※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。
最近eSIMってよく耳にするけど、便利なの?
何かデメリットはないのかな?
最近eSIMというワードをよく耳にするようになりました。物理的なSIMカードではなく、スマートフォン本体に書き込めるeSIM搭載端末の普及により、注目を集めています。
オンラインで契約してすぐに利用開始できるメリットがありますが、eSIMにはデメリットも存在します。
よく考えて契約しないと落とし穴にハマってしまうことも。
そこで今回は気になるeSIMのデメリットについて解説しています。
メリット・デメリットをチェックし、自分に合っているかどうか判断しましょう。
安易にeSIMを契約すると、あとでとんでもないことに。デメリットをしっかりと把握しましょう。
【この記事でわかること】
- eSIMとは
- eSIMのメリット・デメリット
- eSIM対応機種
- eSIMの利用手順
サービス名 | BIC SIM | mineo(マイネオ) | NUROモバイル |
プラン+月額利用料 | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 30GB:2,700円 40GB:3,300円 50GB:3,900円 |
1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
3GB:792円 5GB:990円 10GB:1,485円 15GB:1,790円 20GB:2,699円 40GB:3,980円 |
詳細 | BIC SIMの詳細を見る | mineo(マイネオ)の詳細を見る | NUROモバイルの詳細を見る |
※記載の料金はすべて音声通話機能付きSIMの税込みです。
eSIMとは?-物理SIMとeSIMとの違いを解説-
最近よく聞くけど、そもそもeSIMって何?
eSIMは端末本体に埋め込まれたSIMに情報をダウンロードするだけで利用できるSIMです。
eSIMは物理的なカードが存在せず、端末本体にあらかじめ埋め込まれたSIMです。
通信するのに必要な契約情報をインターネットから端末にダウンロードするとSIM情報が書き換えられ、物理的なSIMカードの抜き差しなしで利用することができます。
従来の物理SIMカードでは、オンラインで申し込むとSIMカードが自宅に届くのを待つ必要があり契約しても開通できるのが数日かかりました。
一方で、eSIMであればプロファイルをダウンロードするだけなので契約して数時間で開通することができます。
eSIMは非常に便利ですが、メリットだけではなくデメリットもあるので理解した上で利用しましょう。
近頃ではeSIMサービスを提供している通信事業者が増え、対応機種も多くなったため幅広く選択できるようになっています。
eSIMのメリットを解説-eSIMがおすすめな4つのポイント-
従来の物理SIMカードとeSIMの違いが分かったところで、eSIMにはどんなメリットがあるのでしょうか。
ここからはeSIMのメリット4つをご紹介しますので、自分に合っているかどうか判断してみてください。
契約から開通までオンラインで完結する
eSIMは物理SIMカードと違い、契約から開通までの手続きがすべてオンラインで完結します。
店舗に足を運ぶ必要がなく、自宅にいながら契約と開通が可能です。
物理SIMカードの場合はオンラインで契約してもSIMカードが届くまでに時間がかかりますが、eSIMの場合はQRコードを利用してスムーズに開通できます。
物理SIMカードの差し替えが不要
eSIMは物理SIMカードと違って差し替えが不要で、QRコードを読み込むだけで開通できます。
物理SIMカードで新規契約や機種変更をした場合、ほとんどの機種は物理SIMを取り出すためのピンが必要で持ち歩いている人は少ないでしょう。
しかしeSIMなら、QRコードを読み込んで設定するだけでどこにいてもすぐに開通可能です。
eSIMは物理SIMカードのように抜き差しをしないため故障しにくく、扱いやすいというメリットがあります。
物理SIMカードのように差し替えが不要のため、紛失や故障のリスクも少ないです。
端末1台で複数の回線を利用可能
物理SIMカードとeSIMのデュアルSIMに対応した機種であれば、仕事用とプライベート用など端末1台で複数回線の使い分けができます。
一方に障害が起きた場合、別の回線に切り替えて通信できるというメリットにもつながります。
用途に応じたプラン選択や、利用したいキャリアが複数あっても心配ありません。
