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※本記事は2024年8月の情報です。すでにキャンペーンが終了している場合があります。
法人契約ができる格安SIMを探しているけど、どれがいいのかわからないな。
法人契約可能な格安SIM10社について徹底解説します!
格安SIMの法人契約を検討している企業は多いです。しかし、契約するにあたってどのように選べばいいか悩んでいるのではないでしょうか。
結論、契約先を選ぶ場合は、料金プランや契約期間の有無などに注目しましょう。さまざまな項目を比較して、自社に合った格安SIMを選ぶのが大切です。
この記事では、法人契約可能な格安SIMを10社厳選しました。選び方や注意点も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
サービス名 | BIC SIM | mineo(マイネオ) | NUROモバイル |
プラン+月額利用料 | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 30GB:2,700円 40GB:3,300円 50GB:3,900円 |
1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
3GB:792円 5GB:990円 10GB:1,485円 15GB:1,790円 20GB:2,699円 40GB:3,980円 |
詳細 | BIC SIMの詳細を見る | mineo(マイネオ)の詳細を見る | NUROモバイルの詳細を見る |
※記載の料金はすべて音声通話機能付きSIMの税込みです。
格安SIMを法人契約する場合の選び方-チェックポイントはどこ?-
格安SIMを法人契約する場合の選び方として、以下4つの項目は必ずチェックしましょう。
月額利用料を比較する
格安SIMを法人契約する際は、必ず月額利用料金を比較しましょう。料金を比較せずに契約すると、スマホに使える予算をオーバーする可能性があります。
また、同じ月額利用料金であっても、格安SIMによってサービスが異なる点には注意が必要です。
データ通信量の多さや付帯しているオプションなどをチェックして、少しでも安い契約先を見つけましょう。
通信回線帯を確認する
通信するのに使用されている回線帯を確認するのも、格安SIM選びのポイントです。格安SIMは大きく分けてdocomo・au・Softbankの3回線を使用しています。
契約する格安SIMによって利用できる回線帯は変わるため、まずはどの回線かを確認しましょう。利用できるエリアや速度などに影響します。
なお、楽天モバイルは独自の回線を利用している格安SIMです。パートナー回線エリアはauとなりますが、基本は楽天回線で通信することを覚えておきましょう。
かけ放題の有無
格安SIMでは、かけ放題の提供状況が大きく変わります。法人携帯でかけ放題を必要とするケースは多いため、有無については必ず確認しましょう。
かけ放題については、時間付き・無制限などが提供されています。当然料金も異なるため、自社に合ったものかどうかを判断しなければなりません。
また、専用アプリを使うことで通話料金が無料になる格安SIMも存在します。他の条件と併せて比較しながら、お得で便利に使える格安SIMを見つけましょう。
契約縛り期間を確認する
契約の期間に縛りがあるかは、格安SIM選びの重要なポイントです。基本的には、契約期間に縛りがない格安SIMを選ぶようにしましょう。
契約期間に縛りがあると、使いにくかった際や不要になった際に解約金を支払わなければなりません。解約金は格安SIMごとに異なるため、契約前の確認が必須です。
また、最低利用期間についても確認しておきましょう。契約期間の縛りがなくても、最低利用期間を満たさないと「基本料金×残月数」の支払いが必要な場合があります。
なお、契約期間の縛りがない格安SIMは数多く存在します。
格安SIMを法人契約するメリット
格安SIMを法人契約する3つのメリットを解説していきます。
コスト削減できる
法人契約の場合だと、多くの回線をまとめて契約することもよくあります。
大手キャリアと比較すると格安SIMの料金プランは低価格で設定されていることが多いため、契約回線が多くなっても価格を抑えられ経費を削減することができます。
柔軟にプランや支払い方法を選択できる
格安SIMは大手キャリアに比べて料金プランが豊富なサービスが多いです。
部署や部門によって携帯の利用頻度が異なる場合でも、選択肢が豊富であれば利用者にあったプラン設定が可能です。
