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povoの評判はデメリットだらけって本当?電波・料金など利用者の声を集めました

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M Yamada
M Yamada
ライター
最終更新日: 2023年05月21日
スマトク調査員
スマトク調査員

povoは、auのサブブランドです。povoにはデメリットが多いといわれていますが、真相はどうなのでしょうか。これからpovoに乗り換えようとしている人にとっては気になるところです。

この記事では、povoの気になる評判を調査してまとめてみました。電波や料金など、主要なポイントに関する口コミをピックアップしています。povoへの乗り換えを検討している人は、ぜひ最後までチェックすることをおすすめします。

料金プラン 基本料金無料

データ1GB 390円(7日間)

データ3GB 990円(30日間)

データ20GB 2,700円(30日間)

など

回線 au
かけ放題 5分以内通話かけ放題:月額550円(税込)

完全かけ放題:月額1,650円(税込)

初期費用 無料

 

  1. povoのデメリットを見る前に-プランなどの基本情報をチェック-
    1. povoとはKDDIが提供しているauのオンライン専用プラン
    2. povoの料金プラン
    3. povoの取り扱い端末
  2. povoはデメリットだらけ?評判を徹底調査
    1. 電波についての評判
    2. 料金についての評判
    3. サポートについての評判
    4. 総評:povoはau回線で電波も安定しているのに安く利用できてお得
  3. povoのデメリットまとめ
    1. 実店舗での取り扱いがなく、対応はオンライン上のみ
    2. データトッピングなど自分で手続きをする必要がある
    3. 口座振替ができない
  4. povoはデメリットだけじゃない?メリットまとめ
    1. au回線で通信は安定している
    2. 基本料金が0円でトッピングしたデータ容量代だけでお得
    3. 音声通話オプションも安い
    4. カウントフリーでエンタメが楽しめるコンテンツトッピングがある
  5. povoのデメリットをふまえ、おすすめできる人を解説
    1. 自分で調べて手続きを進められる人
    2. クレジットカードでの支払いを希望する人
  6. povoのデメリットをふまえ、おすすめできない人を解説
    1. 対面でのサポートを受けたい人
    2. 口座振替での支払いを希望する人
  7. povoのデメリットをふまえ、乗り換え手順を解説
    1. auからpovoに乗り換える方法
    2. au以外からpovoに乗り換える方法
  8. povoのデメリットについてよくある質問
    1. auからpovoへの乗り換えは即日できる?
    2. povo契約中に機種変更する場合は手続きが必要?
    3. povoで電波が悪いと感じた場合はどうしたらいい?
  9. povoはデメリットばかりじゃない!電波も安定してお得なプラン

povoのデメリットを見る前に-プランなどの基本情報をチェック-

povoのデメリットを説明する前に、基本情報をチェックしてみましょう。ここでは、以下の3つの項目に注目して基本情報をご紹介します。

・povoとはKDDIが提供しているauのオンライン専用プラン
・povoの料金プラン
・povoの取り扱い端末

順番に解説します。povoについて知ったうえでデメリットをチェックしてみましょう。

povoとはKDDIが提供しているauのオンライン専用プラン

povoは、KDDI株式会社が提供しているauのサブブランドです。2021年3月から提供が開始されました。特徴は、契約やプラン変更手続きがすべてオンラインに集約されている点です。

povoは2021年9月29日から、次世代通信規格「5G」に対応しました。auの安定した回線を利用しているため、全国で快適につながる点が好評です。

povoの料金プラン

povoは、月額基本料0円のベースプランに「トッピング」という形式で自分が希望するデータ容量を購入して追加します。トッピングがない状態でも通信は可能ですが、最大速度128kbpsでの通信しか利用できません。

データ容量のトッピングには、以下の選択肢があります。

・データ追加1GB (7日間):390円/回
・データ追加3GB(30日間):990円/回
・データ追加20GB(30日間):2,700円/回
・データ追加60GB (90日間):6,490円/回
・データ追加150GB (180日間):12,980円/回