1台のスマートフォンで使い分けができるのはメリットですよね。仕事とプライベートで1台ずつ端末を持つ必要がなくなります。
海外渡航でも使いやすい
いちいちSIMカードを差し替える必要がなく、すべてオンラインで手続きが完結します。
物理SIMカードが届くのも待つ時間も必要ないため、急に海外渡航が決まった場合でもすぐに発行できます。
物理SIMカードであれば、今持っているSIMカードを取り出して帰国するまで保管しておく必要がありますが、eSIMはスマートフォンに取り込む方式のため紛失リスクもありません。
eSIMを使うデメリット5つを解説
次に、eSIMのデメリット5つご紹介します。
契約前にしっかりと把握して、自分に合った選択をしましょう。
取り扱っている通信事業者が限られている
eSIMは取り扱っている通信事業者に限りがあり、契約事業者の選択肢が物理SIMカードよりも狭くなります。
eSIMだけに契約を絞ってしまうと利用したい回線がない場合や、適切なプランを選択できないケースがありますね。
対象機種に限りがある
AndroidはGooglePixelシリーズや最新のGalaxy、XperiaやAQUOSシリーズが対応機種です。
eSIMを利用したいけど自分の機種が対応していないという場合は、機種変更が必要です。
eSIM非対応機種を利用している場合、機種変更する必要がありますね。
機種変更が面倒
物理SIMカードの場合、古い端末から新しい端末に機種変更するときにはSIMカードを差し替えるだけでOKです。
しかし、eSIMの場合は機種変更時にeSIM再発行手続きが必要です。
eSIM再発行の手続きが面倒だと感じる人もいるでしょう。
また、機種変更時に手間が増えてしまうのはデメリットといえます。
機種変更時にはeSIM再発行が必要です。いちいち手続きするのは面倒ですね。
QRコードを表示させる端末が必要
eSIMの開通手続きをする際、利用する端末でQRコードを読み込む必要があります。
そのため、QRコードを表示させるために別途端末が必要です。
ただし紙に印刷するなど他にも方法はあるので必ずしも必要というわけではありません。
印刷が難しい場合はQRコードを表示させるための端末を別途用意しておきましょう。
開通手続きにインターネット環境が必要
eSIM開通手続き時にはインターネット環境が必要です。
つまり、別のモバイル通信端末もしくはWi-Fi環境が必要となります。
インターネット環境がなければ設定ができないため注意が必要ですね。
eSIM契約にはインターネット環境が必要です。
eSIM対応機種をご紹介
eSIMが利用できる端末を教えてください。
eSIM利用できる端末はたくさんあるため、iPhoneとAndroidに分けて紹介します!
eSIM対応のiPhone端末
iPhoneはiPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XR以降に発売された機種がeSIMに対応しています。
- iPhone XS、XS Max、XR
- iPhone 11、11 Pro、11 Pro Max
- iPhone SE(第2世代)、(第3世代)
- iPhone 12、12 mini、12 Pro、12 Pro Max
- iPhone 13、13 mini、13 Pro、13 Pro Max
- iPhone 14、14 Plus、14 Pro、14 Pro Max
- iPhone 15、15 Plus、15 Pro、15 Pro Max
eSIM対応のAndroid端末
eSIM対応のAndroid端末はたくさんあるため、シリーズごとに一部抜粋してご紹介します。
eSIM対応機種 | ||||||
AQUOS | OPPO | Google Pixel | Xperia | Galaxy | Xiaomi | HUAWEI |
AQUOS wish3 AQUOS R8 AQUOS sense6 AQUOS sense7 AQUOS sense8 |
Reno10 Pro 5G OPPO Reno9 A OPPO A55s 5G OPPO Find X3 Pro OPPO Reno5 A OPPO A73 |
Google Pixel 8 Pro Google Pixel 8 Google Pixel 7a Google Pixel Fold Google Pixel 7 Pro Google Pixel 7 |
Xperia 10 Ⅳ Xperia 5 Ⅳ Xperia 10 Ⅴ |