個人向けの格安SIMであればクレジットカード払いしか選択できないサービスが多いですが、法人向けであれば請求書払いなど支払い方法の選択肢も複数ある場合があります。
法人契約であれば支払い方法の選択も重要なポイントになるので、契約前に必ず確認しておきましょう。
一元管理できる
まとめて法人契約をしていれば、多くの回線を契約していても一元管理できる格安SIMが多いです。
複数の回線を個別に確認するのは手間がかかるので、まとめて管理できると便利です。
格安SIMを法人契約するデメリット・注意点
格安SIMを法人契約する場合は、以下4つのデメリット・注意点を押さえておきましょう。
個人向けプランのキャンペーンは適用できない
法人契約する場合、個人向けプランのキャンペーンは適用できません。キャンペーンの利用を想定している場合は、適用条件に注意しましょう。
法人契約については、専用のプランで手続きするケースがほとんどです。また、キャンペーンがある場合も法人プランを対象としたものが提供されています。
不明点がある場合は、申し込み時に適用できるキャンペーンがあるかを確認しましょう。
Web申し込みができない場合がある
法人契約の場合、Web申し込みができない場合があります。専用窓口へ電話したり、書類を送付したりしなければならないことがあるため、申し込み方法は必ず確認しましょう。
Web申し込みできないと、その分時間がかかります。そのため、急ぎで契約しなければならない場合は注意しましょう。
法人契約の場合、1社に1人の担当者が付くことが多いです。このことから、実店舗で手続きできない場合があるのも注意点です。
海外利用が不可の場合がある
海外利用を想定している場合は、対応しているかどうかを必ず確認しましょう。海外で使えない場合は非常に多く、渡航時に連絡が取れなくなります。
特に海外拠点がある・海外出張が多い法人は注意すべきポイントです。スマホが使用できないだけでなく、渡航先でSIMカードを用意する手間・コストがかかります。
料金プランは個人向けプランと異なる場合がある
格安SIMを法人契約する場合、料金プランは必ず確認しておきましょう。ほとんどが個人向けプランと異なります。
法人契約はシェアを前提としていたり、契約台数で基本料金が変わったりするプランを提供している場合が多いです。
また、最低利用期間や最低契約台数が設けられていることもあります。条件を満たさないとそもそも契約できないこともあるため、不明点がある場合は各社の法人窓口へ問い合わせましょう。
むしろ、個人向けプランと同じ内容で契約できる格安SIMの方が少ないです。
法人利用する携帯端末を選ぶ際のポイント
格安SIMで法人契約する場合は、利用する端末選びも重要なポイントになります。
せっかく良い格安SIMを契約したのに利用端末で使えない、端末が使いにくいとなると勿体ないですよね。
今回は法人で利用する携帯端末を選ぶ際に確認しておきたいポイント3つを解説します。
セキュリティ機能
法人利用する携帯端末を選ぶ際はセキュリティ機能をしっかりと確認しておきましょう。
法人利用であれば個人情報を取り扱う場合などもあり、セキュリティがしっかりしているかは重要です。
画面ロックの仕様や、管理のしやすさなどを事前に確認することをおすすめします。
アプリへの対応
業務で利用しているアプリがあれば、対応している機種であるか確認しておきましょう。
外出先でPCが開きにくい状況でも携帯で通知が見れると便利です。
端末価格
もちろん、端末価格も検討する上で重要なポイントです。
必要な機能を備えつつも経費削減のため低価格な端末で利用することも考えなければいけません。
法人契約であればまとめて購入する場合もあると思うので、在庫の確認や価格の確認は早めに行うことをおすすめします。
個人での利用とは異なる観点で機種選択をする必要がありますね。
法人契約が可能なおすすめ格安SIM10社比較-料金プランとメリットデメリット-
法人契約が可能な格安SIMを探している人のために、ここではおすすめのサービスを10社厳選して比較します。まずは下記の表を見ていきましょう。
サービス名 | mineo(マイネオ) | BIGLOBEモバイル | 楽天モバイル | Y!mobile | NifMo | UQ mobile | イオンモバイル | LIBMO(リブモ) | 日本通信 | BIC SIM |
法人プラン | 【音声通話機能付き】 500MB:1,540円/月 3GB:1,760円/月 6GB:2,508円/月 10GB:3,542円/月 20GB:5,148円/月 30GB:7,260円/月 |