さらに、DAZN使い放題や、通話かけ放題など、利用スタイルに合わせて機能を追加できるのが特徴です。

povoの取り扱い端末

povoでは、一般的なキャリアのように契約と同時にスマートフォンを購入することはできないため、事前に端末を用意しておく必要があります。

端末は、auオンラインショップで購入可能です。他にも、SIMフリー端末をフリマアプリで購入したり、過去に使っていた端末をそのまま使うといった方法があります。

povoの公式サイトでは、動作確認端末が記載されています。自分が購入しようとしている端末があれば、povoに対応しているか事前にチェックしておきましょう。

povoはデメリットだらけ?評判を徹底調査

povoには、デメリットが多いといわれています。実際のところはどうなのでしょうか。ここでは、以下の3つのポイントをピックアップして評判について見ていきます。

  • ・電波についての評判
  • ・料金についての評判
  • ・サポートについての評判

順番に評判をまとめましたので、チェックしてみましょう。

電波についての評判

povoはauの電波を利用して通信します。auの電波について、通信速度や通信品質の評判をチェックしました。スマートフォンを利用するうえで、電波は重要なポイントです。ストレスなく利用できるか、事前に評判を確認しておきましょう。

au回線で通信速度は問題なく速い

povoの通信回線は、非常に高速です。ネット上のレビューによると、通信速度は下り138Mbpsを記録しています。実は通信速度に関しては、実際の通信環境による影響が大きいです。たとえば、同じ端末を使っていても自宅と地下街や山間部と都心部のように環境が異なれば通信速度が変化する可能性があります。

povoはauの回線を使用していますので、安定した通信が可能です。auは、広いエリアで人口カバー率99.9%※を実現していると公表しています。povoを契約すれば、auのスマートフォンが使える場所や環境で快適な通信を楽しめます。

※「人口カバー率」は、国勢調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出しています。
※2020年12月末時点の情報を掲載しています。内容は変更になる可能性があります。

時間帯によっては遅くなるという声も

インターネットには、通信速度が遅くなりやすい時間帯が存在します。通勤時間、ランチタイム、そして夜の時間帯です。これらの時間帯は、インターネットへのアクセスが集中します。一般的な生活スタイルだと、通勤時間やランチタイムにスマートフォンを利用する人が多いためです。

povoは、このアクセス集中の影響を受けやすい傾向にあるようです。口コミを見ると、昼の時間帯は通信速度が下り4Mbpsまで低下したと記録されています。時間帯や通信環境によっては、通信速度が低下してしまう可能性があります。

実際の通信速度は、試してみないことにはわかりません。povoは基本料金が0円です。必要な分だけデータ容量をトッピングすればいいので、お試し感覚で使ってみてもいいでしょう。

料金についての評判

povoは基本料金0円です。必要なデータ容量を選択してトッピングするユニークな料金設定になっています。

そんなpovoの料金について、どのような評判があるのかチェックしてみました。

基本料金0円で使う分だけ課金だから安い

一般的に、スマートフォンの料金プランは月額〇〇円という形式で金額が決まっています。一方でpovoは、基本料金が0円です。必要な分だけデータ容量を購入する形式を採用した珍しいサービスです。

口コミを調べてみると、基本料金が安いのでかなり通信料金の節約が期待できるとの声が投稿されているようでした。たくさん通信する予定の月は、データ容量を多めにトッピングして、通信の量が少ない月はトッピング少なめ、またはトッピング無しといった使い方が可能です。

必要な分だけ自分で選んで課金するという形式は日本では新しいといえます。

データ容量を余らせてしまうと割高に感じてしまう

povoでは、データ容量を「トッピング」という課金形式で購入します。購入したトッピングには、利用期限があるのが特徴です。

口コミを調べてみると、せっかく購入したデータ容量を使い切れないという声が散見されました。購入したデータ容量は、使い切れない場合には消滅してしまいます。翌月に繰り越したり、キャッシュバックされるといった柔軟性のある対応はありません。

データ容量を余らせないために、自分にはどのくらいのデータ容量が必要なのか把握しておきましょう。せっかく購入したデータ容量が無駄にならないよう、日々のデータ消費量をモニターする習慣が大切です。

サポートについての評判

povoでは、auのように実店舗で専門スタッフがサポートするようなサービスはありません。申し込みから各種問い合わせにいたるまで、基本的にすべての手続きと相談をオンラインに集約しています。

