
通話だけで格安SIMを使いたいときはどこがおすすめ?

この記事では通話だけで格安SIMを利用したいときの選び方や、10社の格安SIMを比較・解説していきます。
2020年に当時の菅総理が携帯電話料金引き下げ検討を指示したことをきっかけに急速に市場価格が下がり、格安SIMもより一層競争が激化しました。
現在では様々なmvmoから格安SIMサービスが提供され、ahamoやpovoといったオンライン専用ブランドのスタートもあり、ユーザー側では結局どこを選べばいいのか、決め手がいまいちピンと来ていない方もいるのではないでしょうか。
結論として、かけ放題がついて一番安いのは『楽天モバイル』です。通常の電話回線が利用できて一番安いのは『HISモバイル』という結果になりました。
多少料金が割高になっても、その分サービス内容が充実していたり、オプションが充実しているところなど各社に特徴があります。
自分の使い方にあった格安SIMを選んで、便利にかつお得にスマホを利用してみませんか。
・通話のみでもデータ通信が必要なことがある。スマホの使い方を見直すときのポイント。
・10社の格安SIMを料金プラン、かけ放題オプションを含めて比較
・ネット回線通話で一番安いのは『楽天モバイル』、通常電話回線で一番安いのは『HISモバイル』
・SIMサービスによっては発信する際に専用アプリが必須なところもある
通話のみでSIM利用したい方におすすめの格安SIMは楽天モバイルです。楽天モバイルは、月額料金の最低料金が安く、通話のみ利用して安くしたい方にピッタリですよ。
キャンペーンでは、スマホ購入の際に割引などお得が満載です。
詳しくは楽天モバイルの公式サイトをご覧ください。

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- 通話のみでSIM利用したい場合のプランの選び方
- 通話のみでSIM利用したい方におすすめ10選!料金をランキング形式でまとめ
- 楽天モバイル:専用アプリを使えば無制限かけ放題が無料!
- HISモバイル:月間100MBなら最安価格級の月額290円から利用可能
- エキサイトモバイル:低速プランならデータ通信無制限月額495円から!
- mineo:低速通信プランと無制限かけ放題で月額1,870円から!
- OCNモバイルONE:月間500MBなら無制限かけ放題でも月額2,000円以下!
- BIC SIM:ビックカメラの格安SIM。支払いにポイント利用も可能!
- IIJmio:ギガプランが豊富で様々なニーズに対応できる格安SIM
- イオンモバイル:全国のイオンモールで申込できる格安SIM
- LINEMO:LINEギガフリーでLINE利用時のギガ消費がゼロ!
- Y!mobile:ソフトバンク回線で安定した通信可能!家族割でさらにお得に!
- 通話のみの格安SIMを利用するメリット
- 通話のみの格安SIMを選ぶ際に貴重なポイント
- 通話のみでSIMを利用する際の注意点
- 通話のみでSIMを利用するための申込み手順
- 通話のみのSIM利用についてよくある質問
- まとめ:通話のみのSIM利用で最安なのは楽天モバイル・HISモバイル
通話のみでSIM利用したい場合のプランの選び方

通話のみでSIMを利用する場合はどのように選べばいいですか?

まずは通話のみでSIMを利用する場合に、押さえておきたいポイントを解説していきます。
主な内容は以下のとおりです。
メールもデータ容量を使う、本当に通話のみか見直す
通話のみで格安SIMを利用する場合では、月間データ容量が少ないプランを選ぶことで月額料金を抑えて運用することが可能です。
月間データ容量が少なくなればなるほど月額料金も比例して少なくなりますが、本当にデータ容量が少なくても問題がないか確認しておくことをおすすめします。
データ通信が実行されるのは、動画を視聴するときやSNSやゲームを利用するとき以外にも、メールを送受信するときやLINEのチャットでも1回ごとにデータ通信が行われます。
格安SIMによっては、通信速度を抑えるかわりにデータ容量を増量しているサービスを提供しているところもあります。
例えばmineoの『マイそくプラン』は、最大速度が4種類から選ぶことができるので、よく利用する通信内容によって合わせることができます。
スタンダードプランは最大1.5Mbpsが月間無制限利用可能で、月額料金990円で提供されています。
最大1.5Mbpsという速度は、LINEのチャット確認やSNS閲覧、音楽ストリーミングサービスは低音質であれば問題なく利用できる速度です。
外出中はこういった利用がほとんどであるといった場合は、こういったプランを選択することでデータ容量を我慢することなく、月額料金を抑えることも可能です。