【音声通話機能付き】 1GB:858円 3GB:1,100円 6GB:1,650円 12GB:3,520円 20GB:5,500円 30GB:7,975円 |
【音声通話機能付き】 3GB:2,178円/月 5GB:2,618円/月 30GB:3,058円/月 無制限:3,278円/月 |
4GB :2,365円/月 20GB:4,015円/月 30GB:5,115円/月 |
【音声通話機能付き】 1.1GB:1,474円/月 3GB:1,760円/月 7GB:2,530円/月 13GB:3,850円/月 30GB:4,730円/月 50GB:6,050円/月 |
4GB:2,365円/月 15GB:3,465円/月 20GB+10分通話:3,278円/月 |
【音声通話機能付き(一部抜粋)】 0.5GB:803円/月 1GB:858円/月 2GB:968円/月 3GB:1,078円/月 4GB:1,188円/月 5GB:1,298円/月 6GB:1,408円/月 7GB:1,518円/月 8GB:1,628円/月 9GB:1,738円/月 10GB:1,848円/月 50GB:3,608円/月 100GB:6,358円/月 200GB:11,858円/月 ※その他の料金については公式サイトをご確認ください。 |
【データ専用】 ライトプラン:528円/月 3GB:858円/月 8GB:1,320円/月 20GB:1,991円/月 30GB:2,728円/月 |
【音声通話機能付き】 1GB:290円/月 10GB:1,390円/月 30GB:2,178円/月 |
【音声通話機能付き】 3GB:1,760円/月 4GB:2,090円/月 5GB:2,420円/月 6GB:2,750円/月 10GB:3,596円/月 15GB:4,400円/月 20GB:5,170円/月 30GB:7,260円/月 50GB:10,670円/月 |
通信速度 | 下り平均:39.49Mbps 上り平均:9.18Mbps Ping:70.74ms |
下り平均: 27.61Mbps 上り平均: 8.72Mbps Ping値: 51.3ms |
下り平均:55Mbps 上り平均:26Mbps Ping値: 53.47ms |
下り平均:57Mbps 上り平均:11Mbps |
下り平均: 12.76Mbps 上り平均: 2.25Mbps Ping値: 56.0ms |
下り平均:71Mbps 上り平均:13Mbps |
下り平均:58.14Mbps 上り平均:11.81Mbps Ping値:63.04ms |
下り平均:19.4Mbps 上り平均:10.52Mbps Ping値:59.15ms |
下り平均: 50.65Mbps 上り平均: 10.14Mbps Ping値: 59.32ms |
下り平均: 37.13Mbps 上り平均: 11.44Mbps Ping値: 53.86ms |
契約事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
おすすめ度 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
上記の比較表をもとに、ここからは各社の特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。
mineo:トリプルキャリアに対応
法人プラン | 【音声通話機能付き】 500MB:1,540円/月 3GB:1,760円/月 6GB:2,508円/月 10GB:3,542円/月 20GB:5,148円/月 30GB:7,260円/月 |
通信速度 | 下り平均:39.49Mbps 上り平均:9.18Mbps Ping:70.74ms |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
mineoは、トリプルキャリア対応の格安SIMです。docomo・au・Softbankの3つから好みの回線を選べるため、自分に合った契約につなげられます。
契約できるプランも豊富なため、法人ごとに合った内容で手続き可能です。SIMごとに利用する端末も指定できるため、不正利用の心配もありません。
お得かつセキュリティが充実している格安SIMを探しているなら、mineoでの契約を検討してみましょう。
Softbank回線のみ、90円料金が高くなっている点には注意してください。
mineoのメリットデメリット
mineoを利用するメリットデメリットは、以下の3つです。
- キャリアに関係なくデータ容量がシェアできる