オンラインでのサポートに特化したことに対して、どのような口コミが投稿されているのでしょうか。実際の口コミをピックアップしましたので、チェックしてみましょう。

サポートの対応は早くて丁寧

チャットサポートの評判はどうなのでしょうか。インターネット上の口コミを調査してみました。口コミによると、povoは短時間でオペレーターにつながるようです。すぐにオペレーターにつながるのは高く評価できます。一方で、オペレーターが対応できる時間帯が限られているので注意しましょう。

povoはauのサブブランドです。ただし、auとは違い店舗でのサポートは受けられません。基本的に契約から利用中の問い合わせまで、オンライン上のチャットサポートしか用意されていません。

口コミの投稿者によると、窓口でスタッフが対応しなくても、チャットでのサポートで十分快適だと感じるようです。チャットでの問い合わせをストレスに感じないのであれば、povoのチャットサポートはピッタリのサービスといえます。

チャットサポートが使いにくいという声も

口コミによると、povoのチャットサポートは返答が遅いようです。返答に要する時間が長いのであれば、オペレーターが回答内容を考えながら文章を作成するため、時間がかかっているのかもしれません。

povoのチャットサポートは、自動対応のボットと、実際のオペレーターによる対応の2パターンです。オペレーター対応については、時間帯によっては接続できない場合があります。

チャットサポートは、窓口で専用スタッフに直接質問する場合と比べて、返答を得るまでに時間がかかる傾向にあります。専門スタッフから対面で案内やサポートを受けたいのであれば、実店舗を持つサービスを選んだほうが満足度が高いでしょう。

総評:povoはau回線で電波も安定しているのに安く利用できてお得

いくつか口コミをピックアップしてご紹介しました。povoはau回線を利用して通信するため、安定した通信速度を提供しているサービスです。ただし、通勤時間やランチタイム、夜の時間帯には通信速度が低下する恐れがあります。しかし、他のサブブランドや格安SIMにも該当する問題であるため、povoに限ったデメリットではありません。

povoは、基本料金0円で利用できる珍しいサービスです。自分に必要なデータ容量を購入して通信が楽しめます。しかし、自分にどのくらいのデータ容量が必要なのか把握しておかないと、使い切れない恐れがあります。

povoのデータ容量には利用期限があります。そのため、使い切れないほどのデータ容量を購入すると無駄になってしまいます。

povoのデメリットを理解したうえで、自分の利用スタイルに合っているかを検討しましょう。

povoのデメリットまとめ

ここまで、povoのデメリットについて解説しました。povoには、以下のようなデメリットがあります。

  • ・実店舗での取り扱いがなく、対応はオンライン上のみ
    ・データトッピングなど自分で手続きをする必要がある
    ・口座振替ができない

どのような点がデメリットなのかを再度まとめました。povoの契約を検討している人は、デメリットが自分にどう影響するかを考えながら読んでみてください。

実店舗での取り扱いがなく、対応はオンライン上のみ

povoは、オンライン上でしか各種手続きを受け付けていません。auのように実店舗を構えているわけではないので注意しましょう。申し込みや乗り換え手続きはすべてオンライン上で進めるしかありません。

povoをはじめ、多くのサブブランドや格安SIMサービスは、店舗の運営コストをカットするため、実店舗ではなくオンライン上で申し込みをするサービス設計を採用しています。店舗の運営コストを削減することで、その分スマートフォン料金を安く抑えられます。

もし専門スタッフに直接相談したい人は、povoに乗り換えるのは避けるべきでしょう。店舗でのサポートを受けられないため、自分で調べて問題を解決できる人におすすめします。

povoにはオンラインチャットでのサポートが用意されているものの、対応には時間がかかるという口コミが投稿されていました。そのため、自分で解決方法を調べられる人でないとトラブルを解消できない恐れがあります。

データトッピングなど自分で手続きをする必要がある

povoでは基本料金が0円に設定されています。基本料金で利用する場合、利用できるデータ容量は0GBです。もしデータ通信をしたい場合は「トッピング」という形式で必要なデータ容量を購入する必要があります。

