい場合は、データ容量が大きなプランを選びましょう。
編集者
調査から言えることとしては、15GB以上のデータ容量プランを選択しておかないとギガ不足に陥るリスクがあります。
5Gの対応エリアの確認方法は?
5Gの対応エリアは、各会社の公式WEBサイトで確認できます。例えばUQモバイルでは、公式サイトの「対応サービスエリア」にアクセスすると、マップから電波状況を参照可能です。
5G通信が使えない場合でも、ほとんどの地域で4G回線が利用できます。むしろ、5G対応エリアは限定的ななため、4G回線を利用する場合が多いでしょう。
どこのキャリアの5Gが一番速い?
5G回線における通信速度を比較すると、格安SIMの中ではahamoが速いです。みんなのネット回線速度によると、ahamoでは、下り132.11Mbps、上り14.28Mbpsが計測されています。
ほかの回線と比較して通信速度が速いのは、ドコモと同じ回線を利用しているためです。ドコモは、2024年3月までに高速・大容量の通信5Gを全ての市町村に展開して、人口の90%以上をカバーできるよう目指すことが発表されました。
編集者
今後も、ahamoは5G通信において速い通信速度が期待できます。
まとめ:5Gを使える格安SIMで高速通信を楽しもう
今回は、5G通信が使えるおすすめの格安SIM24選を紹介しました。5Gに対応しているのは、そのうち15社でした。
今後、さまざまなサービスが5Gを活用することが考えられます。ここ数年でさらに普及するのではないでしょうか。
格安SIMには多くの会社がありますが、なかでもBIC SIMはドコモ・auの回線に対応し、5Gの利用が可能です。5G対応機種を選ぶ必要はありますが、接続するうえで別途必要はかかりません。
編集者
ビックカメラユーザーやフリーWi-Fiを利用した人にはおすすめのサービスです。
ぜひ、この機会に乗り換えを検討してください!