通話のみで利用するSIMを契約する前に、現在のプランで月間どれくらいデータ通信しているかチェックしておくと安心です。
かけ放題をつけた時の月額料金が安いプランを選ぶ
通話メインでSIMを契約する場合は、それぞれの格安SIMに用意されている『かけ放題オプション』を含めた月額料金で比較検討してみましょう。
かけ放題オプションをつけることで、決められた時間内であればどれだけ通話してもオプション代以上の通話料は発生せず定額になります。
通話メインで格安SIMを利用するのであれば、かけ放題オプションをつければさらに便利になりますが、月額料金が上がらないか心配になるところです。

最初の項目で解説したように、データ通信量を少なくして安価な料金プランにすることで、かけ放題オプションをつけても月額料金を抑えることが可能です。
留守番電・転送などのオプションも必要か検討
通話機能を使う上で、できればつけておきたいオプション機能は『留守電機能』や『通話転送機能』です。
これらのオプションをつけておくことで、着信時に電話にでられなくても留守番電話を録音したり、指定した電話番号に転送して電話を受けたりすることができます。
これらの機能は、各格安SIMによって利用の可否があるので、こういった点も含めてどこの格安SIMにするか検討する必要があります。
・通話だけの契約はpovoのみ
データ通信が全く無い通話機能だけのSIM契約に関しては、auの格安SIMブランドである『povo』のみとなっています。
povoは、基本料金は無料です。ユーザーが必要な機能を追加して利用する『トッピング』という方式となっています。かけ放題のトッピングをつけることで、通話のみでSIM運用することができます。
通話のみでSIM利用したい方におすすめ10選!料金をランキング形式でまとめ

通話のみでSIM利用する場合におすすめの会社はありますか?

こちらでは通話のみでSIM利用する場合におすすめしたい格安SIM10社を紹介、比較し解説していきます。
下記比較表において、月額料金は最安プランにかけ放題オプションをつけた場合の金額を記載しています。
回線名 | 楽天 モバイル ![]() |
HIS モバイル ![]() |
エキサイト モバイル ![]() |
mineo![]() |
OCN モバイルONE ![]() |
BIC SIM![]() |
IIJmio![]() |
イオン モバイル ![]() |
LINEMO![]() |
Y!mobile![]() |
月額料金 | 1,078円 | 1,770円 | 1,254円 | 1,870円 | 1,980円 | 2,250円 | 2,250円 | 2,453円 | 2,640円 | 4,048円 |
かけ放題時間 | 無制限 | 無制限 | 3分(無制限プランなし) | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データ容量 | 3GB | 100MB | 無制限 (低速通信 最大200kbps) |
無制限 (低速通信 最大300kbps) |
0.5GB | 2GB | 2GB | 0.5GB | 3GB | 3GB |
ガラケー対応 | ○ | 未公表 | 未公表 | 未公表 | ○ | 未公表 | ○ | ○ | 未公表 | ○ |
契約期間 | なし | なし | なし | なし | なし | 利用開始日の 翌月末日まで |
利用開始日の 翌月末日まで |
なし | なし | なし |
解約手数料 | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
このように、月額料金だけでみれば一番安いSIMは『楽天モバイル』となりました。次点で『HIS
モバイル』となっています。
下記の項目でそれぞれの格安SIMの詳細について解説していきます。
・HISモバイル:月間100MBなら最安価格級の月額290円から利用可能
・エキサイトモバイル:低速プランならデータ通信無制限月額495円から!
・mineo:低速通信プランと無制限かけ放題で月額1,870円から!
・OCNモバイルONE:月間500MBなら無制限かけ放題でも月額2,000円以下!
・BIC SIM:ビックカメラの格安SIM。支払いにポイント利用も可能!
・IIJmio:ギガプランが豊富で様々なニーズに対応できる格安SIM
・イオンモバイル:全国のイオンモールで申込できる格安SIM
・LINEMO:LINEギガフリーでLINE利用時のギガ消費がゼロ!
・Y!mobile:ソフトバンク回線で安定した通信可能!家族割でさらにお得に!
楽天モバイル:専用アプリを使えば無制限かけ放題が無料!
楽天モバイルは、2020年4月から正式サービス開始された国内では4つ目となる新しい携帯キャリアです。
楽天モバイルで現在展開されているプランは、『Rakuten UN-LIMIT VII』で使ったデータ容量によって月額料金が決まる形式となっています。
月間3GB未満での利用であれば月額1,078円、専用通話アプリを使えば他キャリアや固定電話などが通話先でも国内通話は無制限で無料ですので、かけ放題オプションを含めて1,078円です。
楽天モバイルの通話アプリ『RakutenLink』は、相手先を選ばず無料通話が可能ですが電話回線ではなくパケット通信を使って通話しているので、データ通信の電波が弱い場所などでは通話品質が下がることもあるため注意しましょう。
そのほか、楽天市場での買い物ポイント還元率アップや、雑誌読み放題サブスク『楽天マガジン』をはじめとした各種コンテンツが3ヶ月無料など多種多様なキャンペーンが実施中です。
また楽天が提供している光回線『楽天ひかり』と『楽天モバイル』をセットで利用することで、楽天ひかりの月額料金が1年間無料になるキャンペーンも展開中です。
楽天ひかりは光コラボ回線での提供なので、フレッツ光やドコモ光、ソフトバンク光などの回線をすでに利用している場合は、開通工事なしで乗り換えが可能です。
スマホ・SIMの乗り換えといっしょに光回線も乗り換えることで、さらに通信費を節約することも可能なので、ぜひ検討してみましょう。