- 利用状況を一元管理できる
- コスパはあまりよくない
法人端末を契約しても、社員ごとに利用方法は異なります。そのため、データ容量が余ってしまう社員も多いです。
そんなときにデータ容量をシェアできるのは、大きな強みとなります。シェアの際に回線は関係なく、同一キャリアの移動はもちろん、docomoからauといったシェアも可能です。
利用状況も一元管理できるため、どの社員が多く利用しているか・プランが適していない社員がいないかもすぐにわかります。
管理しやすい反面、コスパはあまりよくありません。契約台数が増えればシェア分で節約できますが、そうでない場合は契約を慎重に進めましょう。
BIGLOBEモバイル:導入前に無料で試せる
法人プラン | 【音声通話機能付き】 1GB:858円 3GB:1,100円 6GB:1,650円 12GB:3,520円 20GB:5,500円 30GB:7,975円 |
通信速度 | 下り平均: 27.61Mbps 上り平均: 8.72Mbps Ping値: 51.3ms |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
BIGLOBEモバイルは、導入前に無料お試しを提供しているのが特徴の格安SIMです。データSIMや端末を貸し出しているため、使用感やエリアなどを確認できます。
上記のことから、契約後のトラブルにつながる心配はほとんどありません。
ただし、お試し利用できるのは1週間のみです。また、docomo回線のSIMしか貸し出していないため、他の回線での契約を検討している場合は注意しましょう。
端末の在庫状況によって、お試しできるかどうかも変わってきます。
BIGLOBEモバイルのメリットデメリット
BIGLOBEモバイルのメリットデメリットとして、以下の内容を見ていきましょう。
- 「MVNOネットワーク品質調査」で基準値をクリア
- 最短2営業日で発送
- キャリアメールは使用不可
BIGLOBEモバイルは2022年9月時点で「MVNOネットワーク品質調査」で基準値をクリアしている格安SIMです。そのため、ストレスなく利用できる格安SIMとして91%の満足度を誇っています。
最短2営業日で発送しているため、利用開始までの時間もかかりません。早ければ3日、遅くても1週間程度で利用できます。
ただし、キャリアメールの提供はありません。社用アドレスがあるなら問題ないですが、キャリアメールを使用して業務を進めようと考えている場合は注意しましょう。
フリーメールで代用するのも一つの手ですが、キャリアメールを利用したい人には大きなデメリットですね。
楽天モバイル:3つのプランから選択可能
法人プラン | 【音声通話機能付き】 3GB:2,178円/月 5GB:2,618円/月 30GB:3,058円/月 無制限:3,278円/月 |
通信速度 | 下り平均:55Mbps 上り平均:26Mbps Ping値: 53.47ms |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
楽天モバイルでは、法人向けに3つのプランを提供しています。個人向けのプランとは異なるため、契約時は注意しましょう。
プランは3GB・5GB・30GBとなっており、30GBのコスパは圧倒的に高いです。1GBに換算すると102円程度となるため、3GB・5GBよりもお得に利用できます。
なお、パートナー回線エリアで利用する場合は、データ容量の上限が異なる点に注意しましょう。
テザリングや留守番電話についても、無料で利用できます。
楽天モバイルのメリットデメリット
楽天モバイルのメリットデメリットについては、以下を参考にしてください。
- Rakuten Link Officeの利用で国内通話かけ放題
- 5G通信に対応
- 速度制限時は200kbpsが上限
楽天モバイルの法人プランには、個人プランと同じようにかけ放題がありません。しかしRakuten Link Officeを使えば、国内通話がかけ放題になります。
5G通信にも対応しているため、高速通信を利用したい法人にもおすすめです。なお、提供エリアは個人プランと変わりません。
データ容量を使い切った際は速度制限にかかりますが、その際の速度は200kbpsが上限です。メッセージのやりとり程度しかできなくなるため、データ送受信が必要な場合は注意しましょう。
Y!mobile:2回線以上の契約がお得
法人プラン | 4GB :2,365円/月 20GB:4,015円/月 30GB:5,115円/月 |
通信速度 | 下り平均:57Mbps 上り平均:11Mbps |