トッピングは、オンライン上で手続き可能です。povoでデータ通信を楽しむためには、オンライン購入を使いこなす必要があります。

プラン変更やトッピングなどはオンライン上で手続き可能です。自分で手続きをする自信がない場合は、店舗でサポートを受けられるサービスを選択したほうが安心でしょう。

口座振替ができない

povoで選択できる支払い方法は、クレジットカード払いのみです。口座振替を選択することはできません。口座振替での支払いを希望する人は、povoへの乗り換えはできません。

最近では審査のハードルが低いクレジットカードが登場しています。特定の条件をクリアできる人であればクレジットカードを発行できるかもしれません。口座振替での支払いにこだわりを持っていなければ、クレジットカードでの支払いを導入してみましょう。

加えて多くのサブブランドや格安SIMサービスは、クレジットカード払いにのみ対応しています。口座振替を選べないのはデメリットではありますが、クレジットカードでの支払いを検討してみるのもアリでしょう。

povoはデメリットだけじゃない?メリットまとめ

ここまでpovoのデメリットについて紹介してきましたが、povoにはメリットもあります。povoを利用するメリットは次の4点です。

  • ・au回線で通信は安定している
    ・基本料金が0円でトッピングしたデータ容量代だけでお得
    ・音声通話オプションも安い
    ・カウントフリーでエンタメが楽しめるコンテンツトッピングがある

4つのメリットについて、順番に解説します。ここで紹介するメリットが、自分にとって有効であるかを考えながら読んでみてください。

au回線で通信は安定している

povoのメリットとしてまず挙げられるのは、通信の安定性です。povoはauの通信回線を利用しています。auの4G LTEは人口カバー率99.9%です。そのため、広いサービス提供エリアを誇っており、通信の安定性は大きな強みです。周りで「auがつながらない」という声をほとんど聞かない状況にも納得できます。

povoはauの回線を使っているため、広いサービスエリアをカバーしています。また、口コミを見ると、通信速度が早いことも明らかです。通信速度が安定している点は、povoのメリットといえるでしょう。

一方で、povoに限らず、サブブランドや格安SIMを利用していると通信速度が低下する時間帯があるようです。通勤時間、ランチタイム、夜、の3つの時間帯が該当します。該当する3つの時間帯は、多くの人がインターネットにアクセスするため、回線が混雑します。povoに限らず、サブブランドや格安SIMを利用する人は、通信速度が遅くなる時間帯があることを理解しておく必要があるでしょう。

基本料金が0円でトッピングしたデータ容量代だけでお得

povoは、基本料金が0円で利用できます。通信しない月は、0円でスマートフォンを所有できます。使用しない限り料金が発生しないため、スマートフォン代を節約したい人にとっては非常に魅力的です。

povoでは「トッピング」という形式でデータ容量を購入します。データ容量を購入しないと高速データ通信ができません。トッピングしたデータ容量には利用期限があります。購入したデータ容量は、期限までに使い切らなければ期限切れになってしまう仕様です。povoを利用する人は、事前に自分がどのくらいのデータ容量が必要か把握しておく必要があります。

povoを賢く使うには、必要な分だけデータ容量を購入して、無駄なく利用するのがポイントです。データ容量のトッピングを使いこなすことができれば、お得にスマートフォンを利用できます。

音声通話オプションも安い

povoでは、音声通話かけ放題プランが2つ用意されています。どちらも低価格に設定されており、使いやすいのがメリットです。

使い放題プランの1つ目は、「5分以内通話かけ放題」です。このプランでは、月額550円で「1回5分以内の国内通話がかけ放題」になります。一度の音声通話の通話時間が5分以内で収まる人におすすめです。

使い放題プラン2つ目は、「通話かけ放題」です。このプランは、国内の音声通話がかけ放題になります。月額の料金は1,650円です。どれだけ音声通話をしても追加料金は発生しません。

2つのかけ放題プランは、「トッピング」として基本料金に上乗せされます。たとえば、データ容量0GBで5分以内通話かけ放題をトッピングすれば、毎月550円で5分以内の音声通話がかけ放題のスマートフォンを所有できます。かけ放題のオプションは、オンライン上で申し込み手続きが可能です。低価格のオプションであるため、使いこなせば大きなメリットになるでしょう。