Galaxy S23 / S23+ / S23 Ultra Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultra Galaxy Z Fold5 / Z Flip5 Galaxy Z Fold4 / Flip4 Galaxy A23 5G |
Redmi 12 5G Xiaomi 12T Pro Xiaomi 13T Xiaomi 13T Pro Redmi Note 11 Pro 5G Redmi Note 10T |
Huawei P40 Huawei P40 Pro Huawei Mate 40 Pro |
eSIMの契約から設定までの流れ
eSIMの契約から設定までの流れを教えてください。
eSIMをスムーズに契約するため、流れを理解しておきましょう。
eSIMの契約から設定までは、以下の順番に沿ってください。
【eSIMの契約から設定までの流れ】
1.端末のSIMロック解除を済ませる
eSIM契約の前に、所持している端末のSIMロック解除を事前に済ませておきましょう。
SIMロック解除手続きは、各キャリアのホームページもしくは店頭で行えます。
SIMロック解除をしておかないと、eSIM契約しても利用できない場合があります。
2.eSIMの申し込みを行う
eSIMを提供している通信事業者に申し込みを行います。
そのあと審査が行われ、審査結果はしばらくするとわかります。
登録したメールアドレスに審査結果が届くまで待ちましょう。
3.ワンタイムパスワードの受け取りをする
eSIM申し込み完了後、本人確認のためワンタイムパスワードがメールで届きます。
4.eSIMプロファイルをダウンロードする
Wi-Fiに接続し、eSIMを設定したい端末にeSIMのプロファイルをダウンロードします。
プロファイルのダウンロードにワンタイムパスワードが必要です。
5.回線を切り替える
他社からの乗り換え(MNP)の場合はeSIMプロファイルを設定できたら、回線の切り替えを行いましょう。
回線切り替えを実施すると、利用していたキャリアは解約され新しい回線に切り替わります。
6.再起動と通信設定をする
回線切り替え実施後、端末の再起動と通信設定を行えば利用開始が可能になります。
eSIMで通信できているか、インターネット接続を試してみましょう。
eSIM契約の流れをチェックできましたね。スムーズに契約する手順を覚えておきましょう。
eSIMのメリット・デメリットに関するよくある質問
eSIMに乗り換えるにあたってどんな質問が多いの?
iPhoneでeSIMを使うデメリットは?
iPhoneでeSIMを使うデメリットは特にありません。
デュアルSIMで使うデメリットは?
iPhoneでデュアルSIMを使うデメリットは、バッテリー消費が増える点です。
2回線分の電波を受信するため、1回線に比べて通信量が増えます。
そうなれば、バッテリー負担が増えてしまう要因になります。
しかし2つの回線を利用できるため、「片方が通信障害時でも通信ができる」「データと音声を別々のプランにできる」などのメリットもあります。
eSIMの便利な使い方は?
eSIMは1台のスマートフォンで2回線利用できるため、片方が通信障害時にもう片方で接続したり、プライベートと仕事用に分けられるというメリットがあります。
eSIMは物理SIMのように差し替えが不要ですので、故障しにくいのもメリットです。
eSIMはすぐに開通できるというメリットがあります。2回線あるため通信障害時にも強いです。
まとめ:eSIMはメリットもデメリットもあるが、特にデュアルSIMでの利用はおすすめ
eSIMは物理的なカードが存在せず、端末本体にあらかじめ埋め込まれたSIMでインターネット上で登録情報が入ったプロファイルをダウンロードすることで利用できます。
本記事では、eSIMのメリット・デメリットや利用手順を解説しました。
メリット
- 契約から開通までオンラインで完結する
- 物理SIMカードの差し替えが不要
- 端末1台で複数の回線を利用可能
- 海外渡航でも使いやすい
デメリット
- 取り扱っている通信事業者が限られている
- 対象機種に限りがある
- 機種変更が面倒
- QRコードを表示させる端末が必要
- 開通手続きのときにインターネット環境が必要
利用手順
- 端末のSIMロック解除を済ませる
- eSIMの申し込みを行う
- ワンタイムパスワードの受け取りをする
- eSIMプロファイルをダウンロードする
- 回線を切り替える
- 再起動と通信設定をする
eSIMの利用を検討している方は、ぜひ本記事をご参考ください。