おすすめ度 | ★★★★★ |
Y!mobileの法人プランは、2回線以上の契約がお得です。2回線以上契約すると全回線が770円安くなり、割引の期限はありません。
10分かけ放題に相当する割引額となるため、利用を検討している法人にもおすすめです。
また、シンプルM・Lで契約した場合は、速度制限時も1Mbpsで利用できます。そのため、万が一データ量を超過してしまった際も安心です。
実店舗の数も多いため、契約の相談もしやすい格安SIMです。
Y!mobileのメリットデメリット
Y!mobileのメリットデメリットとして、以下の内容を見ていきましょう。
- 5G利用に追加料金がかからない
- 速度が比較的安定している
- 基本料金は少し割高
Y!mobileは格安SIMの中でも速度が安定しており、5Gを利用するのに追加料金がかかりません。そのため、インターネットメインでの利用を考えている法人におすすめです。
対して、基本料金は少し割高になっています。法人契約を1回線のみでするケースはそこまで多くないですが、少しでも安く契約したいなら2回線以上で契約しましょう。
コスパよりも、通信品質を求める法人におすすめの格安SIMです。
NifMo:最低利用期間・解約金なし
法人プラン | 【音声通話機能付き】 1.1GB:1,474円/月 3GB:1,760円/月 7GB:2,530円/月 13GB:3,850円/月 30GB:4,730円/月 50GB:6,050円/月 |
通信速度 | 下り平均: 12.76Mbps 上り平均: 2.25Mbps Ping値: 56.0ms |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
NifMoは、最低利用期間が設けられていない格安SIMです。法人用携帯が不要になるタイミングはそれぞれなので、いつでも解約できるのはメリットといえます。
契約できるGB数は幅広く、低容量~大容量のいずれにも対応可能です。
社員一人ひとりや部署に合ったプランで契約し、法人用携帯にかかるコストの削減を目指しましょう。
契約内容については、専用ページで一括管理できます。
NifMoのメリットデメリット
NifMoを利用するメリット・デメリットとして、以下の3つを紹介します。
- シェアプラン時はデータ繰り越し可能
- 大量導入時は初期設定サポートが使える
- 速度はあまり速くない
シェアプランを利用していても、データ容量を余らせてしまうケースは多いです。しかし、余ったデータ量を翌月に繰り越しできるため、無駄にしてしまうことはほぼありません。
また、30台以上の導入時は初期設定サポートを使えます。面倒なAPN設定やテプラ貼りなどをしてくれるため、時間の節約につながります。
料金も安めですが、そこまで速度は速くありません。連絡ツールとして導入する場合は、電話メインの際に活用できる格安SIMといえます。
UQ mobile:料金プランがわかりやすい
法人プラン | 4GB:2,365円/月 15GB:3,465円/月 20GB+10分通話:3,278円/月 |
通信速度 | 下り平均:71Mbps 上り平均:13Mbps |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
UQ mobileの法人プランは、個人向けプランと変わりません。そのため、分かりやすさが最大の魅力です。
シンプルな料金プランなので、一人ひとりに合ったプランを選びやすいです。
実店舗も多く、通信も比較的安定しています。総合的に使いやすい格安SIMを探しているなら、UQ mobileを検討してみてください。
他社にあるような、シェアプランが提供されていない点には注意しましょう。
UQ mobileのメリットデメリット
UQ mobileのメリットデメリットとして、以下の項目を見ていきましょう。
- 節約モードが利用可能
- 制限時の速度は最大1Mbps
- 法人向けの割引・プランはない
UQ mobileは、データ容量を消費しない節約モードを利用可能です。速度上限は300kbpsに制限されますが、メッセージをする・音声通話をする程度であれば困りません。
また、トクトクプラン・コミコミプランの場合は、データ容量を使い切っても1Mbpsで通信できます。ビデオ通話はもちろん、軽めのデータなら送受信も可能です。
逆にいうと、法人向けの割引や専用プランがない点はデメリットといえます。特にシェアプランがないため、コスパはさほど高くありません。
イオンモバイル:シェアプランがお得