カウントフリーでエンタメが楽しめるコンテンツトッピングがある

povoには、指定のサービスにおいてデータ容量の消費がゼロになるトッピングが用意されています。現時点で選択できるのは、DAZNとsmash.の2つのサービスです。

DAZNは、7日間使い放題パックが1回760円でトッピングできます。購入すれば、7日間はDAZNを視聴する際にデータ容量を気にせず楽しめます。目当てのスポーツイベント開催中はぜひとも活用したいトッピングです。

smash.は、24時間使い放題パックが1回220円でトッピングできます。1回購入すれば24時間の間、smash.の利用時はデータ容量の消費が0GBになります。smash.は、多くのデータ容量を消費するサービスです。smash.使い放題のトッピングは、気になる動画を一気見したいときに活用するのがよいでしょう。

povoのデメリットをふまえ、おすすめできる人を解説

povoのデメリットについて解説してきましたが、一方でpovoはどのような人におすすめできるのでしょうか。povoをおすすめできるのは以下のような人です。

  • ・自分で調べて手続きを進められる人
    ・クレジットカードでの支払いを希望する人

povoをおすすめできる人について、順番に解説します。

自分で調べて手続きを進められる人

povoは、スマートフォンや料金プランについて不明点があっても、自分で解決方法を調べられる人におすすめです。povoは、サポートや各種手続きがオンライン上でしか受けられません。もし、専門スタッフによる対面でのサポートを希望する場合はauの方がおすすめです。

povoは、店舗を持たないことでコスト削減につなげています。利用料金が安いメリットを享受するには、不明点を自分で調べて解決する力が必要です。日常的に疑問点を自分で検索して解決することに慣れている人にとっては、povoはおすすめの乗り換え先といえるでしょう。

クレジットカードでの支払いを希望する人

povoの支払い方法は、クレジットカード払いのみです。口座振替での支払いや、請求書払いには対応していないので注意が必要です。クレジットカード以外の支払い方法を希望する人にとっては大きなデメリットでしょう。

一方で、クレジットカードでの支払いを希望する人にとっては「クレジットカード払いしか対応していない点」はデメリットに該当しません。クレジットカード払いを希望する場合は、povoだけでなくほとんどのサブブランドや格安SIMサービスが選択肢に入ります。

クレジットカードでの支払いを希望する人にとって、povoは有力な候補としておすすめできます。クレジットカードによっては、利用金額に応じてポイントが付与されます。スマートフォン料金の支払いをクレジットカードに集約して、スマートにポイントを貯められるでしょう。普段利用しているクレジットカードがあればpovoの支払い用として登録できるため、申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

povoのデメリットをふまえ、おすすめできない人を解説

povoのデメリットを踏まえたうえで、povoをおすすめできない人を紹介します。povoをおすすめできないのは、以下の2点いずれかに当てはまる人です。

  • ・対面でのサポートを受けたい人
    ・口座振替での支払いを希望する人

自分が当てはまっていないか確認してみましょう。もし当てはまる場合は、povo以外のサービスを選択することをおすすめします。

対面でのサポートを受けたい人

povoは、申し込みやプラン変更などすべてオンラインの窓口に集約されています。auのサブブランドではあるものの、auショップに行ってもスタッフによるサポートは受けられません。

もし、スマートフォンの契約に自信がない場合、店舗でスタッフによるサポートを受けたい人もいるのではないでしょうか。対面によるサポートを希望する人にとって、povoはあまりおすすめできません。料金は上がってしまいますが、auを利用するのがおすすめです。

サブブランドや格安SIMサービスのなかには、UQ mobileやBIC SIMといった、実店舗を運営しているサービスがいくつか存在します。対面でスタッフのサポートを受けたい人は、povoではなく、実店舗を構えているサブブランドや格安SIMサービスを選択するのが良いでしょう。

口座振替での支払いを希望する人

povoの支払い方法はクレジットカード払いのみです。口座振替しか利用できない人はpovoの契約はできません。クレジットカードを所有していることが、povoを利用するうえでの条件となります。そのため、口座振替での支払いを希望する人にとっては、povoはおすすめできません。

サブブランドや格安SIM業界には、口座振替を選択可能なサービスはほとんど存在しません。したがって、口座振替での支払いを希望する人は、povoだけでなく他のサブブランドや格安SIMもあまりおすすめできません。