かけ放題も安さもどちらも取りたい、質より安さを求める方には特におすすめしたいキャリアです。
HISモバイル:月間100MBなら最安価格級の月額290円から利用可能
HISモバイルは、旅行ツアーの企画販売や航空券販売などでおなじみの『HIS』のグループ企業が提供している格安SIMサービスです。
HISモバイルで展開されている音声機能付きSIMの料金プラン『自由自在プラン』は、月間1GBで月額550円となっています。
さらに、1GBプラン利用中で月間データ使用量が100MB以下であれば月額290円まで割引されます。
HISモバイルの無制限かけ放題オプションは、月額1,480円ですので、月間100MB以下での月額料金は1,770円と他社と比べても最安価格並みに安い金額となっています。
通話専用アプリなども不要ですので、従来どおり標準通話アプリで発信できるので導入も手軽です。利用回線はドコモ回線ですので、幅広いエリアで安定した通信が可能です。
月間100MB以下のデータ通信量は、LINEなどのチャットであれば最大500文字の送信で50,000回相当、文字だけのメールであれば20,000回相当受信できるデータ量ですが、フルHD動画視聴では約1.7分で達してしまいます。
データ通信は、ほとんど文字データのみで利用するくらいの場合であれば100MB以下で運用できますが、画像や動画も使ってLINEがしたい場合などでは100MBを超えてしまうと考えておいた方が無難です。

データ通信は毎月ほぼない、完全に通話だけでの利用であれば割安に運用できる格安SIMサービスです。
エキサイトモバイル:低速プランならデータ通信無制限月額495円から!
エキサイトモバイルは、独自のポータルサイトや光回線のプロバイダなどで20年以上稼働しているエキサイト株式会社が提供する格安SIMサービスです。
エキサイトモバイルで提供されているお得な料金プランは、使った分だけ毎月月額料金が決まる『Fitプラン』で低速通信のみ利用時の月額495円です。
低速通信時の最大通信速度は200kbpsとなっており、LINEやメールの文字データだけの確認であれば利用できる速さです。
エキサイトモバイルのかけ放題オプションは、専用アプリから発信で月額759円の3分以内通話かけ放題のみとなっています。
低速通信のみ、3分かけ放題の合計月額1,254円とかなり割安な金額でSIMを持てます。

外出中の通信は文字データのみ、3分以内の短い通話がほとんどといった場合では、エキサイトモバイルだとコストを抑えて運用することが可能です。
mineo:低速通信プランと無制限かけ放題で月額1,870円から!
mineoは、関西地方限定の光回線サービス『eo光』を提供しているオプテージが販売する格安SIMです。
mineoの料金プランは、基本月間データ容量から選ぶ『マイピタ』と、データ容量無制限で通信速度の速さから選ぶ『マイそく』があります。
月額料金が抑えられるプランは、『マイそく』のライトコース月額660円です。最大通信速度は300kbpsとなります。
mineoの無制限かけ放題は月額1,210円ですので、マイそくライトコースとの合計月額は1,870円と割安な金額となっています。
mineoでは専用アプリを必要としないので、スマホ標準通話アプリがそのまま使えるので手軽さも持ち合わせています。
最大通信速度300kbpsは、文字データなどの読み込みまでが推奨となるので、動画やゲームなどの利用には向いていないので注意してください。
かけ放題オプションについては、2023年3月末までキャンペーンを実施しており、1年間は990円まで割引されるのでさらにお得に利用できます。