法人プラン | 【音声通話機能付き(一部抜粋)】 0.5GB:803円/月 1GB:858円/月 2GB:968円/月 3GB:1,078円/月 4GB:1,188円/月 5GB:1,298円/月 6GB:1,408円/月 7GB:1,518円/月 8GB:1,628円/月 9GB:1,738円/月 10GB:1,848円/月 50GB:3,608円/月 100GB:6,358円/月 200GB:11,858円/月 ※その他の料金については公式サイトをご確認ください。 |
通信速度 | 下り平均:58.14Mbps 上り平均:11.81Mbps Ping値:63.04ms |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
イオンモバイルは、シェアプランを利用するとお得に法人契約できる格安SIMです。最大5回線までシェアでき、契約台数が増えるほど利用量が安くなる仕組みです。
法人専用のIoTプランも提供されているため、事業のIoT化を進めたいと考えている法人にもおすすめできます。
その他、個人プラン同様の音声プラン・データプランも利用可能です。総合的に見て、プランの選択肢が多い格安SIMといえます。
全国のイオンに店舗を構えているため、契約の相談もしやすいです。
イオンモバイルのメリットデメリット
イオンモバイルのメリット・デメリットとして、以下の内容を見ていきましょう。
- 最低利用期間なし
- 解約金不要
- 速度はあまり速くない
イオンモバイルは最低利用期間・解約金のどちらも設定されていません。そのため、いつでも解約できるのが魅力です。
一度利用してみて万が一合わなかった際、無理に契約を継続する必要がありません。
速度についてはあまり速くなく、実測値で見ても数値は低めです。そのため、通信環境を優先する場合は注意してください。
LIBMO:安定したサービスインフラが特徴
法人プラン | 【データ専用】 ライトプラン:528円/月 3GB:858円/月 8GB:1,320円/月 20GB:1,991円/月 30GB:2,728円/月 |
通信速度 | 下り平均:19.4Mbps 上り平均:10.52Mbps Ping値:59.15ms |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
LIBMOは、TOKAIコミュニケーションズが保有する自社のITインフラで運営する格安SIMです。インターネット回線や拠点間通信回線、データセンターなどが安定するため、利用していて不便さを感じません。
利用用途に合わせた料金プランで契約できるのも、LIBMOの特徴です。低容量プラン・大容量プランなど、うまく使い分けましょう。
法人帯域使用料を支払えば、コンシューマ向けのサービスよりも優先された帯域幅を使ったサービスの利用も可能です。
法人帯域使用料については、550円で提供されています。
LIBMOのメリットデメリット
LIBMOのメリット・デメリットについて、以下の内容を見ていきましょう。
- SIMカードの無料レンタルを実施
- 多数の導入事例あり
- 開通までは時間がかかる
LIBMOではSIMカードの無料レンタルを実施しています。そのため、事前にエリアや速度を確認可能です。
実際の使い勝手を確認してから契約できるのは、LIBMOの強みといえます。また、多数の導入事例がある点も安心です。
ただし、開通までは時間がかかります。書類の送付が必要になるため、開通までは2週間前後かかることを覚えておきましょう。
日本通信:かけ放題が利用可能
法人プラン | 【音声通話機能付き】 1GB:290円/月 10GB:1,390円/月 30GB:2,178円/月 |
通信速度 | 下り平均: 50.65Mbps 上り平均: 10.14Mbps Ping値: 59.32ms |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
日本通信は、かけ放題に特化したSIMを提供しているのが特徴です。3GBまでデータ量も使えるため、データの送受信が必要ない場合はお得に利用できます。
その他無料通話が付いているプランも提供されているため、通話用に法人契約を考えている場合にもおすすめです。
その他データ専用SIMも提供されています。通話もしくはデータのどちらかに特化した利用方法を考えているなら、日本通信の契約を検討してみてください。
料金も安く、コスパも高めです。
日本通信のメリットデメリット
日本通信のメリット・デメリットについては、以下の内容を参考にしてください。
- 料金は格安SIMの中でも最安級
- 使い方にあったSIMを選べる