最近は、審査のハードルが低いクレジットカードが登場しています。なかには、一定の年齢を上回っていれば学生でも発行できるカードが存在します。povo以外でも利用する機会は多いため、1枚はクレジットカードを持っておくとよいでしょう、

povoのデメリットをふまえ、乗り換え手順を解説

povoのデメリットを把握したうえで、povoへの乗り換え手順について解説します。今回は、以下の2つのパターンに分けました。現在スマートフォンを利用している人であれば、いずれかに当てはまります。

  • ・auからpovoに乗り換える方法
    ・au以外からpovoに乗り換える方法

auからの乗り換えと、au以外からの乗り換え、それぞれの手順について見ていきましょう。

auからpovoに乗り換える方法

auからpovoへの乗り換え方法を解説します。乗り換え手続きの前に、まずは次の2つの情報を準備しておきます。

  • クレジットカード情報
    利用予定の端末の機種名

準備ができたら、契約中のauのアカウントを使ってau IDの認証を行い、povo2.0のアカウントを作成しましょう。povo2.0のアカウントを作るとき、Wi-Fiには接続しないよう注意が必要です。必ずauの通信回線を使って手続きするようにしてください。

povo2.0のアカウントを作成したら、povoの契約手続きに移ります。povo2.0の契約画面では、SIMカードとeSIMのいずれかからSIMタイプを選択します。続いて、契約者情報を入力しましょう。入力後の確認画面で「同意事項」への同意をして、申し込みが完了します。

申し込み完了後は、SIMカードが郵送で届くまで待ちます。ただしeSIMを選択した場合は、郵送でのSIMカード発送はありません。SIMカードが届いたら、povoにログインしましょう。この時点では、新しいSIMカードはまだ挿入しません。ログインできたら「SIMカードを有効化する」ボタンをタップします。

SIMカードの有効化が終わったら、auのSIMカードを抜いて、郵送されてきたSIMカードを挿入します。iOS端末の場合は、電源をONにすればそのまま利用可能です。Android端末の場合は、APN設定が必要になります。以下の手順に沿ってAPN設定をしましょう。

▼povoのAPN設定の手順

  1. 「設定」を開く
  2. 「ネットワークとインターネット」「モバイルネットワーク」「詳細設定」「アクセスポイント名」の順で画面をタップする
  3. 画面上部の「+」をタップする
  4. 「名前」の項目をタップして「povo2.0」と入力する
  5. 「APN」の項目をタップして「povo.jp」と入力する
  6. 「APNプロトコル」→「IPv4/IPv6」の順に画面をタップする
  7. 画面上部の点から「保存」をタップする。
  8. 「povo2.0」の右にある丸をタップする

以上がauからpovoに乗り換えるための手順です。すべての作業をオンライン上で完結できますので、時間がなくても手続きを進めやすいのが特徴です。

au以外からpovoに乗り換える方法

次に、au以外からpovoに乗り換える手順を解説します。

au以外からpovoに乗り換えるときは、電話番号を引き継ぐ必要があります。電話番号を引き継ぐには「MNP予約番号」と呼ばれる10桁の数字が必要です。現在利用しているスマートフォンサービスの公式サイトから、MNP予約番号の発行方法を確認してみましょう。

なお、MNP予約番号には有効期限があります。そのため、MNP予約番号を発行したらすみやかに乗り換え手続きを進めましょう。

乗り換え手続き前に、以下の情報を手元に準備します。

  • ・クレジットカード番号
    ・利用予定の端末
    ・本人確認書類
    ・MNP予約番号

必要な情報を用意したら、乗り換え手続きに入ります。povoの公式サイトから「ご利用はこちら」をタップします。その後「他社/UQ mobleから変更」をタップして、ご利用手続きへと進んでください。画面上に「お申し込み」と記載されたボタンが表示されるので、タップしましょう。

お申し込みページでは、最初にSIMカードのタイプを選択します。『au ICカード(SIMカード)』または『eSIM』のいずれかを選択しましょう。eSIM対応の端末を利用する場合は、eSIMを選択すればOKです。