通信速度にこだわりがなく、なるべく安く抑えたい場合にはmineoがおすすめです。
OCNモバイルONE:月間500MBなら無制限かけ放題でも月額2,000円以下!
OCNモバイルONEは、老舗インターネットプロバイダOCNが提供する格安SIMで、現在では全国のドコモショップで申し込み可能なサービスとなっています。
OCNモバイルONEでの料金プランは、新コースの月間0.5GBコースで月額550円から利用できる内容が音声機能付きSIMではお得です。
無制限かけ放題オプションは、月額1,430円で専用アプリ無しで発信可能となっています。
月間0.5GBプランと無制限かけ放題オプションの合計月額は1,980円です。
OCNモバイルONEでのかけ放題オプションは3種類用意されており、10分かけ放題・トップ3かけ放題、無制限かけ放題で、その中でもトップ3かけ放題は他社にはないサービスです。
トップ3かけ放題とは、月額935円で月内上位3番号の通話料が無制限0円となるサービスですので、毎月決まった番号のみ通話が多い方にはピッタリの内容となっています。
またOCNモバイルONEでは、OCNが提供している光回線『OCNひかり』とのセット割にも対応しています。
このセット割を適用することで、OCNモバイルONEの月額料金が220円割引となります。
上記の0.5GBコースは対象外ですが、2倍容量がある1GBコースには適用できるので0.5GBコースと同額で月間1GB利用することが可能です。
さらにOCNひかりとOCNモバイルONEを同時に申し込むことで、OCNひかりの月額料金が7ヶ月無料になるキャンペーンも実施されています。
OCNひかりは、フレッツ光回線網を利用した光コラボ回線なので対象の光回線であれば、開通工事不要で乗り換えも可能なので手軽に進めることができます。
OCNモバイルONEを検討する際は、光回線もいっしょに見直しをすることもおすすめです。

3番号までのかけ放題で問題ない場合、ドコモショップで申し込みしたい場合などでOCNモバイルONEはおすすめです。
BIC SIM:ビックカメラの格安SIM。支払いにポイント利用も可能!
BIC SIMは、大手家電量販店のビックカメラから販売されている格安SIMサービスです。基本料金や通信速度に関しては、IIJmioと同じになります。

IIJmioと比較するポイントは、無料WiFi(ギガぞう)が使えるという点ですよ。
BIC SIMでは、月間2GB音声機能付きSIMが月額850円、無制限かけ放題オプションが月額1,400円ですので合計2,250円で利用できます。
ビックカメラといえば店頭およびネットショップでの買い物で基本10%還元され、1ポイント1円から利用できる『ビックポイント』がおなじみですが、このポイントをBIC SIMの支払いにも使えます。
ビックカメラで買い物が多かったり、定期的に家電を購入する際に使っている場合には支払いに充てることで、通信費の節約に。
格安SIMはコスト削減のため対面でのスタッフ対応がないところも多いですが、BIC SIMはビックカメラグループ各店の格安SIMカウンターでサポートしてもらえます。
格安SIMカウンターでは、店舗受取サービスも実施しており事前にウェブから申し込みしておくことで、店頭でSIMカードを受け取り即日開通させることも可能です。
そのほかBIC SIMの特徴は以下のとおりです。
・家族間でデータシェア可能
・余ったデータ容量は翌月に繰越し
・5Gの利用料金無料
・物理SIMカード不要のeSIM対応
・通話通常料金は11円/30秒(ナビダイヤルや他プレフィックスなどへの発信は22円/30秒)
家族間データシェアやデータ翌月繰越しなどユーザーによって嬉しい機能が様々用意されています。
データ容量は20GBもいらないけど、2〜3GBでは少ないといった場合にもおすすめできるプラン内容となっています。

ビックカメラの利用が多い方はもちろん、対面サポート可能で各種サービスが充実した格安SIMを探しているのであれば検討してみてください。