- 速度の評判はあまり良くない
日本通信は格安SIMの中でも最安級の料金を提供しており、通信費を節約できます。また、使い方に合ったSIMを選べるため、余計な費用も掛かりません。
特に契約台数が多いと、数百円の差額でもコスト増加につながります。少しでも安く法人携帯を契約したいなら、日本通信を選びましょう。
ただし、速度に関する評判はよくありません。快適な通信環境を整えたい場合は、契約を見送りましょう。
BIC SIM:50GBを10回線でシェア可能
法人プラン | 【音声通話機能付き】 3GB:1,760円/月 4GB:2,090円/月 5GB:2,420円/月 6GB:2,750円/月 10GB:3,596円/月 15GB:4,400円/月 20GB:5,170円/月 30GB:7,260円/月 50GB:10,670円/月 |
通信速度 | 下り平均: 37.13Mbps 上り平均: 11.44Mbps Ping値: 53.86ms |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
BIC SIMは、シェアプランがお得な格安SIMです。50GBを10回線でシェアできるため、1台あたり1,300円程度で契約できます。
その他にも、100GBのシェアプランを提供しているのも特徴です。50GB・100GBともに30回線までシェアできるため、社員が多くても問題ありません。
なお、シェアプランはデータ専用SIMのみ提供されています。音声通話が必要な場合は、定額プランライトで契約しましょう。
ビックカメラのプライベートブランドのサービスなので、安心して利用できるのも特徴です。
BIC SIMのメリットデメリット
BIC SIMのメリットデメリットについて、以下の内容を見ていきましょう。
- データ専用・データ+SMS・音声通話付きSIMから契約を選べる
- 最低利用期間が設けられている
SIMの種類も豊富なため、社員一人ひとりに合った契約を進めましょう。
なお、BIC SIMは最低利用期間が設けられています。データプラン・データ+SMSプランは1か月、データ+音声通話プランは1年間の契約が必要です。
解約手数料は、残りの月数×770円です。
格安SIMの法人契約に関するよくある質問は?
格安SIMの法人契約に関するよくある質問として、以下の4つがあげられます。
携帯の法人契約と個人契約の違いは何ですか?
携帯の法人契約と個人契約の大きな違いは、提供されているプランです。法人契約は法人専用のプランで契約することがほとんどで、個人契約よりもコストを抑えられる可能性があります。
また、プランのほかに名義や必要書類・提供されているサービスが異なる場合がほとんどです。各社どのような違いがあるかは、契約する前に確認しておきましょう。
携帯電話を法人契約するメリットは?
携帯電話を法人契約するメリットは、以下の点があげられます。
- 通信費のコストダウンを図れる
- 利用状況を一元管理しやすくなる
- セキュリティ対策がしやすくなる
上記は法人契約ならではのメリットとなるため、契約先を選ぶ際の判断に役立ててください。
携帯電話を法人契約するデメリットは?
携帯電話を法人契約するデメリットとして、以下の内容があげられます。
- 個人契約より初期費用がかかる
- 手続きの際の手間・必要書類が多い
- 社員から不満が上がる可能性がある
法人契約は個人契約と比べると、初期費用が高いです。また、必要書類を用意する手間や時間がかかります。
その他、会社管理のスマホを持つことに不満を抱く社員もいるため、導入は慎重に進めましょう。
法人携帯の違約金はいくらですか?
結論、法人携帯の違約金は契約先によって異なります。そもそもかからない場合もあれば、数万円単位の違約金がかかる場合もあるため注意しましょう。
違約金が気になるなら、契約期間の縛りがない格安SIMを選ぶのがおすすめです。
契約期間の縛りがなければ、違約金も発生しません。
まとめ:格安SIMの法人契約は選び方に注意-比較したうえで検討してみよう-
今回は法人契約できる格安SIMについて解説しました。法人契約を検討している場合は、選び方に注意しましょう。
料金を重視するのか、サービス内容を重視するのかは法人ごとに異なります。提供しているサービスも変わるため、しっかり比較・検討するのが大切です。
自社に合った法人携帯を導入できれば、業務の効率化も期待できます。
この記事で紹介した内容をもとに、ぜひ自社に合った格安SIMを見つけてください。
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