SIMカードのタイプを選択したら、次はMNP予約番号を入力して確認画面に移動します。トッピングについての設問が表示されますので、希望に沿って選択します。現段階でトッピングを申し込まなくても、後日オンライン上で手続きは可能です。

次に、「ご契約者さま情報に進む」をタップして、契約者情報を入力します。事前に用意したクレジットカード番号や本人確認書類は、このステップで利用します。最後に、povoの受け取り方法を選択して、希望するパスワードを申請すれば申し込み完了です。

SIMカードが届いたら、初期設定が必要です。現在利用中のSIMカードを挿したままの状態でpovoのサイトにログインします。回線の切り替え手続きを実行して、端末に挿入するSIMカードをpovoのSIMカードに変更します。

最後に、端末上のAPN設定を更新して、発信テスト用番号に電話をかければ手続き完了です。

povoのデメリットについてよくある質問

povoのデメリットについて、よくある質問を紹介します。ここでは、とくに質問されることが多い3つの質問をピックアップしました。

  • ・auからpovoへの乗り換えは即日できる?
    ・povo契約中に機種変更する場合は手続きが必要?
    ・povoで電波が悪いと感じた場合はどうしたらいい?

3つの質問について、順番に回答をまとめました。povoへの乗り換えを検討している場合は、事前に不明点を解消するようにしましょう。

auからpovoへの乗り換えは即日できる?

auからpovoへは、即日乗り換えが可能です。即日乗り換えを希望する場合は、物理的なSIMカードではなく、eSIM形式を選択することをおすすめします。

ただし、以下に該当する場合は即日乗り換えはできません。

  • ・MNP予約番号を取得してしまっている
    ・au加入と同日にpovoへの乗り換えを希望した

auからpovoへの乗り換えには、MNP予約番号は不要です。一度キャンセルしてからpovoへの乗り換えを申請します。また、au加入と同日にpovoへの乗り換えはできません。au加入翌日以降に申し込む必要があります。

povo契約中に機種変更する場合は手続きが必要?

povoの契約中に、古いスマートフォンから新しいスマートフォンへ機種変更したい場合、申請は不要です。povoでは、自分でスマートフォンを用意してSIMカードを差し替えるだけで機種変更できます。差し替える端末は、新品端末でも中古端末でもOKです。端末を選ぶ際は、SIMフリー端末を選択しましょう。

SIMカードを別の端末に差し替える際、povoに報告する必要はありません。ただし、SIMカードを新しい端末に挿入したら、自分で設定を行う必要があります。

povoへの申請は不要ですが、新しい端末の初期設定は必要であることを覚えておくとよいでしょう。

povoで電波が悪いと感じた場合はどうしたらいい?

povoを契約してみて、もし電波が悪いと感じたら次の方法でサポートに問い合わせができます。

  • ・電波サポート24を利用する
    ・povoサポートに問い合わせる

auでは、電波状況に問題があれば、無料で専用機器の設置をしてくれる「電波サポート24」というサービスがあります。povoはauが提供するサービスであるため、問い合わせをすれば専用機器の設置対応を受けられる可能性があります。

もし、専用機器を設置しても電波が改善しない場合は、povoのオンラインチャットに問い合わせてみましょう。オペレーターが状況をヒアリングして、最適な解決方法を提案してくれます。

電波状況に問題があってもpovoは複数のサポート体制が用意されています。サポート体制の厚さは、大手キャリアのauならではの強みです。また、通信品質については今後さらに改善される見込みです。使ってみて気になったら、すぐに問い合わせできることを覚えておきましょう。

povoはデメリットばかりじゃない!電波も安定してお得なプラン

povoには、対面でのサポートが受けられなかったり、口座振替での支払いができなかったりと、デメリットがありました。ただし、デメリットになるかどうかは人それぞれです。自分にとってデメリットになるかを考えてみましょう。

povoには、回線が安定していたり利用料金を抑えられたりするなど、メリットも存在します。うまく活用すれば、低価格で安定した回線のスマートフォンを利用できます。何より、基本料金が0円のスマートフォンは多くの人にとって魅力でしょう。

povoは、スマートフォン料金を節約したい人にとっては有力な選択肢の1つです。自分に合ったサービスかを考えてみて、メリットを享受できそうであれば申し込んでみましょう。